12.18 総合的な学習の時間で問題解決能力を育む

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「福祉」をテーマに総合的な学習を進めている4年生が先週実施した出前授業は点字体験でした。
点字が視力の不自由な人の大切なコミュニケーション手段であることを知り、実際に点字で名前や簡単な言葉を表したり、読んでみたりする活動を行いました。

総合的な学習の時間として大切なのは、点字の仕組みを覚えることではありません。

みなみ野君田小学校では、以下の児童の姿を目指します。
⚪︎視力の不自由な方のコミュニケーション手段に関心をもって体験に臨んでいること
⚪︎意欲をもって体験に取り組んでいること
⚪︎学んだことや考えたことを書いたり、話したりして表現すること
⚪︎他の感覚に不自由がある方のコミュニケーション手段との共通点や相違点を考えること
⚪︎更に知りたいことを見つけること
⚪︎今後の自分の日常生活で心掛けることを見つけること
⚪︎友達の考えから自分の考えの視野を広げること
など

「学習を通して考えたことを書きましょう」の声かけでは、上記の振り返りはなかなか生まれません。教員は、「似ていたところや違ったところは?」「もっと知りたいと思ったことは?」「生活で心がけようと思ったことは?」などの働きかけを学年にあった提示の仕方で示しながら、子どもたちに多面的なものの見方、考え方が育まれることを目指しています。

総合的な学習の時間では、福祉、環境、郷土学習などを手段として、問題解決能力そのものを育むことを目的としています。子どもたちにどのような問題解決能力が身に付いたのか、来週お渡しいたします「のびる子」の所見でご確認ください。
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