「生徒、保護者の皆さんへ」 第3学年 尾池真人

 今日は4月30日です。
 4月30日はどんな日か、ちょっと気になったので考えてみました。
 1年前の今日はどんな日だったか覚えていますか? それは「平成」最後の日でした。10連休があり、ちょっとうれしかったことを覚えています。元号が「平成」から「令和」に替わり、とてもわくわくした気持ちがありました。したがって、今日で「令和」がまる1年経ったということになります。
 そこで、この1年間を振り返ってみました。
 残念なことでは、京都アニメーションの放火事件や東日本で台風や大雨の被害が相次いだことがありました。でも、明るい話題もいくつもありました。リチウムイオン電池を開発した吉野彰氏がノーベル科学賞を受賞したり、スポーツ界ではゴルフの渋野日向子さんが全英女子オープンで優勝し、テニスでは大坂なおみさんが全豪オープンで優勝したりと海外での日本人の活躍が多くありました。
 その中でも、私が特に強く印象に残っていることは、「ラグビーW杯」が日本で開催されたことです。9月下旬から始まった大会では日本の快進撃が続き、準々決勝で敗れたものの史上初のベスト8入りを果たし、「にわか」という言葉も出てくるほど日本人全体が熱く盛り上がったのは本当にすごいことだと思いました。なぜ、あんなにも人を引き付けたのかということを考えると、全員が共通の目的に向けて、自分のやるべきことをただひたすらにやり続け、全員で協力して突き進む姿が美しかったからだと思います。私も大会期間の1か月半は毎日早く試合が見たくてたまらなかったことを思い出します。そして「ONE TEAM」という言葉が流行語大賞に選ばれるほど、その後も日本全体に大きな影響を与えていたと思います。
 みなさんは、ここまで約2か月たくさんの我慢や努力をしてきました。そして、まもなく学校での活動が再開されることと思います。学校再開後、自分は何ができるかをしっかり考え、学級で、学年で、学校全体で力を合わせて3年生を中心とした「ONE TEAM 第七中」となって、これからの学校生活を乗り切っていきましょう。
 保護者のみなさんの応援も欠かせません。一緒に頑張りましょう。
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