12.14 長なわ大会担任「当日はじめて200回を超えたんです」 子ども「記録は440回でした!やった〜」 目に見える表向きの目的は、学級ごとに定めた目標記録の達成です。しかし、記録更新を目指すことは、より大きな目的を果たすための手段です。 長なわの取組の本当の目的は、一人一人が気持ちに折り合いをつけられるようになることだと考えています。最大で41人が所属するクラスもありますので、子どもたちの長なわに対する熱量、得手不得手は相当に違います。練習ができるのは、8:00前、中休み、昼休み、放課後の時間ですが、これらの時間は、長なわ以外にもやりたいこと、やらなければならないことがあります。 自他の思いの違いに気付き、自分のことだけでなく、クラスメイト個々の思いや考えに心を寄せ合いながら、自分の心に折り合いをつけながら言動をコントロールできるようになること。これが高学年までに目指す姿だと思います。 12.13 人の役に立っていることを実感する今週月曜日から今日までの3日間、運動委員会が全校児童を運動遊びで楽しませることを企画して実践しました。 自分たちが準備した遊びを通してお客さんが笑顔になる様子を見た運動委員の子どもたちは、「やってよかった」との気持ちを抱いたことでしょう。 運動委員のみなさん、事前の準備から当日休み時間を費やした運営までありがとう!みなみ野君田小学校が、また一つよい学校になりました。 委員会活動、係活動、たてわり班活動、君田パラダイスなどの特別活動は、子どもたちが人の役に立つ喜びを味わうための大切な教育活動です。 12.12 先生、合ってますか?2枚の写真に共通している違和感にお気付きでしょうか。 ヒントは、授業者と学級の関係です。 答えは、「担任以外が授業をしている」です。 【写真1】学年内交換授業 5年2組の理科を3組の担任が行っています。 《メリット》 ⚪︎子どもにとって、話しやすい教員の選択肢が増える。 ⚪︎子どもにとって、受ける授業の質が上がる(教員が同じ授業を2枚のから3回行うため)。 ⚪︎教員の経験値や専門性による学級間の学びの質の差異が少なくなる。 ⚪︎担任とは違う目線から、子どもの新しいよさが発見でき、学年担任内での児童理解が深まる。 ⚪︎教員にとって、授業研究に費す時間が減少して、子どもと向き合う時間を多くもてる。 ⚪︎完全教科担任制の中学校に進学時の段差(中1ギャップ)が少なくなる。 ⚪︎子どもを深く理解する教員が増えることで、児童把握や評価の客観性が増す。 《デメリット▲とその捉え方→》 ▲担任との相性がピカイチの子にとっては、担任と過ごせる時間が減る。 →好きな先生をお隣さんにもお裾分け。学年が変われば、好きな先生が来てくれることもあります。 ▲時間割作成が煩雑 →職員室の工夫と努力でなんとかしましょう。 小中一貫校グループのみなみ野小学校では、高学年は教科担任制です。中学校進学時の条件を近付ける上でも、推進しなければならない実践だと捉えています。 【写真2】校長先生が授業 お休みした先生のクラスの授業は、可能であれば学年の教員が、難しい場合は他の教員が受け持ちます。 必要とあらば、写真のように校長先生が入るレアケースも… 先生たちも体調をくずすことがあります。そのような時には、教員同士も助け合いです。 令和の学校には、組織で児童指導にあたる力が求められています。 君田クイズの要素の少ない投稿となりました… 12.11 長なわ大会に向けて学芸会後、朝・中・昼休みの時間には、時に担任と一緒になって練習をしています。 低学年の子「100回こえたんだよ」 高学年の子「クラスの記録が伸びないんだですよ…」 休み時間後に廊下で会うと、練習の様子を教えてくれます。 練習をする中で決めたクラス目標を達成するために、先週、今週は練習にも一層熱が入っているようです。 忘れてならないのが、皆が好きや得意で参加しているクラブ活動や習い事ではないということです。子どもたちの中には、「引っかかったらどうしよう。みんなに申し訳ないな」という不安を抱えている子が必ずいます。また、思わぬミスは誰にもつきものです。そのような仲間に対して、どのようなアプローチ、声かけをするのか。教員が適切に助言をすることで、子どもたちが考え悩みながら、適切な声かけができるようになることではじめて、この取組でクラスの凝集性が高まるものと考えます。 長なわ大会は3学期にも計画されています。今回の大会後、「またやりたい。もっとやりたい。」と皆が思える取組になることを願っています。 12.8 自分の身を守る訓練実際の場面を想定して、予告なく火災報知器の緊急放送が鳴らされました。 緊急地震速報との聞き分けがつかなかったのか、机の下に潜る子もいました。火災報知器の音なので、結果的には机の下に潜る必要はありませんが、緊急放送を感じ取り、自分で判断して身を守ろうとしたその行動は素晴らしいことです。 火事の放送だと分かると、火元や煙から反対の方向にある屋外に避難を開始しました。 校庭にいた2年生、また、校庭の近くにいた6年生は、皆の避難が完了するまで5分ほど待つことになりましたが、教員の指示がいつでも聞けるように、静かに待っていてくれました。訓練を大切にするその姿が立派でした。 12.7 図書委員さんありがとう!図書委員会の5.6年生がおはなしスタジオのような読み聞かせを行ってくれました。 読み聞かせのための音読には抑揚があり、また、鈴の音による効果音も印象的でした。 担当教員に聞くと、この日のために何日も前から練習を重ねてきたとのことでした。 少し寒い体育館で、季節感たっぷりの情緒的な読み聞かせでした。 図書委員のみなさん、よりよい君田小学校のための活動ありがとうございました! 12.6 結果の分析と行動の変容が大切採点結果が返却されたら、子どもたち個々の個人内分析と、学年全体としての傾向の分析が大切です。 ⚪︎学年全体としての傾向の分析 正答率の低い問題ほど、教員の指導に改善の余地があると考えます。学力向上委員会で改善策を考え、今後の指導に生かしていきます。 ⚪︎子どもたち個々の個人内分析 誤答した問題の類似問題を学習用端末のドリルで行うことを推奨しています。学習用端末のドリルでは、下学年にさかのぼって復習ができます。 君田小学校では、放課後補習の時間が充実しています。 月曜、金曜の夕方は自習室が開かれ、地域の方と教員1名が見守り、分からなかったら質問にも答えてくれます。 自習と質問の形が不安な場合は、同じ月曜と金曜に、学年の先生や算数の先生に聞きながら復習をすることもできます。 はじめは先生の助言を受けて学習するでしょうが、学年が上がるにつれて、自分で課題を分析し、自分で学び方を選ぶ必要が出てくるのです。これが「主体的に学習に取り組む態度」の評価の一観点になっています。 学力調査や普段の単元末テストは、テスト結果が返却されたら後の分析と、その後の行動が大切なのです。 12.5 落ち葉のベッドを体感、秋探し!天然林を生かしてつくられた宇津貫公園に、2年生が秋探しに出かけました。 小高い山を登って木々の中に入ると、ふわっとした踏み心地が足元から伝わってきます。 長年の落ち葉が腐葉土になってつくられた地面はとってもやわらかく、雨上がりに水たまりができるような場所もなく、まるですべてを吸収するようです。 子どもたちは落ち葉をよけてどんぐりを探します。今日見つけた「秋」の材料は後日図工で使うとのことで、探すことにも自然と必要感が加り、みんな一生懸命です。 「どんぐりあったよ」 「こっちにもあったよ」 「そっちのどんぐりと大きさや形がちがうよ」 「木によってどんぐりがちがうみたい」 どんぐりそのもの以外の発見も体感的に学んでいきます。 子どもたちは、どんぐりの他にも後の図工作品をイメージしながら小枝や大小の落ち葉を拾い集めていました。 君田小学校では、学校内、机上だけでは学べない学習の充実を図ってまいります。 12.4 楽しかったサタデースクール【写真1.2】 ペットボトルでロケットをつくり、校庭で青空に向かって打ち上げました。空気圧により、それぞれ自分の手づくりロケットが20から30メートルほど飛びました。 楽しんだ上に、自然と理科的事象に関心も高まったことと思います。 【写真3】 小さなビンの中にブリザードフラワーや小さなアクセサリー、そしてオイルを入れて、かわいい置き物をつくらせてもらいました。自分で作った世界に一つだけの作品です。 この日は、農園直送朝採り野菜の販売もありました。新鮮な野菜の数々に、一緒に来た保護者の皆様も大喜びだったのではないでしょうか。参加した教員も購入していました。 サタデースクールでは、平日の学習ではできない体験や学びがたくさん経験できます。チラシをお見逃しなく、奮ってご参加ください。 12.1 織物の街八王子【写真1】 細く切り込みを入れた画用紙を糸に見立て、機織りの仕組みを理解しました。縦糸と横糸が折り重なると、美しく、そして頑丈になることがよくわかりました。 【写真2、3】 実物の機織り機で機織り体験をさせていただきました。足元のペダルで縦糸一本一本の間に上下交互に隙間をつくり、その隙間に横糸を通していきます。細い糸がきれいに織り重なり、頑丈な布地がみんなの手で織られていきました。 一週間ほど前に八王子市役所の見学に行った際に目にした八王子の機織り産業を、翌週に実際に体験する学習を計画したのは3年生担任です。織物組合の方への依頼は1学期から行っており、8月末には児童の下校後に説明会に参加をしていました。また、一人一人が作業に使った画用紙を同じ太さに切り分けて用意をしてくださったのはスクールサポートスタッフのHさんでした。 子どもたちの学習がより深化するよう工夫する教職員の活躍も見逃せません! 織物組合の皆様、機織り機の運搬も含め、ご来校、ご指導ありがとうございました。 11.30 おめでとう!児童表彰【写真1】はたらく消防写生会 3年生が春に行った東京消防庁主催の写生会で入賞、優秀賞を受賞した児童4名を紹介しました。東京消防庁のホームページには、選考の様子がアップされていました。 【写真2、3】七国地区青少年対策委員会標語コンクール 君田小学校ほぼ全員が応募した標語から厳選された5名の標語が受賞しました。受賞作品は短冊となり、校内等に掲示されます。 八王子市や東京都など公的な機関が主催、後援をする活動で表彰されることがありましたら、全校児童に紹介させてください。好きなこと、得意なことを伸ばして人の役に立つことを広く皆に価値づけをする機会とさせてください。 11.29 総合の目的は問題解決能力を高めること今年度の4年生は、おそらく皆にとって最も身近な福祉領域である「認知症」を新たに題材に取り入れました。 今週、「高齢者あんしんサポート由井」の方にご来校いただき、認知症について体験的な学習を行っていただきました。 「加齢に伴う心身諸機能の不自由さ」は、多かれ少なかれ家族や自分自身に訪れます。視力、聴力、筋力、関節機能が不自由になる体験を行ってみて、感想を共有しました。 子「体が重くて自由がなくなった」 子「聞こえづらいと不安になる」 子「声かけの仕方が分かった」 体験してみたからこその気づきがたくさんありました。 総合的な学習の時間は、福祉の知識を増やすことが直接的な目的ではありません。知ったことから何を考えるか、もっと知りたいことは何か、自分の生き方にどう生かすかなど、学び方を学ぶことが大切です。12月の盲導犬を利用する方の講話や点字の学習などと合わせて考察する力も高めてほしいと思います。みなみ野君田小学校の教員は、学習の目的と手段を混同せずに授業を構成する力を高めてまいります。 えんしんサポート由井の皆様、道具やボランティアさんの手配などありがとうございました。子どもたちにとって貴重な学びの機会となりました。 11.28 持久走タイム寒くなってくると、中休み、昼休みともに室内で過ごす子が増えてきまが、学齢期の子どもたちにとっては、日なたで体を動かすことは、食事や睡眠と並んでとても大切なことです。 今回の取組を通して、心拍数が上がると気分も上がること、仲間とともに体を動かすと気持ちが良いことを体感して、普段の運動習慣につなげてもらいたいと思っています。 11.27 地域清掃【写真1】みなみ野君田小学校は七国地区地域清掃のゴールの一つでした。みなみ野4丁目町会さんがたくさんのゴミを拾ってきてくれました。 【写真2】みなみ野地区地域清掃のゴールはみなみ野小中学校。本校校長も駅に集合して、君田小学校からの参加児童と一緒にゴミを集めて歩きました。 参加した子どもたち、立派ですね。おつかれさまでした。 11.24 3年生、本日市内巡り!3年生は、年間を通して、八王子市を題材にして社会の学習をします。(1年→学校・学区域、2年→学区域・学区域周辺、4年→東京都、5年→日本、6年→世界) 今日の3年生は、市役所→道の駅滝山→夕焼け小焼けふれあいの里→磯沼ミルクファームと見学していきます。 今日の様子は随時ホームページにアップしてまいります。 ★写真は見送る教職員に手を振る様子 写真写真写真写真写真 |