11月10日に、リオパラリンピック日本代表選手の松永選手と佐藤選手の体験交流会を実施しました。一学期にも本校にお越しいただき、5年生は応援の寄せ書きをお送りするという交流を積み重ねてきたこともあり、子供たちはこの日をとても楽しみにしていました。両選手が登場すると会場は一気にヒートアップ！本物の銀メダルを見ては歓喜し、メダリスト本人のレーサー姿を見ては興奮するなど、忘れられない貴重な機会となりました。

　講演「夢は叶う」では、陸上選手団の主将を務めた松永選手から、夢を持つこと、その思いを言葉にする大切さについて熱く語っていただきました。体験コーナーでは、銀メダルを獲得した佐藤選手からレーサー車椅子の操作や競技について、丁寧に教えていただきました。交流を通して子供たちは、両選手からさまざまなことを感じたことでしょう。その感じたこと（種）を大事に育てていってほしいものです。

　10月29日の道徳授業地区公開講座において、アトランタオリンピックバスケット女子日本代表、原田裕花さんにお越しいただきました。

　教員・保護者代表とのトークショーでは、「あいさつすることの大切さ」「目標や夢をもつことの大切さ」を、また児童の質問タイムでは、「どのくらい練習したのですか？」「自分を好きになれる瞬間はどんなときですか？」等の質問にさわやかに確信をもって答えてくださり、子供たちも「すごいなあ。」と聞き入っていました。

　バスケット実技体験では、1年から6年までの代表児童が原田さんの指導のもと、ドリブルやパス、シュートに挑戦。アドバイスを受けてどんどん集中する様子に保護者の方からも「上手だね」との声が聞かれました。

　保護者との懇談会では、向上心を持てない子供への対応について「好きなこと、楽しいことには自然と反応するのが子供。いろいろな経験をさせ、子供の変化をキャッチできるアンテナをもって成長やがんばりを見てあげたいですね。そういう姿勢が子供にも伝わるのではないでしょうか？」とのお考えを伺いました。

　今後もさらに学校・家庭・地域と連携しながら、子供たち一人一人の良さや強みをしっかりキャッチし、励ましていけるよう全力で取り組んでまいります。

インターネット、SNS、ゲームに関するトラブルを防ぎ、正しく使うために高学年と保護者の方向けに「ファミリeルール」講演会を行いました。子供達はスタッフの方の質問に答えたりスライドを見ながら、自分のこととして真剣に聞き入っていました。またなぜ危険なのかを理由を考えて答えることが出来ていました。ルールを守ってインターネットを使う大切さを知る機会となりました。

　春休みも終わり満開の桜の下、始業式が行われました。子どもたちは少し緊張した様子でしたが、新たな気持ちで新学期をスタートできました。今年度もよろしくお願いします。