湯殿川でガサガサ1枚目の写真は、川全体が眺められる所から川のようすや水のようすを観察している場面です。川の起点と終点、川の長さ、水が澄んでいるか濁っているか、流れのようすなど、事前に教室で「八王子の川と友だちになるノート」を活用して学び予想を立ててきてはいますが、支援者の方々と一緒にグループごとに実際に確かめています。水温や気温も測定し記録しています。 2枚目の写真が「ガサガサ体験」です。たも網を使って水中の生き物を採取し、観察や同定をしています。魚や水生生物がどこに棲んでいるか、ガサガサの仕方やコツも教わっています。なかなかすぐにコツをつかめるものではありません。写真の時点では、まだ恐る恐る川の中を歩いているようにも見えます。実際の体験を通して学び始めている段階と言えるかも知れませんね。この後、チャレンジを繰り返しながら没頭していく姿がありました。行動の変容は成長の足跡です。 3枚目の写真は、トウヨシノボリのようです。おなかに吸盤のようなヒレがあります。気が強く縄張り意識が強い魚だそうです。 湯殿川でガサガサ学校から湯殿川までは、竹藪を抜けて徒歩で向かいました。 1枚目の写真は椚橋の上流、2枚目の写真は舟橋の下流です。この2か所でクラスごとに分散型で実施しました。3枚目の写真は「八王子の川と友だちになるノート」を開いて水生生物の名前や特徴を確認しているようすです。 ホンモノとの出会い、ホンモノの体験は、子供たちの学びの心に火を付けます。夢中になって活動する姿がありました。各グループに支援者が1名以上つき、観察・測定・同定など川の学習を支えてくださいました。往復の交通安全を含め見守りのご協力をお願いしたところ多くの保護者の皆様がボランティアで参加してくださいました。 |