4年 木版画 マークを彫ろう
初めての彫刻刀をつかった学習です。
手始めに、自分のマークを考えてベニヤ板に転写し、三角刀や丸刀で彫っていきます。 刃物の安全な使い方を十分に説明してから、一人ひとりの彫りかたを見てまわっていますが、なかなか上手に扱っています。 ローラーでインクを載せ、ばれんをあてて刷ったら、いよいよ、表面の自画像の準備をします。 鏡を見ながら鉛筆で描きますが…見て描くというのは学年があがるごとに指導が難しくなってくると感じています。 とくに人物画は繰り返し取り組みたいジャンルなのですが、「うまく描けない!」という過剰な自意識が「先生、描いて!」という連呼につながってきます。 かと思うと、黙々と描いている子もなかにはいるわけで、よく特徴をとらえていて、はっとさせられます。 描くためのハウツーではなくて、「よく見て描こう」という気持ちを大切にしたいのですが、どのようにしたらよいか…日々授業をしながら考えています。 |