下柚木小の窓から【7月31日その2】

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[終業式 校長講話(放送)]みなさんおはようございます。今日は1学期の最後の日、終業式です。2年生から6年生のみなさん、今年の1学期は、これまでの1学期と全然違いましたね。始業式と入学式はできましたが、コロナウイルスへの感染防止のため、そのあとで約2か月にわたる休業期間がありました。1年生のみなさんははじめての学校、楽しみにしていたのに、しばらく通うことができませんでした。教科書を取りに来たり、家でする勉強の課題を取りに来たりする以外は、ずっと家で過ごす期間でした。学校でするはずの勉強を、家ですることは思ったより大変ではなかったですか。友達の意見を聞くこともできず、先生に質問することもできず、分からないことがあってもすぐには解決できず、一人で困ったことがいろいろとあったでしょう。でも課題の提出日に、持ってくるみなさんの頑張った勉強の成果を見て、下柚木小の先生たちはみんなとても嬉しく思っていました。同時に、早くみんなと教室や校庭で、授業がしたいと思っていました。授業を開始したのは6月1日から、普段通りの時間割に戻ったのは6月15日からでした。それから1か月半、みんなの頑張りとおうちの方々の協力もあり、今1学期の終わりの日を迎えることができました。今日は通知表「のびゆく子」を担任の先生から渡していただきます。校長先生は、担任の先生たちが書いてくれた下柚木小学校のみなさん214人分の通知表「のびゆく子」をすべて読みました。そこには先生たちがみなさんの頑張ったことや、これから頑張ってほしいことを丁寧に書いてくれています。校長先生は1枚1枚うなずきながら読みました。ぜひ、おうちの方々と一緒にしっかりとゆっくりと読んでくださいね。そして2学期もまた頑張ろうという気持ちになってくれたら、校長先生は嬉しいです。
 つぎに明日からの夏休みについてお話します。夏休みは明日から8月26日までです。いつもより少し短い夏休みです。担任の先生から夏休みに気を付けてほしいこと、夏休みの過ごし方のお話があると思います。校長先生からは、たった一つだけ、一つだけのお願いがあります。それは「いのちを大切にして過ごしてください」ということです。前に「下柚木小学校の命の大切さを考える日」としてお話をしましたね。覚えていますか。校長先生が小学校1年生の時のお話です。校長先生が1年生だった年の夏に、友達だった子のお兄さんが自転車の交通事故で亡くなってしまった、というお話でした。交通事故だけではなく、夏は特に川などでの水の事故もあります。強い日差しで熱中症になってしまうこともあります。悪い人についていってしまうことで怖い事件に巻き込まれることだってないとは言えません。学校がしばらくないことで、いつもと違う気分になってしまうのが夏休みです。思いもよらないことになってしまわないように、「いのちを大切にする」ことを忘れずに、落ち着いて規則正しく、楽しい夏休みを過ごしてくださいね。8月27日の2学期始業式に全員そろって元気に登校できるようにしてください。下柚木小学校は挨拶が上手な人がたくさんいます。8月27日の朝には、またみんなの元気な「おはようございます」を聞かせてください。これが校長先生とのたった一つの約束です。よろしくお願いいたします。お話を終わります。

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