算数の授業です。「めあて」は授業を貫く課題です。これを解決するために児童には「自分で考える(自力解決)」時間を確保します。これまでの既習事項を活用しながら考える児童もいます。そしてグループ(小集団)で思考の過程を交換したり、自分の考えを図や式に表し、全体で交流します。「なるほどそういう考えもあるのか」「自分の考えもなかなかいいな」と自分の思考を練る時間をもちます。最後にめあての解決を自分の言葉で「まとめ」て、この授業での「振り返り」を行います。問題が「できた・できない」ではなく、自分の「取り組み」や「他者とのかかわり」「思考過程」を文字通り振り返って、自分の良さや、次から自分はどうしていくのかという気付きを促していくのです。1単位時間の中だけではなく、単元(まとまり)を通して繰り返し取り組んでいます。