2学期 385人で! (3)
始業式の校長講話
19日前に終業式で話してから、あまり日がたっていない感じがしますが、今日は少し涼しい空気で、蝉の声も大音響だったのがいくらか小さくなったようです。季節は確実に移ろっています。 さて、この夏休み、しおりにも書きましたが、「何かをやり遂げた」と言えるものがあると良いですねとお伝えしました。例えば3年生では部活動を最後の大会までやり遂げた、学習を目標通りやり遂げたなど。2年生、1年生でも部活動や学習、そのほか読書や体力づくり、毎日の生活の中で、「これはやり遂げたぞ」と自分なりに自信をもって言えるものがあったでしょうか。それがあったと言える人は、それで良し。素晴らしいです。そのことが今日からの2学期の生活を送る大きな力に必ずなることでしょう。残念ながら、なかった人は、「今から、ここから」です。誰一人、マイナスからのスタートということはありません。全員、今日から新しい気持ちでスタートを切りましょう。 夏休みの短縮などで、ここまで授業の時数はだいぶ挽回してきました。2学期のスタートとして、8月24日はいつもの年と比べてそれほど早いわけではありません。でもやはりいつもの年と違うのは、私たちはいまだに新型コロナと戦っていることです。皆さんには引き続き感染防止のための行動をお願いするとともに、もし感染した人が出ても決して責めるようなことがないようにお願いします。そして本来なら、2学期は多くの行事があり・・・という話になるところですが、今年は少し違います。まず、2週間後の3年生の修学旅行。これは感染防止のための最大限の備えをして予定の日程で実施します。10月には1学期にできなかった体育祭を形を変えて行います。11月に予定していた合唱コンクールは3学期になります。また、生徒会活動では生徒会本部役員選挙は予定通り行い、活動の中心が3年生から2年生へとバトンタッチされていきます。このように、いくつかの行事がいつもの年と同じにはできなかったり、部活動の新人戦などもいつもの年のようには開催できなかったりしますが、こうした活動の大切さは変わりません。 教科の授業と同じく、これらの行事は大切なものです。それは、学んだことを実際に発揮する大切な場面だからです。実際の仲間との関わりの中で、自分の力を発揮するという「総合的な学力」を生かし、高める場なのです。だから、これからも工夫をして実施していきます。よりよいものとするために、皆さんの考えも聞かせてください。 この夏、将棋で藤井聡太さんが2冠を達成しました。対局の後藤井さんがよく言っているのは、「相手の指し手で勉強になるところが多かった。自分自身も成長することができた。」ということです。将棋に限らずですが、礼に始まり礼で終わる、相手を尊重した姿勢。相手があっての自分の成長であり、成果だと言っているのです。 行事も同じく周りの仲間があってこそのものです。行事を通して、まわりの人を尊重することを大切にしましょう。今学期は新たに転入した人も含め、全校生徒385人です。お互いがいるからこそさらに成長できる、そんな宮上中、そんな2学期にしていきましょう。 2学期 385人で! (2)
写真上) 教室に賑わいが戻ってきました!
写真中) 2週間後の修学旅行に向けて 物語は始まっています。 写真下) 1組にて。「大きく体調を崩したり大きなけがや事故もなくみんな過ごせたことを大変良かったと思います。」 2学期 385人で!(1)
8月24日(月)
今日から2学期が始まりました。少し涼しさを感じる風もありましたが、陽ざしが出て校庭はすぐに30度に。まだまだ暑さの続く中ですが、今日から2学期が始まりました。 今学期は全校生徒385人のスタートです! 写真上・中)ピカピカの机と床が、みんなを待ちます。 写真下) 宮上・下柚木地区インフォメーションコーナーができました! (場所は地域交流の場である宮上ミュージアム前です) 地域で行われている活動をこの掲示板でお知らせします。地域の皆様からも、どしどし情報をお寄せください。お待ちしています! うまくつながったかな?〜Teamsの接続テスト〜
8月7日(金)
午後2時から3時の間に、Web会議システムTeamsの接続テストを実施しました。 おうちの方に手伝ってもらって画面、音声とも念入りに接続した人や、画面と音声はミュートでさっと入って確認してすぐ退出する人など、さまざまでした。 2学期初めに、もう一度テストの機会を作ります。今回接続できなかった人は、それまでに必ず「Teamsアカウント情報通知書」にしたがって、チーム参加の設定をしておいてください。 いつどんな時でも、オンライン授業ができるための大切な手段です!全員が繋がれることが前提です。 また、「ミライシード」は使ってみましたか?その中のドリルパークは自分の好きなタイミングでぜひ取り組んでみてください。夏休み中に、何ポイント貯めることができるかな? 夏休み点描4今日も暑い一日が始まりました。湿度は低めなので、ありがたいです。 写真上)野球部の練習が早くから始まりました。まずはキャッチボールから! 写真下)バスケットボール部の様子です。男女一緒に指導を受けています。 本をいただきました!
写真上)齋藤道前校長先生からいただいた「12番目の天使」です。
学校だより「ぎんなん」に掲載された斎藤先生からのお話 の中で紹介されています。 5冊いただきました。図書室でぜひ手に取ってみてください。 写真下)市内の著者の方からいただきました。「キミたちの青い空」 75年前の八王子が描かれています。小説ですが、史実を おさえています。「ふるさと」の歴史を知る一冊です。 夏休み点描3
写真上)陸上部は8日、9日の大会に向けて種目ごとに練習に
取り組んでいました。 写真下)校舎内では、吹奏楽部が「学園天国」の練習をしていました。 早く、発表できる場ができるといいなと願っています。 夏休み点描2
写真上)熱中症への注意は欠かせません。
今日のWBGTは警戒と厳重警戒の境目。 写真中)玄関前のミストを浴びて、一休み「ふう〜」 写真下)女子テニス部が木陰で待機していました。 夏休み点描1
8月6日(木)
今日から夏休み。午前中の学校では、部活動で鍛える生徒の姿、休業中に点検や工事などをする人々の姿がありました。 写真上)午前中の校庭ではサッカー部と陸上部、男子テニス部が 活動していました。 写真中)体育館ではバドミントン部がシャトルを打ち合っています。 午後は卓球部が使います。 写真下)給食配膳室では、配膳員さんたちが来て、1学期の片付けと 2学期の準備をしていました。 初めて全校が!〜1学期終業式〜
8月5日(水)
1学期の終業式を校庭で実施しました。暑い一日が始まる朝でしたが、全校生徒が今年度初めて一つに集まることができました。 校長講話を校庭で聞き、続いて各教室に入り生徒代表の言葉、生活指導主任の話などを聞きました。 【校長講話】 いつもと違うことずくめの1学期でしたが、ここまで新型コロナウイルスと闘いながら過ごしてこられた皆さん一人一人に、心の中で互いに拍手を送りましょう。真夏の暑い中あえてこの校庭で終業式を行ったのは、1年生は入学してから一度もできていなかった全校生徒が集まる機会をどうしても作りたかったからです。こんな当たり前のこともできないほど、大変な1学期でした。 周りを見回してみて、感じてください。これが宮上中学校の全生徒です。384人の生徒と教職員を合わせると400人を超える人たちがこの学校で活動しているのです。この人数が、宮上中の力です。一人一人みんな違う400人を超える人が、それぞれの力を発揮する、これはとても大きな力です。皆さんは、こんな学校で過ごしているのだということを、改めて感じてください。 さて、1学期は50日の登校日でした。3年生は通知表に、1・2年生はマイキャリアパスポートに、担任の先生から皆さんへのメッセージが書かれています。これを読んで、夏休みや2学期からの目標を考えてください。また学習の記録には各教科の評価と評定が記されています。これを見て、自分がこれから何を頑張ればいいのかよく分からない人や、どうしてこの評価・評定なのかよく分からない人は、必ず教科の先生に尋ねてみてください。評価はこれからの学習のためにあるものだからです。 最後に、1学期は様々な全校で集まる機会がなくなってしまいました。2・3年生の皆さんがお世話になった教職員の方々の大切な離任式もできませんでした。今日配布する学校だよりには、離任された教職員の方々からのメッセージを掲載しています。みなさんへの「最後の授業」としての思いを込めて書いてくださったものです。ぜひじっくりと読んでください。また、齋藤道前校長先生からは、「12番目の天使」という本も寄贈していただきました。ぜひ図書室で手に取ってみてください。 写真上、中)夏空の下、全校集合した終業式 写真下)3年生の学年集会 大掃除
7月4日(火)
今日は午前授業の後、午後に1学期の大掃除をしました。 感染防止策もあり、掃除も控えめになってしまっていましたが、今日は窓を開け放ち、机をすべて廊下に出して掃除をしました。みんな、気合を入れて頑張っていました。 もちろん、前後の手洗いは欠かせません! イモリの赤ちゃん
8月3日(月)
第二理科室前に、イモリの赤ちゃんの水槽が置かれています。理科の川嵜先生が、両生類の成長と変化が観察できるように置いてくれました。ずっと水の中でえら呼吸をしていた赤ちゃんイモリから、石の上に登って肺呼吸するようになったものもいます。みんなで見守っていきましょう。 写真上)イモリの赤ちゃん(石の上と水の中) 写真中)お隣の水槽にいる1年前に生まれたイモリ 写真下)みんなでかわいがってね! 土曜授業の日
8月1日(土)
今日は午前中に土曜授業でした。心身の健康を第一にしながら、授業の確保にも取り組んでいます。 午後は部活動の様子。テニス部は3年生の引退試合をしていました。野球部はこのあと鑓水中との合同練習に出かけていきました。 写真上)3年生国語の授業 写真中)テニス部の様子 写真下)野球部。ちなみに、写真の手前は、PTA美化部のみなさんが午前中に植えてくださった花壇です。 液体窒素の威力!〜理科部から〜
7月31日(金)
今週は午前授業で、午後に三者面談が行われました。 第一理科室では、理科部が液体窒素を使った実験に取り組んでいました。 沸点がマイナス196度という液体窒素に、バラの花やゴムボールなど様々なものを入れてどのように変化するか、それぞれが手に取って実験していました。 普段の授業では行わない、様々な楽しい実験に、生徒の目が輝きます。 写真上) テーブルの上では、瞬間的に沸点に達し蒸発します。 写真中) バラの花は、バリバリと割れてしまいました。 写真下) ゴムボールも、床に落とすと粉々に! 命の大切さを共に考える日1八王子市では、一人一人の児童・生徒のかけがえのない命を必ず守るという考えのもと、市民皆で取り組む「命の大切さを共に考える日」を実施しています。今日はその始まりとして、放送による朝会で上田校長からの講話がありました。 宮上中学校では、校長講話に引き続き、特別の教科道徳や特別活動の時間に取組を実施していきます。2学期は全学年で「生命尊重」を主題とした道徳授業やSOSの出し方教育、3学年の「赤ちゃんふれあい事業」を実施していきます。 【校長講話の内容】 みなさん、それぞれにお名前がありますが、その由来を聞いてみたりして知っていますか。私の名前は、上田太です。上田は苗字ですから、太が名前です。父親は私が子供のころ「太っていうのはな、前に太っていう名前のすごい野球選手がいたので、その名前をもらったんだ。」と言っていました。でも後から聞いてみると、もう一つの理由があったんです。私には今兄が一人いますが、実はその上にもう一人男の子がいたんです。といっても、私は会ったことがありません。その子が心臓の病気で生まれて半年ほどで亡くなってしまったからです。 それで両親は、私の名前を付けるときに、とにかく何でもいい、ただただたくましく生きていてくれさえすればいい、という気持ちで「太」という一文字を付けたのだと聞きました。この名前、小さいときには痩せていたので同級生から「痩せているのにどうして太なの?」と言われたり、大きくなってからは「名前の通り太いね。」と言われたりと、どちらも嫌だなあと思ったりしていました。でもこのごろは、なんたって書くのが楽でいいやと思うようになりました。 さて、その兄が亡くなったころの話を聞いた後、私は言いました。「じゃあ、お兄ちゃんがもし生きていたら三兄弟だったんだね。」と。そしたら父親がぽつりと言ったんです。「もしあの子が生きていたら、たぶんお前はいなかった。」 「えっ、そうなの?・・・・・」 私はそのあと、ものすごく複雑な思いになりました。 時は流れて、先日実家に帰った時に、家の仏壇に亡くなる少し前の小さかった兄の写真が置かれていることに気づきました。何かを思い、母が置いたのだと思いますが、赤ちゃんの頃の私の写真と比べしみじみ見てみると、とても私によく似ているのです。すぐ上の兄より間違いなく私に似ている。 この子が亡くならなかったら、今ごろどこでどうしているのだろう。何やってるのかな、きっと幸せに暮らしているのかな。でも、その同じ世界には、たぶん私はいない。今ここで、皆さんに出会ってお話をしていることもないだろう。 だから私は勝手に、自分はその子の生まれ変わりだと考えています。あの写真の赤ちゃんが生きられなかった、その先の人生の分まで、2つの命を私は生きなければならない。そう思っています。勝手にそう思っています。でもそれが一番、私の生きる原動力になっているようです。 命って、偶然なんですね。 自分の命も、他の人の命も、そうやって偶然生まれて、今ここにいる。 今一緒にここにいるのも、偶然の出会いです。少しの時がたてば、皆それぞれの道へ分かれていく。その今の偶然というものを、皆さんはどう考えますか?生まれた偶然、出会った偶然。偶然の積み重ねを、奇跡といいます。 自分は何で生まれてきたんだろう?そんなふうに今皆さんの年頃は考える人が多いと思います。この後、2学期にかけて、「命」について皆さんにも考えてもらう取組を行います。ぜひこれから一層、自分の命やほかの人の命について、一緒に考えていきましょう。 さあ、今皆さんの周りに座っている、ほかの人は、どんな奇跡で今ここにいるのか、ちょっと思い浮かべてみてください。 授業風景今年度新規採用された先生の授業のようすです。 市教育センターの若手教員育成担当からの指導・助言を受け、日々腕を磨いています。 写真上)2年生英語 写真下)2年生社会科(歴史的分野) 外は雨 教室では…
7月17日(金)
外はしとしとと降る雨の一日でしたが、教室では生徒の学びが続いています。 生徒の英語能力を、英検に準じる標準的なテストで測る英検IBAが1年生と2年生で行われました。リーディングとリスニングの問題に、マークシートで答えます。結果はこれから学習と授業改善に活用していきます。写真は2年生の様子です。 一方、4階の音楽室では3年生が、音符、休符にもとづくリズムのテストを受けていました。手をたたいたり、ももを打ったり、足を踏み鳴らしたりして、にぎやかに、和やかに、しかし真剣に取り組んでいました。 学習の成果を試します!〜1学期定期テスト〜
7月13日(月)〜15日(水)
今週は1学期定期テストが行われました。これまでの学習の成果を確かめる場です。1年生にとっては初めての中学校の定期テスト経験。2年生は去年1年の経験がどう生かされているのかを確かめる場。3年生にとっては進路を考えるうえで自分を見つめる大切な機会。それぞれが緊張感をもって臨んでいました。 テストは終わった後がとても大事です。できなかったところに対してどう向き合うのかによって、これからの学習の積み重ねができるかどうかを左右します。宮上中では、テストの復習指導にも力を入れています。 写真上:3年生 写真中:2年生 写真下:1年生 特別の教科 道徳
7月8日(水)
5校時は各学年道徳の時間でした。 宮上中では、道徳推進担当の先生を中心に毎時間の学年ごとの道徳の時間の内容を準備・検討して授業を行っています。生徒が自分を見つめ、他の人の考えも聞き、考えを深めることができるように、日々工夫しています。 教室では、多くの場合、資料を読み先生からの問いかけ(発問)にみんなが考える形で授業が進みます。生徒の考えが深まるように、どのような問いかけ(発問)をするのかは、非常に大きな鍵となります。また、発問は道徳に限らずどの教科においても重要であるため、本校では道徳の授業を中心として発問に力点を置いて授業研究を進めています。 真剣に取り組む宮中生の姿が、教員にとっても大きな励みとなっています。 写真上 1年生 内容項目 遵法精神、公徳心 資料「ルールを守る心」 1年5組の様子 「マナーってどんなものだろう?」 先生や友達と語り合いながら授業が進んでいます。 写真中 2年生 内容項目 思いやり、感謝 資料「夜のくだもの屋」 学年道徳の様子 「少女は、何がうれしかったのだろう?」 近くの人と意見交換しています。 写真下 3年生 内容項目 真理の追究、創造 資料「学ぶということ」 3年4組の様子 「学ぶとは何か、もう一段掘り下げて考えてみよう。」 じっくり考えて自分の考えをワークシートに書いています。 伸び伸びと 〜体育の授業から
7月7日(火)七夕
2年生の保健体育の授業では、球技に取り組んでいます。 男子はネット型球技としてバレーボール、女子はゴール型としてアルティメットを行っています。のびのびと体を動かしている姿に、とても大切な時間を実感します。 写真上 女子のアルティメット いよいよゲーム形式に入りました。手を伸ばしてキャッチ! 写真下 男子のバレーボール トスを上げる位置を先生から教わり、いざスパイク! |
|