夏休みブログ22 始業式1週間前職員室では、学年だよりの編集や新学期の授業研究を行う先生方もいます。 写真は八王子市小学校教育研究会音楽部のワークショップ。実技研修です。大塚先生が講師となり、音のアンサンブルの授業を研究熱心な先生方に伝えています。 夏休みブログ21 異常気象だった今年そういえば、梅雨らしい日が少なく、今年はプールの水が心地良すぎる夏でした。 ただ、日に日にセミは少なくなり、涼しい日が増えてきました。空模様は高積雲ことウロコ雲が目立つようになりました。まだまだ負けじと南を見れば沸き立つ入道雲。心なしか勢いも弱めです。 空にも風にも、秋の気配を感じます。 夏休みブログ20 校庭の支配者たちそんなカラスたちは監視されています。時折、カラスを数える調査があります。おそらく、カラス対策です。都市部における生息数を把握して鳥害を防ぐ取組をしているのでしょう。 夏休みブログ19 生き物観察最近は動植物の写真を撮ると種類を判定してくれる便利なアプリもありますが、アプリをインストールして判定しても、なかなか本物の特定には至らず、やはり百科事典や図鑑で調べる強みを感じます。特定できた時に満ち足りる知識欲が、そこに書かれた文章をさらに読ませます。 3枚目のキジバトは台風の中でこのような様子でした。何時間も風雨にさらされている様子を見ると、人の感じ方と動物の感じ方では違い、気持ちよさや清々しささえ感じてしまいます。 「雨に打たれてかわいそう。」という人間の一方的な気持ちよりも、羽毛が水を弾く姿に「だいじょぶ、ぼくたちには構わないで。」というしたたかささえ感じます。 夏休みブログ18 自由研究研究とあって、なかなかその通りにはうまくいかないところも面白い。どうしてうまくいかなかったのかを、おうち時間で探すのもいいですね。 写真はクエン酸と重曹を混ぜて、中に「水でスポンジに戻るお風呂トイ」のおもちゃを入れた手作り入浴剤です。これらは水に合わさると化学反応を起こして炭酸ガスが出ます。市販の炭酸系入用剤も同じような原理です。 30分乾かして固まっても、お風呂に入れると一瞬でトイが出てきてしまい、泡立っている間に何が出てくるのかワクワクするようなバスボール型入浴剤とは程遠い実験結果となりました。 「何がいけなかったのかな?」 「十分固まっていなかったかもね。」 夏休み作品展は、8月31日と9月1日に風のへやにて開催。保護者の方も、31日は午前9時から午後4時まで、1日は、午前9時から12時まで鑑賞できます。 夏休みブログ17 閉庁日明けています日直の先生のお仕事は、一日3回校内の異常が無いか点検して回ることや来客の応対などです。例えばエレベーターの点検、コンピューター機器の整備、トイレ掃除、教材の搬入、問い合わせへの対応、忘れ物への応対、時には転入生の連絡を受けることだってあります。常時のお仕事としては各教室の生き物にエサをあげることです。 ちょっとしたハプニングとしては、写真のようにカメが脱走しないようにしていても脱走してしまい袋に転がっていることや職員室から逃げたクワガタを廊下で見付けることもあります。そんな時でも冷静に対応。 過去体験した大きな長期休みのハプニングとしては、鳥が屋上階段にいたこと、ネコが一階に入り込んでいたこと、ある先生のペットである黄色いトカゲことヒョウモントカゲモドキの脱走、水槽の水漏れ、台風後に壁から水漏れで階段踊り場が水溜り、観察池の金魚が動物に食われる、プールに鳥が営巣、体育館にスズメバチの巣などがありました。 あと2週間後、8月29日月曜日が二学期の始業式です。 夏休みブログ16 図工で次に作るのは図工室を見るとアルミ缶で作ったティラノサウルス。おそらく図工専科の櫻又先生の教材研究でしょう。アルミ缶の表面の塗装が焼け剥がれているのは窯で焼いた金属を使っているからでしょうか。これはどの学年の題材なのか、今は分かりませんが、メタルを加工するのは扱いにくく、難しいことなので、おそらくは高学年の題材と予想します。 夏休みブログ15 戦後77年終戦の日今を生きる現代の若者にとって、日本で起きた戦争は薄れゆく記憶になってきています。昔ほどニュースで取り上げられなくなってきているのは、きっと原爆で被曝した人や戦争を体験した人が超高齢になってきており、年々語り継ぐ人が減少していることもあるでしょう。 しかし、ここにきて今年の2月。原爆保有国であるロシアによるウクライナ侵攻。誰もが分かるあってはならないこと。ロシアは日本にとっての隣国。この戦争は決して人ごとではないことを知ります。 今を生きる子供たちが、戦争に行かないように、戦争という手段で平和を求めないように、いざという時に「正しいことを正しく考えていく力」が求められています。我が国日本を守り、作っていくのが、今を生きる子供たちです。 近年、知覧特攻平和会館へ訪れました。 教師としても戦争の史実を知り、平和を考えられる自分、それを教える相手である子供たちの思考にしっかりと向き合うためです。前校長の高橋(高は「はしご」)先生が、「沖縄のひめゆり、鹿児島の知覧。特に知覧にある特攻平和会館はすごいよ。少年たちの儚い命が最後に飛び立っていった場所。子供たちに戦争と平和を考えさせて教えるなら一度必ず訪れてほしい。」と強く勧めていた知覧特攻平和会館。中の写真は撮影禁止でしたが、ここは限りある命をとことん考えさせられる凄まじい空間でした。 二学期の社会科の授業で太平洋戦争を学ぶ単元があります。取材したことはここで活用していきます。 夏休みブログ14 レアだよ、稲の花五年生の田んぼでは稲が花を咲かせていました。例年、夏休み中に花が咲くので、子供たちは直接観察しにくいところですが、今年の稲の成長はやや遅く、まだ数株程度しか花が咲いていません。夏休み後に観察できるはずです。 稲は風媒花です。花粉が風邪で運ばれて受粉します。しかしながらアサガオやムラサキツユクサと同じように自家受粉をします。花は開花寸前に花粉がめしべについて受粉。実になる稲もたわわに実るはずです。 子供たちがいない学校。校庭には雑草が生えてきて、カラスがよく遊びにきています。 夏休みブログ13 子供たちの夢、叶う周囲に電灯があったため天の川までは見られませんでしたが、5年生の時に天候不良でキャンドルファイアーになり星空観察が出来なかったことは、日光林間学校にて叶ったようです。 夏休みのお盆。台風が去った後、帰省先にいる子供たちの中では星空に興味をもって観察する子もいることでしょう。明かりが無い場所なら、この写真のように見えるかもしれません。 4年生の理科では星の見え方の学習をしています。子供の頃から七夕飾りで作っていた天の川。実際はイラストなどで見ていても本物はどんな川なのか、全く分かりませんでした。時が経ち大人になった時に初めて見て感動しました。英語でミルキーウェイとはよく言ったものです。モヤモヤした流れが小さな星やガスの集まりであり、時間を忘れて見入ってしまったことや天の川が見えない人にどこにあるのか教えたことを思い出します。 (写真はホームページの都合上、低画像になってしまいとても分かりづらいのですが、星空です。前のブログであるように、沖縄へ訪れた時の写真。※一眼レフカメラの露光時間2分で撮影してもらいました。真ん中に、もやっとミルキーウェイこと天の川が流れているのは判りますか?肉眼でも目を凝らせばよく見えます。) 夏休みブログ12 戦争にまつわるニュースいつしか子供たちとの授業の中で、本時の授業から脱線してしまい、「先生の子供の頃は、夏休みに登校日が設けられていて、とても暑い日にも関わらず戦争と平和のことを考える夏休みの登校日があったんだぞ。その日は、戦争を体験した先生からその当時の話を聞いたり、体育館に集まって登校した全校児童で戦争にまつわるアニメ映画を見たりしたものだよ。」「高学年の時、書写の先生の右手の指が三本しかなくて、空爆で失った指以外で書いた文字がとても上手だったんだよ。」など、話したことを思い出します。 先日、ニュースで被曝した方々が合唱する姿を見て大変感動しました。初めて見ました。懸命に歌う姿に生きる強さを感じました。 まもなく終戦記念日8月15日を迎えます。子供たちも戦争と平和について考えられるきっかけをもってほしい。少しでも、もち続けてほしい。 「先生」という仕事柄、私は仕事が無い時も、仕事のことを考えています。家族に呆れられるほど仕事のオンオフのスイッチが入りにくい。どうやら6年2組の澤崎先生もそのようです。旅先でも家でテレビを見ていてもマンガを読んでいても何か今後の教育に役立てられることはないかなアンテナが立っています。 5年前に沖縄へ訪れました。前校長の?橋先生に、ひめゆり平和記念資料館や各都道府県の慰霊碑があることを教えていただき、訪れました。「ひめゆりの資料館は、まるで空気がちがうところだよ。あそこには鎮魂というか、今でもそんな空気感が残ってある。ぜひ訪れてみてほしい。」 今年の6月、太平洋戦争末期の沖縄戦から77年の「慰霊の日」を迎えている沖縄。最後の激戦地となった糸満市の平和祈念公園をカートで巡っていても、平和記念資料にいても、47都道府県の慰霊碑の一つ一つに手を合わせても、戦争の惨さや愚かさ、繰り返さないための人間力を育てていくにはどうしていくのかを考えさせられました。 1枚目の写真は資料館入り口。中の写真は撮影禁止。 2枚目は沖縄の防空壕。夏、こんなに暑い沖縄でこのような暗く湿った狭いところで過ごしていたなんて、想像するだけでも辛さが分かります。東京でこんなにも暑いのだから。 3枚目の写真。写真を拡大してご覧ください。 夏休みブログ11 気になる台風8号の進路さて、5年生は理科の教科書(啓林館出版)の中で一学期中に台風について学んでいます。台風が西から東へ動くことやそれに伴って天気も変わること、予想できることなどを学習しています。(※数年前、太平洋沖で彷徨っていた台風が、通常の進路とは異なり東から西へ進路をとり、再び西から東へ進路をとり、中国地方を中心に多大なる被害を起こしたこともありました。) 5年生や6年生にとっては復習できる機会です。ICTだけではなく、自然現象からも学んでください。もちろん、外には出ず、お家の中から! (写真にある雲は南から北へ動いていました。) 関東地方には久々の雨です。各県で被害を及ぼす線状降水帯さえ、もっていってくれないかなぁ。台風こと地球のサーキュレーターよ! 夏休みブログ10 家庭菜園1枚目の写真はある先生の育てた野菜。スイカは猛暑で枯れ込んでしまい、スッカリ熟れていました。 2枚目はスイートバジルで作ったジェノベーゼパスタ。スイートバジルをふんだんに入れて、オリーブオイルをたくさん混ぜて、松の実、チーズ、アンチョビの代用で缶詰の牡蠣、刻みニンニクを入れてハンドミキサーでソースに!このレシピで作ると、、、なんと草の味しかしないパスタになりました。「スイートバジルの草パスタ」ジェノベーゼとは程遠い。何がいけなかったのでしょうか。料理は上手くいかないからこそおもしろい。 「6年生の宿題、おかずを一品作って家族に振る舞う」は終わりました、6年生の皆さん。先生も作ったぞ。こちらは不評だったから、次回頑張ります。みんなは成功してくれい! 夏休みブログ9 日光終から三週間経つ日光林間学校が終わって三週間が経ちます。子供たちから届く暑中見舞いの中で、日光林間学校では花火大会が1番の思い出と書いてある子がいました。3本の手持ち花火と2本の線香花火で15分ばかりの花火大会。写真のような仕掛け花火は会場の都合上できませんでしたが、みんなで共有した花火の光は、きっと家族や友達と花火をしても思い出す光景だと思われます。 夏休みブログ8 「夏はつとめて」と、枕草子に詠んだ清少納言。国語の教科書に掲載されていたのをみんなで音読したり暗記したりしました。 平安時代は電灯も無いので、夜の闇は一層に増して暗く、月明かりの明るさも、雨が降る夜の漆黒さも趣があったことでしょう。 早起きが得意な子供たちにとっては、夏休みの朝がよいのではないでしょうか。「夏はつとめて。」つまり、「夏は早朝がいい。」と、感じてしまうのは、早く起きるとなんだか1日を長く過ごせてしまう気持ちにもなります。 夏至を過ぎてもまだ日の出は5時前のこの頃。写真は午前4時44分、日の出前の朝焼けマジックアワーです。空色にサーモンピンク、鴇(とき)色、コッパーな(銅味がかる色)空が映えます。 25度近いひんやりとした朝は気持ちのよいものです。日中は35度を上回り、これは熱中症に注意! 子供たちは元気で過ごしているかなぁ。 夏休みブログ7 閉庁日ある先生は授業準備、ある先生は仕事の続き、ある先生は業者との打ち合わせです。そして、生き物のエサやりも。 5年生の稲は猛暑に負けず育っています。 6年2組のウーパールーパーは、ファン4台のVIP待遇で猛暑をしのいでいます。 今日も空がキレイな1日。空を映すると、なんだか撮影が上手くなったように錯覚します。 夏休みブログ6 自由研究でも見かけるあの実験日光林間学校で6年生が行った実験はピカピカどころではなく、反対に黒ずむものでした。 それはなぜか? 奥日光の湯元源泉は硫化水素が溶け込んだ弱酸性の硫黄泉です。例えば10円玉なら、中学校で学習する化学式で表すと、 Cu(銅)+S(硫黄)=CuS(硫化銅) になります。 10円玉の表面で化学反応を起こした何かが付着!詳しくは調べてみてください! 1枚目の写真にあるホテル山月、思い出すだけで最高でした!高温の源泉掛け流しだけに、水で冷まさなければ入れない温泉でしたが、泉質が柔らかく体も長い時間温まり湯冷めしにくい最高の温泉でした! 夏休みブログ5 プルタブノスタルジー日光林間学校の小田代原ハイキング途中、一緒に歩いていた児童の1人が森に無いものを見付けては拾っていました。プラスチックゴミ、キャンディやチョコレートの袋、ネックレスなどゴミ拾いをしながら歩いていました。 写真のようなジュースのプルタブも拾いました。 この形、見覚えありませんか? おそらく昭和のゴミです。私の子供時代、ジュースのプルタブはみんなコレでした。懐かしさを呼び起こします。何かのドラマかアニメ、マンガで結婚指輪の替わりにプレゼントしていたシーンを思い出します。 これもゴミです。よく見付けましたねぇ!感心、感心。 日本数学教育学会での発表!現役大学生、大学院生から全国の教員、そして大学で教える教授たちへ向けて学びを発信しました。 講評では、緑が丘小学校の発表がICTの活用のよさを出せている点(思考の順序が表われることやトライアンドエラーで前向きに検討できることなど)を評価していただきました。 例えば、小学生はまだ不器用な子も少なくなく、図形では線を描くことが苦手な子もいる中、ICTの活用によって、いろいろな特徴をもった子供たちも、図形の問題を一緒のレベルで思考できるよさがあることです。 この学びを今年度の研究へつなげていきます! 夏休みブログ3 八王子市・東京都を代表して御存知の通り、八王子市立緑が丘小学校は昨年度、八王子市教育委員会研究指定校の研究発表を行いました。御指導いただいていた創価大学教授の鈴木詞雄先生からお誘いいただきまして、上記の大会にて、学会の研究発表を行います。20分の間に緑が丘の学びを伝えるのは、緑が丘小学校ミスター算数こと、澤崎恭大教諭とそのお手伝い平澤指導教諭です。昨年度のプレゼンをブラッシュアップし、全国にて本校の算数の取組を、ICTの実践を交えて紹介してきます。 子供たちも学ぶ夏!先生たちも学ぶ夏! 本当は島根県へ遠征し、算数・数学学会にて発表、そして、ほんのり観光でしたが、コロナ禍でオンライン研究発表! 鈴木詞雄先生「夏休みもここまで大変でしたね。」 澤崎先生「はい、それでも貴重な体験をさせていただいていると思います。」 (平澤「島根県、行きたかったー!」) |