下柚木小の窓から【6月23日】

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またまたカブトムシの話ですみません。今日はとてもうれしいことがありました。先日まで10匹(オス9匹メス1匹)が羽化したことをお知らせしてきました。おととい、昨日と夜にサナギのケースに昆虫ゼリーをいくつか置いてみたところ、翌朝それを食べた後がありました。これはすでに羽化した成虫が何匹かいて、朝方潜ってしまっているなとわかりました。成虫がサナギを傷つけてしまってはいけませんので、ここらですべて掘り起こすことを決めました。もちろんまだサナギの状態でいる可能性もありますので、人工蛹室も準備しておきました。そおっと土を除いていくと、ケースの下の方から成虫が次々に出てきます。それもすべてメス。2つのケースから9匹のメスが元気よく出てきました。写真は出できたメスですが、写真を撮る前にすぐに潜ろうとするので土まみれの姿になってしまいますが、とにかく元気です。結果19匹が羽化しました。オス9匹メス10匹です。去年の夏に子供たちが見つけた19個の卵が、ひとつも途中で命を落とすことなく、幼虫、サナギ、そして成虫となりました。幼虫の時に土を替えるたびに数えていましたので間違いありません。うれしいなあと思います。今日からは3つのケースに均等に分けて快適に(?)暮らしてもらってます。カブトムシの成虫は秋になれば例外なくみんな亡くなります。クワガタのように冬を越すことはありません。わずかな期間を懸命に生きている小さな命があること、その命は自然界の中で毎年受け継がれ続いていくこと、自他のかけがえのない命を大切にしていきたいことを、子供たちに伝えていければと思います。
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