令和2年度 入学式以下に入学式で話したことを述べます。 「六十一名の一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今日から皆さんは第四学校の一年生です。今日の日を心待ちにしていました。とても嬉しいです。 保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。今、世界中で新型コロナウイルス感染防止に努め、何物にも代えがたい命を守るために、ご苦労されていることと思います。普通に生活ができることの尊さ、ありがたさを痛感しています。今、経験していることは、普通に学校生活が送れるようになった時に、困難を乗り越える力になると信じています。どうか、お子様の心身の健康管理をよろしくお願いします。 今日から大事な宝物であるお子さんをお預かりします。お子様が自立し、健やかに成長できますように、教職員一同、保護者と地域と力を合わせていきます。 さて、一年生のみなさん、今は、普通に生活が送れない日が続いています。でも、今日、入学式ができました。本当に良かったです。本当なら、明日から授業を受けて学んだり、友達と遊んだり、係や当番の仕事をしたりするはずでした。しかし、今は、怖い病気が流行しています。自分の命とほかの人の命を守ることを大事にするために、普通に学校生活が送れません。辛いですが、今は、我慢して、エネルギーを貯めておく時です。学校生活がちゃんとできるようになった時に、いいスタートが切れるようにしましょう。 学校生活がしっかりとできた時、他の人と比べることなく、どんなことにも力一杯頑張ってください。先生や上級生が助けてくれます。安心して、学校に来てください。これでお話を終わります。」 令和二年四月六日 第四小学校長 井上正彦 令和2年度 始業式今日子供たちに話したことを以下に述べます。 「令和2年度の始業式ができ、とてもうれしいです。四小の先生たちは、この日を楽しみにしていました。新しい先生、友達との出会い。一歩でも1学期に歩みだすことができたことを噛み締めましょう。今日の一歩は、必ず次につながります。 今、大切なことは、 ・どんな大変な時でも、希望と目標を忘れないこと。もう目標は決めましたか? ・「今、自分は何ができるのだろう?」と考えて行動すること。 ・どんな状況であっても、今の自分の心と行動は自分自身で決めることができるのです。 たとえば...... ・手洗いうがいをしっかりと行う。 ・読書や勉強をする。 ・いつもならできない家のことに手をつける。 ・健康なカラダを保つため、家の中でトレーニングをする。 ・不安から逃れるために「みんながそうしているから」と自分自身が誤った行動に走ってしまわないこと。 こんな時こそ、落ち着いて、自分自身がどんな判断をして、どんな行動をとるべきかを、是非一度考えてください。 ・もし、苦しいことや心配なことがあったら、一人で悩まず信頼できる人、お父さんやお母さん、先生などに相談してください。 ・支え合い、助け合えば、乗り越えられない壁などないと思います。 校庭の桜は来年の春に必ず咲くのと同じで、みんなが不通に学校生活が送れる日は必ず来ます。その時のために今の時間を大事にしてください。」 |