児童会選挙3

立会演説会の後、投票が行われました。

 選挙ですから、当然、当選する人と、当選できなかった人が出てきます。
 せっかく勇気を振り絞って立候補したのに、当選できなかったというのはどうなのだろうか。
 また、クラスから代表者を立て選挙を行うからには、自分達のクラスから当選させたいと当然思います。そのため、担任の負担もかなりのものです。
 選挙管理委員会の運営や、立会演説会自体、2時間授業をカットして行っていて、授業時数確保の問題もあります。

 毎年、職員会議では、児童会選挙の実施方法や、実施すること自体に疑問の声が上がります。



 そんな中、4年2組の学級通信に、児童会選挙について次のように書かれていました。

(前略)(選挙の活動を)誰かがやってくれるだろう、と人任せにせず、一人一人が自分に与えられた仕事に責任をもち、自主的に動いたことは、大変立派です! 子供達の成長に感動しました。そしてその後も、今日まで練習を重ね、がんばってきました。選挙は結果がついてくるものですが、子供達が一生懸命応援したことは、クラスを一つにし、一人一人を成長させました。
 立候補者、推薦者の6名は、演説用の作文を書き、今週はそれを暗記する練習をしてきました。400字ほどを暗記するのですが、それだけでも大変なのに、皆の前で緊張の中、落ちついて話すことは本当に難しいことです。お互いに聞き合いながら、繰り返し練習に励みました。保護者の皆様には、作文を書く段階からアドバイスをいただき、誠にありがとうございました。
 今日子供達にも話しましたが、立候補すること自体が本当に立派なことです。素晴らしい勇気です。月曜日に結果は出ますが、どのような結果だとしても、今回の経験は全て自分の身になります。「よくがんばったね。」と誉めてあげてください。
 そして一人、選挙活動に参加できなかったけれど、陰で頑張った選挙管理委員。選挙のために、休み時間や放課後遅くまで残って仕事をしてくれました。
 皆がそれぞれの場所で全力を出し切り、今日は疲れきって帰ることと思いますので、週末はゆっくりお過ごしください。ご協力ありがとうございました。(2月4日付 4年2組学級通信「クローバー」より)

 行事で子供は成長する。まさにそれではないでしょうか。
 
 今までもお伝えしてきましたが、行事で子供が成長するのは、本人の努力と、それを支える担任の普段からの努力のおかげです。

 素敵な行事。 個人的な考えとしては、是非続けていきたいと思います。
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