下柚木小の窓から【12月25日その6】

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[終業式 校長講話(放送)]みなさんおはようございます。今日で2学期は終わりです。みなさんにとってこの2学期はどうでしたか。今振り返ってみて、一人一人に「私はこのことをがんばったなあ」と思えることがあるのではないでしょうか。同時に、「これはもっとがんばりたかったなあ」と振り返ることもあるはずです。先生方はそうしたみなさん一人一人の頑張ってきた様子を見て、通知表「のびゆく子」をつくりました。校長先生も副校長先生も下柚木小学校みなさんの「のびゆく子」を全員分読ませていただきました。とても丁寧に分かりやすく書いてくれています。ぜひおうちの方と一緒に見ながらお話してください。そして3学期は「こんなことを頑張ろう」という目標を立ててください。勉強のこと、自分の生活の仕方のこと、ひとつでなくていいです。
そしてその中に、友達との過ごし方・接し方についても目標があると、とてもいいなと思います。2学期には「ふれあい月間」もありました。さてみなさんクラスの友達にやさしくできましたか?きまった人とだけではなく、みんなと仲良く過ごせましたか?いじわるはしませんでしたか?人のものを隠したりしませんでしたか?ぶったりけったり暴力したことはありませんでしたか?暴力をすることは一番いけないことです。知っていますよね。体が傷ついてしまうこともあります。これは子供も大人も同じです。誰がしてもいけないことです。もしみなさんが暴力を受けて困っていることがあったらすぐに周りの先生に言ってください。校長先生でもいいですよ。暴力だけではありません。言葉で人の嫌がることを言うのも暴力と同じくらいいけないことです。心が傷つくからです。人をいじめてもいいことは一つもありません。あらためて言わなくても知っていますよね。人の体を傷つけることも、心を傷つけることも絶対にしてはいけません。校長先生は1年生から6年生まで、どのクラスにも何回も何回も行って授業の様子を見ています。みんなの頑張る様子をずっと見てきました。どのクラスもみんな協力し合って、助け合って学習していました。さすが下柚木の子と思います。ですから先生たちが見ていないところでも同じように、いつも心優しい下柚木小学校の子でいてくださいね。約束ですよ。
最後に体を大事にしてくださいというお話をします。今年は何回もこのお話をしています。冬休みを前にして、またお話しします。新型コロナウイルスには引き続き注意を続けていかなくてはなりません。いつもの冬休み以上に自分の体を大切にしてください。よく手洗いをすることはもちろんのこと、よく食べること、よく寝ること、そして規則正しい生活を送ることです。「学校が休みだから夜中までずっとゲームをしよう」はだめですよ。不規則な生活は必ず体の力を落とします。コロナウイルスだけではありません。冬はいろいろなウイルスが活発になります。体力が落ちてウイルスに負けてしまうことがないようにできる限り気を付けていきましょう。でもどんなに気を付けていても残念ながらウイルスにうつってしまうことがあります。誰もうつりたくはありませんが、もしかしたら自分があるいは自分の身近な人がうつってしまうかもしれません。前にも言いましたが、それはその人が悪いのではありません。東京都では毎日何百人もの人がうつっているのですから、特別なことではないのです。それより怖いのはうつってしまった人を差別したり、心無いことを言って傷つけたりすることです。よく知らないのに、噂を立てることもいけません。もう一度言います。やっぱり心を傷つけてはいけないのです。自分がうつってしまったら、しっかりと回復するように頑張る、身近にうつった人がいたら、その人が早く回復するように心から願う。そうした下柚木小学校の子たちでいてください。それから今、日本中でコロナウイルスと戦ってくれている医療従事者のみなさん(お医者さんや看護師さんや病院・保健所などにお勤めの方々のことです)に感謝をしながら過ごしましょう。1月8日また元気な姿で会いましょうね。お話を終わります。
 

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