2学期を振り返る(持久走への取り組み)

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冬の季節になると、どこの学校でも持久走やなわ跳びの取り組みを行います。
 恩一小でも、11月末、文化的行事(今年は音楽会でした)が終わった頃から毎年持久走の取り組みをしています。
 保護者の皆さんの中にも、苦い思い出が残っている方もいるでしょう。
 児童の中でも「苦しいばっかりでいやだ。」と言う声が聞こえてきそうです。

 そんな中で毎年行われる持久走。
 小学校では体力を高めることを目標に取り組まれています。
 体育科の中の「体つくり運動」(前回の学習指導要領で1〜4年までは、基本の運動の中に含まれていました。)として行われています。
 体力には、運動をし続ける力がもちろん含まれていますが、やる気や、新しいことに挑戦しようとする「気力」も、広い意味で含まれています。
 「いやだなあ」と思っても、それに挑戦し、そして乗り越える。「そうか自分には、(困難を)乗り越える力があるんだ!」と、気付くことで、また次の目標(困難)に立ち向かっていける。
 そんな、児童の自己肯定感を少しでも高められたらと考えています。
 そのための励ましや、支援をしています。 それは、持久走の取り組みでも同じです。(写真は中学年の教室にあった、持久走に関する掲示です。)

 4年生の教室に、詩が掲示されていました。
 持久走学年トップクラスのA君と、あまり得意とはしないでも頑張って取り組もうとしているB君の詩が 並んで掲示してありました。
 くしくも題は二人とも「持久走」
 
 A君 「持久走」
持久走をしたぼく / 持久走を楽しみにしていたぼく / 持久走でドキドキするぼく /
持久走でタイムが4分8秒だったぼく / 持久走でつかれたぼく /
みんなが走りきった持久走 / みんなががんばった持久走 / みんなが次の目標を立てる / みんな目標達成できるかな

 B君「持久走」
持久走の練習をした / 最後まで歩かずに走るぞ / 走っていると / くるしくなった / でもがんばって走った / ゴールした / うれしかった

 学校で行われる一つ一つのことが、児童達を(少しずつではありますが)確実に成長させています。
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