下柚木小の窓から【8月27日その3】

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[始業式 校長講話(放送)]おはようございます。今日は2学期の最初の日、始業式です。みなさん夏休みはいかかでしたか。いつもの夏休みより少し短い夏休みでした。そしてとても暑い今年の夏休みでした。コロナウイルスや熱中症の予防のため、あまりお出かけできなかったかもしれませんね。でもお出かけだけが、夏の思い出ではありません。おうちで過ごしながら楽しかったこと、頑張ったこと、心に残ることが一つでもあったらとてもいいなと思います。校長先生は1学期の最後の日に、みなさんに一つだけお願いをしたことがありました。覚えていますか。「いのちを大切にして過ごしてください」とお願いしました。校長先生のところに大きな事故や大きな病気の連絡はありませんでした。みんな約束を守ってくれたのだなと思います。今日こうして無事に学校にみんなが来ていることが、校長先生だけでなく下柚木小学校のすべての先生たち、主事さんたちにとって一番うれしいことです。
 さて今日から2学期です。2学期は1年間で一番長い学期です。12月25日まであります。今はとても暑い日が続いていますが、だんだんと涼しくなって、落ち葉も落ちて、最後には寒くて吐く息が白くなるくらいの頃に2学期は終わります。長い分だけ学校で学ぶこともたくさんあります。1年生2年生は生活科見学があります。3年生から6年生までは社会科見学があります。みんなで行くお出かけは楽しみですね。5年生6年生は移動教室があります。移動教室でないと学べないことが必ずあります。1年生から6年生まで全学年が取り組む今年初めての全校行事、運動会もあります。コロナウイルスのことでいつもの運動会とは内容が違うところもありますが、一生懸命取り組みましょう。でも実は、校長先生が一番大切にしたいと思っていることは、特別ではない日々、何でもない普通の日々の毎時間の授業です。今年、1時間1時間の授業が本当に大事な時間なのだということを、先生たちは身に染みて感じています。4月から6月のはじめまで、みんなと授業がしたくてもできない日々があったからです。教えたいことがたくさんあるから、伝えたいことがたくさんあるから、この2学期も先生たちは一生懸命授業をします。授業ができなかった日々の分までみんなと一緒に頑張ります。いつもの年と同じように1年間の学習を、自信をもって終わらせることができるように、大事なこの2学期をみんなで過ごしていきましょう。
 もう一つ、コロナウイルスのことについてお話します。残念ながらコロナウイルスは夏休みが終わってもなかなか終わりにはならないようです。毎日テレビでも情報が流れていますね。大切なことは自分と自分以外のみんなの体を守ることと、心を守ることです。6月の放送朝会でもお話ししました。うつらないように、うつさないように気を付けることはもちろんのこと、人の心を傷つけることも絶対にないように気を付けていきましょう。誰もうつりたくてうつってしまう人はいません。もしかしたら自分があるいは自分の身近な人がうつってしまうかもしれません。それはびっくりするほど特別なことではなく、その人が悪いのでもありません。どこでうつってしまうか誰にも分かりませんから。怖いのはうつってしまった人やその身近にいる人を差別したり、心無いことを言って傷つけたりすることです。もちろんみんなで、うつらないようにしていきますが、もしそういうことがあっても慌てずに、その人の回復をみんなで願うようにしましょうね。下柚木小は差別やいじめを許しません。守ってくださいね。お話を終わります。
 

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