9.25 対話的な学び、深い学びとは

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現在の学校の授業は、主体的、対話的で深い学びのある授業改善が求められています。
今日はその中の「対話的な学び」、「深い学び」に焦点を当てて紹介します。

「対話」というと、「隣の人や小グループで話すこと」と捉えられがちですが、それは形式的なことで、それだけでは対話的な学びのある授業とは言えません。
対話の対象は「人」ではなく、「思考」です。友達や先人などの他者の思考、また、過去の自分自身の思考と比較検討しながら、自分の思考を強めたり、広げたりすることが必要です。

算数少人数の公開授業では、対話的な学び、深い学びを充実させるためのヒントがたくさんありました。

【写真1】文だけで分かりづらい時は…
「テレビ塔、百貨店、学校、どれが大きいのかな」
「どのくらい大きさが違うか分かりづらい」
「あっ、図にすると分かりやすいね」
図にすることの有効性を学びます。

【写真2】式の意味、分かる?
答えの見通しがもてた児童に全てを発表させるのではなく、式のみを発表してもらいました。そして先生は、「この式の意味が分かる人はいますか」と言ったのです。
子どもたちは、式と文章を関連づけて考えます。「式とは、算数語」なのです。算数語を日本語にするのです。考えながら、自然と友達の思考(式)と自分の思考(説明しようとする言葉)を関連づけているのです。
また、このように、式と言葉、式と図を関連づけることは、論理的、統合的に考える姿そのものです。これが算数科における深い学びです。

【写真3】対話的で深い学びとなるように、子どもたち個々の思考に助言をしながら授業を進めています。

主体的な学びについては、また改めてお伝えしたいと思います。

9.21 1 叙述を根拠に 2 思考を促す

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【写真1】叙述を根拠とする(5年)
物語文を読んだ際の感想や考察には、算数のような「正解」はありません。しかし、当然どんな答えでもよいわけではありません。「納得解」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「なるほど。そういう考えもあるね」と相手に思わせる解答のことです。
この「納得解」のために大切なのが「根拠」です。「どうしてそう思ったの」と聞かれた時、「なぜなら、〇〇と書いてあるからです」と答えられることが大切です。
5年生の授業では、発表した考えを書いた根拠を上下に並べて確認する工夫がありました。

【写真2.3】思考を促す(5年)
写真2は「ハンドサイン」の図です。友達の発言を受けて、同じ(似ている)考えならパー、付け足しがある時はチョキ、違う考えの時はグーの形を作って挙手をします。グーチョキパーをつくるためには、友達の発表を聞いている必要があります。
ハンドサインは、子どもたちが自分の考えと友達の考えを比べて思考するための手立てです。
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