校長講話　9月28日（月）　「ピンチはチャンス」

　２学期もスタートして６週間目に入ります。気付けば今年度も半分が過ぎようとしています。今週木曜日から10月になります。10月からは、令和2年度の後半戦です。6年生は6年生の半分が終了します。運動会の準備や練習も着々と進んでいます。

　先々週の金曜日と土曜日には、５年生と清水の移動教室へ行ってきました。５年生の中には初めて家族と離れて泊まる人もいて、ちょっと不安に思っている人もいたかも知れませんが、「今、できること」を行い、「まだ　できていないこと」を再確認できる、いい移動教室でした。

　さて、みなさんは、WITHコロナの新しい生活様式にもだんだん慣れてきたかと思います。でも、どんなことでも慣れてきた頃が、一番危ないのです。油断せずしっかり予防に心がけましょう。石鹸での手洗い。そして、３密を避ける。続けて行きましょう。

　そんなコロナと付き合わなければならない現在の状況は、誰もがピンチなんだと思います。でも、この時期だからこそ、思いやりの心や、生活の仕方を工夫する知恵を身に付けるチャンスだと思います。

メジャーリーグで活躍しているイチローさん　皆さん知っていますか？　〇〇黄帝液なんて栄養ドリンクのＣＭや、やる気マックス〇〇なんてコマーシャルに川栄さんと出ている人です。
　このイチローさんの言葉に、
「壁と言うものは、出来る人にしかやって来ない。超える可能性のある人にしか与えられない。」と言うものがあるそうです。
　「ピンチはチャンスでしかなく、乗り切るべき壁も、乗り越えることが出来る人にしかやって来ない」と言っています。
　自分が頑張っていることで、乗り越えなければならない壁に、人はどうしてもぶち当たります。ピンチですよね。
　「この人なら出来る」と神様だか仏様だかが認めた人にしか、その壁はたちはだからないとイチローさんは言うのです。

　そして、その困難な壁を乗り越えた時、「〇〇さんだから出来た。」「〇〇君さすが！」となります。自分自身も「自分はやれば出来るんだ」と自信を付けることが出来、また次の難しい壁に挑戦することが出来ます。

　今のピンチ、このコロナの状況は好きなことが自由に出来ないし、チャレンジする場面も限られてしまっています。間違いなく今まで経験したこのとのないピンチの状況です。
　その中で何が出来るのか　「今　自分に出来ること」は何なのか、「今、自分がしなければならないこと」は何なのか。一人一人がよく考えて、ピンチをチャンスにして欲しいと思います。
　思いやりの気持ちをもったり、感謝の気持ちをもったり、健康について考えたり、今回のコロナ禍で様々なことが出来たと思います。これからも出来ると思います。

　ピンチをチャンスにして、前向きにこれからも生きていきましょう。
　今日は「ピンチはチャンス」と言う言葉についてお話ししました。

＜表彰に際して＞
　学校の中でも外でも頑張る人たち。素晴らしいです。
　チャレンジしましょう。一歩踏み出しましょう。頑張る人を応援します。