9.22 低学年から図工、音楽専科写真は、図工専科教員による2年生との学習の様子です。 【写真1】図工などこの活動が多い学習では、作業進度が異なります。そこで大切なのが、明瞭、簡潔な指示を視覚化することです。「光」って漢字は習った?などと確認しながらTODOリストを分かりやすく示しています。 【写真2】前の週にお休みしていた子など、困っているかも知れない子のそばに寄り添い、必要に応じて助言をしています。 【写真3】炭と光のコントラストが美しいです。この白の光にカラフルな色が加わります。完成が楽しみです! 音楽は、専門性の高い講師の先生に来ていただくことで、1年生から通年で専科教員による学習が進められています。 図工は、運動会ごろまでの上半期は2年生、その後下半期は1年生に専科教員授業が行われます。 9.21 1 叙述を根拠に 2 思考を促す物語文を読んだ際の感想や考察には、算数のような「正解」はありません。しかし、当然どんな答えでもよいわけではありません。「納得解」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「なるほど。そういう考えもあるね」と相手に思わせる解答のことです。 この「納得解」のために大切なのが「根拠」です。「どうしてそう思ったの」と聞かれた時、「なぜなら、〇〇と書いてあるからです」と答えられることが大切です。 5年生の授業では、発表した考えを書いた根拠を上下に並べて確認する工夫がありました。 【写真2.3】思考を促す(5年) 写真2は「ハンドサイン」の図です。友達の発言を受けて、同じ(似ている)考えならパー、付け足しがある時はチョキ、違う考えの時はグーの形を作って挙手をします。グーチョキパーをつくるためには、友達の発表を聞いている必要があります。 ハンドサインは、子どもたちが自分の考えと友達の考えを比べて思考するための手立てです。 9.20 教員の長所を活かし合う「オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、言葉そのまま、「仕事しながら訓練する」という意味です。みなみ野君田小学校では、このOJTをとても大切にしています。仕事上かかわりの深い教諭でペア(トリオ)を組み、経験の多い教員が即時的にその場や翌日のこと、そして少し先のことに「〇〇してみるといいよ」と助言をすることで、一人だと0.8の力をペアの1.3の力とかけ合わせて、1.04にまで高めようという感じです。 学校単位で見ると、とりわけ得意とする教科や分野をもつ教員がいます。この力を使わない手はないとのことで、君田小学校では、火曜日の夕方に拡大OJTの時間を設け、教員一人一人がもつ長所を他の教員に広めています。 【写真1.2.3】昨日の夕方は、理科の分野に造詣の深いH山教諭に、理科の指導と評価、また、理科室の教材教具について皆で教わりました。 H山「評価してよいのは指導したこと」 H山「各学年で身に付けさせたい力を明確に」 H山「観察しましょうはダメ。大きさ、色、形、数…観察の視点を伝えることが大事」 他の教員は、メモをとり、質問をしていました。今週の自分の授業にすぐに活かせる学びです。 君田小学校では、どのクラスにも「1」以上の効果を還元できるよう、20名の教員(校長、副校長含む)がもつ20通りの力をかけ合わせて教育活動を進めてまいります。 9.19 教職員一丸で子どもたちを守る本当に9月19日なのでしょうか… 【写真1】先週の金曜日、そして本日は、WBGT主任が出張のため留守でした。しかし、みなみ野君田小学校の教職員組織はWBGT主任が不在でも大丈夫!休み時間の直前になると、養護教諭、事務職員、用務員たちが主任の穴を埋めるようにWBGT値の計測に出て、校長へと報告に行きます。写真にはありませんが、校長も校庭に出て、日差しや風を直接感じて外遊びの可否を決断します。 校長「マスク外し、帽子をかぶり、こまめに水分補給できる人は外遊びオッケー」 【写真2】いざ休み時間となると、輪番で教員が校庭の安全把握に出ます。 ここで安全とは全く関係ありませんが、今年度初めての君田クイズ! 「写真2が撮られたのは、中休み?昼休み?どちらでしょうか?」 答えとその理由は、この投稿の最下部に! 【写真3】微笑ましい光景でしたので、本人たちの許可を得て取材に出ました。 副「空中逆上がり(正式名称:後方支持回転)できるのすごい!前からできるの?」 子「この週末に、七国小の校庭なの鉄棒でできるようになったんです!* 副「すごいね!逆上がりして、その技して、それらより簡単な降りる技をつなげたら、6年生の鉄棒でもA(よくできる)だよ!」 子「わたしも今できた!」 副「えっ、すごい!一度できたら、次は2回に1回ぐらいのペースでできるようになる時がくるよ!」 子「あっ、昼休み終わりだ」 運動会が終わったら、多くの学年で鉄棒の学習もするのでしょう。体をイメージ通りに動かして技のレパートリーを増やす楽しさ、いや、その前に、逆さ感覚、腕支持感覚、めまい感覚など、非日常の感覚をたくさん味わってほしいと思います。 タイトルと内容が一部不一致ですが、休み時間も教職員みんなで子どもたちの安全を見守っていきます。 答え→昼休み 理由→午後になると、校舎の方から日陰になるから。午前中は日陰はできないから。 写真9.15 1 自己有用感、2 熱中症対応、3 教師の手立て「自分は人の役に立っている」という自覚が、活力となり、生活を潤すと考えています。みなみ野君田小学校では、高学年の全員がいずれかの委員会に所属して、それぞれの委員会の内容の中で学校を明るく、よりよくする取組を行っています。 写真は集会委員会が企画した全校丸バツゲームです。みんなが笑顔で、楽しんでいる様子を見たメンバーが、「人の役に立つって楽しいな」と思えたことでしょう! 【写真2】WBGT値を気にする(熱中症対応) 子ども「今日は外で遊べますか?」 教員「どうかな。WBGT値を確認だね」 子ども「28.6だよ。」 教員「こまめに水分取ろうね。帽子をかぶろうね。」 教職員だけではなく、子どもたちも自分を守る知識を身に付けています。 【写真3】相手意識を高める工夫(5年国語) 今の小学校の学習では、意見をもった後、他者と共有を図り、自分の意見を見直すなど、「対話、議論」が一層重視されています。 5年1組の授業公開では、発表者への意識が高まるよう座席の工夫をしていました。この形で意見を出し合うことで、発表者に正対して聞くことができます。 9.14 2学期相互授業観察スタート!【写真1】系統生を意識した授業(高学年外国語) 小中連携に力を入れている本校では、中学校英語指導の実践をもつ外国語専門に授業を行う教員が、みなみ野小学校と同じ授業を行っています。 「話す、聞く」こと中心の中学年外国語活動と、中学校英語の接続を意識した授業展開を学ぶことができます。 【写真2】観察の観点を明確に(中学年理科) 理科の学習は3年生から始まります。中学年では観察技能をしっかり高め、高学年になるにつれて、正確な観察や実験結果の記録をもとに考察をする力を高めていきます。 皆に観察機会を十分にとるために、一人一セットずつ観察できるようにする工夫の大切さを学びました。 【写真3】ねらいを明確に!(中学年理科) 「どうしてそう予想したのか、これまでの学習や生活経験を根拠として考える力を高めましょう」 一時間ごと、単元ごと、教科ごとに、どのような力を子どもたちに身に付けさせる必要があるのかを明確にし、それを子どもたちにしっかりと意識をさせることは、どの授業でも大切なことです。 根拠となる経験等が少ないと捉えた教員は、その経験を授業内でできるよう展開を工夫しました。 ねらい、児童の実態を合わせて考える授業準備の大切さを学びました。 君田小学校では、教員一人ひとりの長所を学び合う体制構築を行っています、、 9.13 劇的!ビフォーアフ…ナレーション「学校エントランスにある植え込みです。長い間手付かずで雑草が生い茂っていました。そこで立ち上がったのがガーデンボランティアの皆様です。ガーデンさんが受け持つ花壇は他にもある中、メンバーが多いわけではないにもかかわらず、この場所の改造にも手をさしのべてくださることになりました。サタデースクールの日にご来校くださり、当日参加の子どもたち、保護者、地域の方たちと、数時間かけて草取りをしてくださったのです。」 【写真2】 ナレーション「するとどうでしょう。同じ場所とは思えないほど雑草がなくなりました。植木や新たに植えられた苗たちも元気が出ているように見えます。」 【写真なし】 ナレーション「翌月曜日、家主(学校管理者の校長)が校門をくぐりました。」 校長「わぁ、美しい!こんなにきれいになったのですから、今週末の学校公開では、多くの方がこの美しさに気付いてくれるでしょう。暑い中に作業してくださり、本当にありがたいです。」 副校長「ここまでやってくださる保護者、地域の方、なかなかいらっしゃらないですよね。」 ナレーション「この状態の維持管理をガーデンボランティアさんに丸投げすることは許されません。学校がリーダーシップをとって、地域と協働する方法を考えなければなりません。」 ガーデンボランティアの皆様、また、当時参加の児童や保護者の皆様、ありがとうございました。 ガーデンさんには、校内多くの場所の水やりをしてくださっており、負担がかかってしまっていると思っています。近々、学校でできそうなことを改めて一緒に考えさせてください。 9.12 保護者、地域の力!写真の中には、子どもたちと一緒に読み聞かせを聞いている教員の姿もあります。 この読み聞かせボランティアは、クラスあたり年間9回、全13クラス、延べ人数117名以上の方が読み聞かせ活動をしてくださっています。 君田小学校には、他にも図書、保健、ガーデン、旗振り、ベルマーク、漢字検定、運動会でボランティア活動を行ってくださっています。 ボランティアの活躍で生み出された時間を活用して、教員でしかできないこと(授業研究、児童理解、学校運営など)を行っております。 保護者、地域の皆様によるボランティア活動に感謝です。 9月12日(火)の給食・ごはん ・ほきのごまがらめ ・かきたまじる ・じゃこキャベツ ・果物(冷凍みかん) ・牛乳 〈八王子産の食材〉 たまご 9.9 学校公開 の開催【写真1】授業の様子 お子さん(子どもたち)、授業、施設の様子はいかがでしょうか。多くの大人が見ているので、子どもたちも教員もいつもより緊張しているかもしれませんね! 前回学校公開のアンケート回答を踏まえて、奥のクラスに行くための動線をつくってみました。 【写真2】夏休み作品展 子どもたちの工夫、発想のすごさをたくさん見ていただけたと思います。また、次年度の自由研究、自由工作の参考としていただけたらと思います。 【写真3】おはなしスタジオ 子どもたちにとっては、年に1.2回のイベントです。多くの子がこのおはなしスタジオを楽しみにしていることでしょう。 今年度着任の本校校長も、このおはなしスタジオのクオリティ、また、情操教育の価値の高さに驚くとともに大喜び!「多くの保護者の方にこの素晴らしさを体感してもらいたい」と、学校公開での上演を依頼して実施していただきました。 おはなしスタジオは、保護者や地域の方によるボランティアサークルです。君田小学校の子どもたちのために活動してくださり感謝です。 ご来校いただいた皆様には、Home&Schoolまたは紙面でのアンケートへのご回答をお願いしております。忌憚のないご意見、また、教職員の励みとなるお言葉をお待ちしています。 写真写真写真写真9.8 台風が【写真1】8:30以降再閲覧できるようになっている学校ホームページでは、暴風雨時の登下校についての情報を発信しています。今回のことを踏まえ、少し時間をずらして閲覧いただけると、通知に入れ切ることのできない情報を得ていただくことができます。 【写真2】今朝は大雨の中の登校対応ありがとうございました。多くの子が長靴とレインコート+傘のいで立ちで登校しました。それでも靴下やズボンがしっかりと濡れてしまった子も多くいましたが、着替えを用意してくださったことで、教室に行く前に着替えることができました。 大雨の時の着替え、とっても有効でした! 【写真3】午後1時頃の外の様子です。しとしとと雨は降り続いていますが、風の強さは感じません。このまま通常通り下校できそうです。可能な方は、お知らせしている下校時刻の頃に、お迎えや通学路の見守りをお願いいたします。 明日は学校公開です。風は明日の方が強い予報です。お子さんの登校、保護者の方のご来校、いずれもお気を付けください。 9.7 運動会に向けて…【写真1】運動会スローガン発表 1学期末、各クラスで「運動会といえば〇〇」の〇〇(キーワード)を考えました。このキーワードをもとに、代表委員会のみんなでがスローガンを決めてくれました。 そのスローガンが発表されました。 全力を出して一致団結できれば、勝っても負けても笑顔になれるでしょう! 【写真2】みんなで石拾い 演技や競技、徒競走をする場所の石をみんなで拾いました。これで、転んだ時の危険、踏む危険が大きく減りました。みんなが思い切り運動会に向けて練習することを祈ってます! 【写真3】保護者も応援! 保護者ボランティア(保健ボランティア)の方が、校内の壁面に装飾をしてくれています。ろう下に運動会の装飾が出現しました。お家の方も、みんなが思い切り運動会を楽しむことを応援しています! 暑さも少しずつ和らいできました。来週あたりから運動会練習がスタートしていくことと思います。 保護者の皆様、早寝早起き朝ごはん!お子さんの体調管理、健康観察をお願いいたします! 9.6 スモールステップで暑さに対応熱中症に警戒することに変わりはありませんが、来週以降に運動会練習がスタートすることを考えると、夏休みに涼しい室内で過ごすことが多かった体を暑さに順応させる大チャンスの日でした。 担当教諭「最近では、外で体を動かしやすい天気です。外に出て体を暑さに慣れさせましょう」 休み時間のはじめに、校内放送が入りました。 休み時間の校庭では、いつも学年内でガチンコのドッジボールをしている子の多い3年生と5年生が、この日は一緒に混ざって遊んでいました。5年生はバスケットボール熱も高まっているようで、分かれて遊ぶ関係で、3年生と思いがマッチしたのかもしれません。 このように、異学年で交流することや、臨機応変に状況を調整する力の高まりも、休み時間の価値です。 明日以降も、比較的暑くない日、また、雨の合間をねらい、運動会練習に向けて体を暑さに慣れさせてほしいと思います。 9.5 個に寄り添うとともに集団を伸ばす先週のはじめには、重要な教育課題である「合理的配慮」「インクルーシブ教育」について、学校心理士を講師に招いて校内研修を行いました。 個に寄り添う「合理的配慮」と、多様性を認め合いながら集団を伸ばす「インクルーシブ教育」を両立させていくことについて、方向性を示され、ともに考える時間となりました。 これら二つは車の両輪です。どちらかに大きく偏るとバランスを崩し、どちらかがなくなると、学級経営の結果としてはかけ算のように「0」となってしまいます。 写真3は、研修後の教員の感想です。よりよい学級経営ができるように、絶えず学び続け、資質能力を高めてまいります。 9.4 校庭で遊べない時は…これまで君田小学校では、外遊びができない時は主に学年棟で過ごすこととなっていました。しかし、雨なのであれば外で遊べないことにあきらめもついたのでしょうが、天気がいいのに体が動かせないとなると、なかなか気分転換ができない子もいたことでしょう… 「せめて体育館で遊べませんか」と職員室に質問に来る子の意見を先週に受け、教職員で安全に遊ぶための共通理解を行った上で、先週金曜日より、外で遊べない時は1学年ずつ体育館で遊べることといたしました。 体育館が使えた時には、久しぶりに友達と体を動かしてリフレッシュができたようです。 熱中症については、室内だから大丈夫と短絡的に考えることなく、教員もともに体育館に入り、WBGT値だけでなく、肌感覚も大切にしながら、安全最優先で対応してまいります。 ★写真3のように、校長室で過ごすこともできます。 |