3月3日(月)―立志式―中学部1年生の生徒はこれから大人へと成長していく段階において、精神的にも身体的にも大きな変化を迎える時期であるとともに、社会的にも問われることになります。そのことを自覚してもらいたいため、立志式が行われました。 安政の時代に、武士であり蘭学者であった橋本左内は15歳の時に「啓発録」という5ヶ条の覚え書きを残しています。 その中に、〔立志〕という1ヶ条があります。左内はこの中で「志を立てよ。人生の目標を立てよ。」と自分に言い聞かせています。 また、「啓発録」の中で、 ○ 稚心を去れ(甘え心やわがままから抜け出せ) ○ やる気を起こせ(怠け心を吹き飛ばせ) ○ 勉学に努めよ(学問だけでなく、正しい生き方を学べ) ○ よき友を選べ(互いに励まし合い、いさめ合う友を選べ) という言葉があります。 中学部1年生のみなさんと同じ年頃で決意を固めた橋本左内に習い、自分を見つめしっかりとした志を立てていってくださいね。 |
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