[全校朝会 校長講話(放送)]みなさんおはようございます。今日は3月1日です。今日から3月です。学校の一年間では最後の月です。そういえばちょっと温かくなってきましたね。春はもうすぐそこまで来ています。3月のカレンダーを見て気付くことは、今日を入れてあと18日間でこの3学期、そしてこの1年間が終わりになるということです。早いものですね。6年生の教室には卒業まであと何日という紙が貼られていました。今年は新型コロナウイルスの影響があって1年間のはじめの2か月間、授業ができませんでした。6月から授業が始まりましたので、179日間の授業日数でした。もうそのうちの161日が終わって、残すところあと18日間なのです。あと18日が終わったら、1年生は2年生へ、2年生は3年生へとそれぞれ1つ上の学年へ進級します。当然5年生は最高学年の6年生になり、6年生は新しい世界である中学校へと進学することになります。6年生にとっては大きな節目になりますね。さて今年のような休校期間がないとしたら下柚木小学校の1年間の授業はおよそ二百数日間です。校長先生、ちょっと調べてみました。今の6年生のみなさんは、入学から卒業まで何日間学校に通うことになるのだろうか。答えは、平成27年(2015年)4月の入学式の日から数えると卒業式の日まで全部で1195日間でした。昨年の3月から5月までの休校期間もちゃんと引き算しています。それでも大きな数ですね。1195日間のうち1177日間が終わり、あとたった18日間なのです。もちろん風邪をひいたり用事があったりしてお休みしたこともあったでしょうし、他の学校から転入してきた人もいると思いますから、全員が同じ数ではありませんが、本当に残りわずかということは実感できますね。
そこでみなさん、さああと18日間をどう過ごしますか。6年生だけではありません。今の教室で過ごすことができるのは、みんなあと18日間。大事な大事な18日間です。3週間とちょっとです。もちろんいつだって時間は大事なものですが、特に大事な時間と思って過ごしましょう。「今の学年の学習の仕上げをする」でもいいですし、「友達ともっともっと仲良く過ごす」でもいいですし、「クラスで決めた係や当番の役割をしっかり果たす」でもいいです、気持ちよく1年間を終わるようにしてみましょう。世界にはとてもいい言葉があります。「終わりよければすべてよし」といいます。人間ですから、これまで嫌だったことやつらかったこと、なまけてしまったこと、がんばれなかったこと、けんかしてしまったこと、いろいろありましたよね。でも「終わりよければすべてよし」、気持ちよく1年間を終わることは、必ず次の1年間へのエネルギーになります。修了式の時に、卒業式の時に私は、最後はちゃんとがんばったなあと思える過ごし方をしてください。校長先生もそう思いながらこの18日間を過ごしたいと思います。お話を終わります。