3年生の作文(3年間を振り返る) 3
3年生の作文 3
修学旅行 修学旅行は、中学校生活で一番印象に残る行事と言っても過言ではありません。私たちはこの行事で、楽しさの裏には多くの人の協力がある、ということに気づきました。 修学旅行実行委員は、本当に苦労してみんなのために働きました。実行委員の活動は、修学旅行中のルールや座席などを決めたり、みんなの活動をサポートするという重要な仕事ばかりでした。最終下校時刻まで話し合う日もたくさんありました。例えば、新幹線内で自由行動にするか、座席移動を無くすかを、何日も話し合いました。実行委員の中にも様々な考えがありましたが、一人一人が自分の思いを話した結果、「最高の修学旅行にするためには皆を信じても良いのではないか」という考えにまとまり、自由行動に決まりました。このように、一つ一つ丁寧に決めたからこそ、修学旅行が成り立ったのだと思います。全てが決まり、前日を迎えたときは達成感でいっぱいになりました。 そして、鎌倉校外学習で学んだことを生かしながら、今回はより広い範囲、長い時間の行動計画を決めました。大変ではありましたが、班員で協力し、行く場所などを決めました。当日は多くの人に支えられ、歴史を学びながら、友達と楽しい三日間を過ごしました。笑顔が絶えず、絆が深まりました。トラブルや失敗もありましたが、全員が無事に、笑顔で帰ってこられたので良かったです。 自分たちで作り上げた修学旅行だからこそ、今までのどの宿泊学習よりもずっと楽しかったです。これからも、この行事で深まった絆、友情を大切に過ごしていきたいです。 受験 とうとう私たちは受験生になりました。一学期のうちから先生方に受験に関した様々なことを教えていただき、実感がわいてきました。 夏休みになり、夏期講習や三年間の復習、高校の説明会などやることが多く大変でした。部活の引退が遅い人もいて、勉強のモチベーションが上がらずだらけてしまうこともありました。 そして行事も楽しみ尽くし二学期後半、仮内申が発表されました。一学期からの成績が全て総合されて出たものなので、思うような内申が出なくて後悔している人もいました。また、毎日過去問に取り組み、必死に夜遅くまで勉強しました。 冬休みは受験の追い込みの時期です。三学期になると、受験は早い私立の推薦では一、二週間後に迫り、遅い都立の一般入試でも一か月半後に迫ってきています。多くの人が不安と焦りを感じているなか、友達との何気ない会話や先生からの一言が心の支えになったと思います。 このように、受験は団体戦です。反対に、そうではないと考える人もいますが一緒に戦っているという認識はみんな同じです。先生方や保護者の方々もたくさん支えてくださいました。周りには支えてくれている人がたくさんいることを忘れず、健康にして、日頃から勉強を大切にして、最後まであきらめないことが受験をするうえで大切なことだと思います。 部活動 私はキャプテンを務めていた。その中で、私は幾つかの勘違いをしていることに気づいた。 部活動には様々な人がいる。動機も違えば、目的も違う。当然、モチベーションにも差がある。私はその点を理解していなかった。全員がバスケットボールに同じ熱量で取り組んでいると思っていた。だから、自分から見てやる気のなさそうな人には感情的になった。それが当たり前だと思っていた。しかし、退部者が続いたことで、それは自分が間違っていることに気づいた。そこで、全員で話し合い、チームの目標を再確認した。それによって、練習に対する意識が変わり、練習の質が上がった。チームが一つになったことも実感できた。 もう一つの勘違いは、自分の悩みを相談することが、良くないことだと思っていたことだ。チームの代表である自分が、仲間に弱いところを見せてはいけないと思っていた。だから、チームを統率できない時に、一人で悩んで苦しんでいた。そのことが原因で、チームの雰囲気を悪くし、意思疎通が図れないようになっていた。重要な大会でも、うまく連携がとれずに大敗を喫した。私は、チームを変えるためには自分が変わらなければいけないと考え、仲間に自分の思いを伝えた。全てを打ち明けると、清々しい気持ちになり、バスケットボールに純粋に取り組めるようになった。そして、チームが団結し、互いに信頼し合えるようになった。 私は部活動で、互いの思いを理解しようとし、共有することが大切であると学んだ。このことを高校でも生かし、様々な場面で中心となって頑張っていきたい。 〈つづく〉 3年生の作文(3年間を振り返る)
3年生の作文
合唱コンクール 合唱コンクール。それは、クラスの団結力がより高まる行事です。そして、三年間を通して自分たちの合唱、また人としての成長を感じることができる行事でもあります。 合唱コンクールの最大の特徴は、練習をすればするほど、より良い合唱が作られていくことです。もちろん、勝ち負け以上に学ぶことはたくさんありますが、体育大会よりも合唱コンクールの方が、直前まで結果が予測できない、つまり本番までの練習量とクラスの団結力が強く結果に反映されます。練習が始まったばかりの頃は、なかなか気持ちが揃わず、男女の間に溝ができたり、声の揃わない合唱になることがたくさんありました。それでも、練習を積み重ねることで、はじめはバラバラだった合唱も、美しいハーモニーが生まれ、練習態度も改善されていきました。 一、二年生の時にもっと本気で取り組めばよかった、と後悔している人もいます。そんな中、各クラスの実行委員は毎年全力で取り組んでくれました。みんなが本気で取り組むため、苦労を重ねてきました。パートリーダーなどと協力し、みんなの心のどこかにある「金賞を取りたい」「良い合唱をしたい」という気持ちを引っ張り出すために頑張ってくれたからこそ、私たちは団結し、成長することができたと思います。 「金賞ではなく、それを目標にクラスが一致団結することが大切。」これは、ある先生の言葉です。先輩の合唱に近づきたい、クラスで最高の合唱を作りたい、昨年度の自分を超えたい…など、思いは人それぞれだと思います。しかし、合唱を一人で完成させることはできません。先生の言葉の通り、結果よりもみんなの気持ちが一つになることが、何よりも大切なのです。そんな、当たり前のようでなかなか気づくことのできない、大切なことを教えてくれた合唱コンクールに、私はとても感謝しています。 スキー・鎌倉 一年生の時、私たちは入学後初めての宿泊行事であるスキー教室へ行きました。スキーの技術には差がありましたが、私たちはそこで、技術のみならず、仲間と協力すること、周りに合わせることの大切さを学びました。 スキー教室では、クラスに関係なく、大まかにレベル分けがされ、同じ班の人とは三日間共に滑ります。今まで知らなかった人と話す機会になった人もたくさんいるでしょう。グループの中にも、スキーが得意な人と苦手な人がいます。自分のことばかり考えるのではなく、周りの人を待ったり、手を差し伸べることが、集団行動をするうえで大切だと学びました。 友達とするスキー、友達と過ごす三日間はこんなに楽しいんだ、と気づくきっかけにもなり、団体行動の難しさ、楽しさを味わうことのできる、素晴らしい行事でした。 二年生になると、生徒がより主体となる行事、鎌倉校外学習がありました。スキー教室の際には、先生に頼ってしまうことばかりでしたが、今回はそうはいきません。班員全員で、行く場所、昼食、利用する交通機関など、一から計画を立てる必要があったからです。周りの人の意見を尊重しつつ、調べ物をし、計画をまとめあげるのは簡単ではありませんでした。 それでも、時間をかけて作り上げた計画通りに行動し、アクシデントがあってもできる限り自分たちで対応しながら過ごした一日は、私たちにとってとても有意義な時間となりました。自分たちで考え、行動することの難しさを感じながらも、班員で協力し、今まで深めてきた親睦をさらに深めることができたので、良かったと思います。 〈つづく〉 3年生の作文(3年間を振り返る) 1
3年生がこの3年間を振り返って作った作文です。
3年生のみならず、1,2年生もぜひ読んでください。 4回(4日)に分けて掲載します。 卒業に際して 入学式 私たちは、真新しい制服を身につけ七国中学校に足を踏み入れました。教室には知らない人も多く、期待と同時に不安も感じていました。 入学式の中で一番印象に残っていることは、担任の先生から名前を呼ばれて返事をすることです。とても緊張しましたが、中学生になるのだという実感がわいてきました。その後に、先輩方からの合唱がありました。その歌声は力強く美しく、とても感動しました。そして、これからそのような大きく立派な先輩になれるように頑張ろうと思いました。 入学式は、新しい世界へのスタートです。ついに、私たちは第一歩を踏み出しました。中学校では、部活動や行事、長くなる授業や定期考査など新しいことがたくさんあります。挑戦したいことは積極的に挑戦し、全力で楽しんでいきたいと思いました。 体育大会 体育大会は、新しいクラスの仲間と団結するために大切な行事です。その中でも、私は三年生の時の体育大会が最も印象に残っています。 今年度の体育大会は、今までと比べ、より全校生徒が主体となって行われました。成功させるためには、三年生がリーダーシップを発揮し、下級生をまとめなければいけません。また、運動が得意な人ばかりではないので、大ムカデや全員リレーの順番は、体育委員や応援団の人が中心となり、何度も話し合いと実践を繰り返して決められました。 大変なことはたくさんあったけれど、仲間の存在には何度も救われました。意見を出し合ったり、朝早くから集まって準備をしたり。一緒に一生懸命取り組み、頑張ったからこそ、互いに信じあって一致団結し、最高の思い出にすることができました。 この体育大会で学んだことはたくさんあります。例えば、応援の大切さです。一、二年生の時はあまりやる気が出なかったけれど、三年生になり、応援団員になったことで、その大切さに気付くことができました。また、互いに責め合うのではなく、励まし助け合うこと、そして全力で取り組むことが何よりも大切であると学びました。 私は、体育大会とは一人一人が成長できる場だと考えています。勝ち負けよりも、努力の過程が大切です。そして、努力した分だけ花は咲くのです。今年度の、生徒が主体となった体育大会が、今後も七国中学校の文化として受け継がれたら良いな、と感じています。 〈続く〉 都立高校入学予定の皆さんへ
都立高校入学予定の皆さんへ
3月12、13日が書類提出日になっています。詳しいことは合格発表の時に配布された封筒の中に入っているとのことです。指示内容を確認のうえ、忘れずに提出してください。 第3学年・卒業生 卒業に向けて在校生へのメッセージ 第6弾
9日後に卒業を迎える3年生が、在校生に、七国中に残しておきたいこと、長く引き継いでほしい思いです。
今回はその6弾、最終です。 ●卒業生からのメッセージ その8 私の中学校生活で「友達」は欠かせない存在だ。学校行事はもちろん、日々の授業や昼休みなど、何をするにも隣には友達がいた。 3年生になってさらに友達が増えた。そういった子と仲良くなってクラスにもなじんでいくようになり、毎日がより一層楽しくなった。いつも一緒にいるメンバーができ、そのメンバーでいろいろな行事をやりきったときの喜びは忘れられない。友達がいなかったら、本気で行事に取り組もうとは思わなかったかもしれない。たまにやり過ぎて怒られることもあったけれど、今となっては良い思い出だ。 これから七国中学校を背負う2年生、1年生、新1年生に「友達」の存在の大きさを伝えたい。友達がいることによって、どんなに辛いことも諦めずに乗り越えることができたからだ。やり過ぎると怒られてしまうが、友達とふざけあったことはとてもいい思い出だ。 後輩の皆さん「友達」と一緒に楽しい3年間を過ごしてください。 19日が卒業式にふさわしい天候になることを願っています。 第3学年・卒業生 卒業に向けて在校生へのメッセージ 第5弾
卒業生から1・2年生へのメッセージです。
様々な経験からの言葉です。 家族への言葉もあります。 ●卒業生からのメッセージ その6 家族のみんな、正面きってなかなかいえないけれど、部活動のサポートをしてくれてありがとう。 受験でナーバスになっている自分を支えてくれてありがとう。 何かに一生懸命取り組もうとすると、必ず誰かに支えてもらっていることを学びました。 私を支えてくれた私のまわりの皆さんに感謝します。 ●卒業生からのメッセージ その7 僕は図書委員会に入りました。2年生では書記という役職を任されました。委員会ではたくさんの人との話し合いで物事を決めていくことが多いので委員長はとても大変だったと思います。その委員長をサポートする役目は副委員長や書記、学年の委員たちにあると思います。 しかし、どれだけサポートしても努力しても、学校という集団の中で目につくのは委員長だと思います。だから僕は努力しても見てもらえないことで、サポートする意味、自分がいる意味がわからなくなったこともありました。 それでも委員会を続けて学んだことがあります。それは陰ながら努力して上に立つ人を支えることにも達成感があり、輝きがあるということです。だから、支える立場であってもやることに意味を見失うことなく、頑張ってほしいと思います。 第3学年・卒業生 卒業に向けて在校生へのメッセージ 第4弾
卒業生から在校生へのメッセージ、第4弾です。
●卒業生からのメッセージ その5 私は行事の時にクラスの中心に立ってみんなを引っ張っていったり、実行委員をやったりするということはありませんでした。だから、その場の雰囲気に流されがちで、練習に身が入らないこともありました。でも3年生最後の合唱コンクールでは全力で歌いきることができ、とても気持ちが良かったです。 私は何か仕事に積極的に取り組むことも大切ですが、行事を成功させるためには、一生懸命やりきったと思えることが大切だと思います。 私は体育大会ではクラスのみんなにたくさん助けてもらい、カバーしてもらいました。学校行事では苦手なこともみんなで協力して取り組むことが大切だと思います。 第3学年・卒業生 卒業に向けて在校生へのメッセージ その3
卒業生から在校生へのメッセージ、第3弾です。
●卒業生からのメッセージ その3 皆さんも力を合わせることで小さな力が大きな力になると思います。 ●卒業生からのメッセージ その4 私は七国中学校の生活の中で学校行事がとても印象に残っています。学校行事もいくつかありますが、体育大会と合唱コンクールについて私が思ったことを書きたいと思います。 私はあまり運動が得意ではありません。でも体育大会はとても楽しかったと思っています。それは自分のできる限りの力で体育大会に参加したからだと思います。 私は音楽は好きなので合唱コンクールは楽しみでした。中には合唱が苦手な人もいます。自分が楽しむだけでなくみんなが楽しめるように配慮することも大切です。 得意な人はまわりの人を支え、良い雰囲気を作ることが大切だということです。 第3学年・卒業生 卒業に向けて在校生へのメッセージ その2
卒業に当たっての卒業生からのメッセージ その2を紹介します。
●卒業生からのメッセージ その2 私は3年間委員会活動に力を入れて過ごしてきた。1年生の前期から3年生の後期までずっと広報委員会に所属していた。 小学校までの私は人前に出るのが苦手で、委員会に入ってすぐは放送で話すことに緊張していた。けれど、放送だけが仕事ではなく、校内の掲示物の整理などの事務的な仕事もあり、楽しかった。 2年生になる頃には放送をすることに慣れてきた。ただ、放送はマイクに向かって話すだけで人前で話すことにはまだあまり慣れていなかった。 そんな中、2年の後期になって、私は委員長を務めた。はじめは生徒会朝礼に出ることもものすごいプレッシャーだった。 (生徒会朝礼で委員長は全校生徒を前にして話をしなければならないのです) どんどん回数を重ねるうちにそれにも慣れてきた。普段の委員会でも委員の意見をまとめ、リーダーシップについて学んだ。 はじめは不安の中で委員会に入ったが、その中でいろいろな経験ができた。私は3年間委員会に入って良かったと思う。 明日以降もメッセージをお伝えします。 第3学年・卒業生 卒業に向けて在校生へのメッセージ
突然の休校措置。
本来なら様々な場面、形で3年生が在校生に、七国中に残しておきたいこと、長く引き継いでほしい思いを伝えることができるのですが、残念ながら、今回は難しい状況です。 そこで、HPにより卒業に当たっての卒業生からのメッセージを紹介します。 休校中ということもあり、毎年おこなわれている教育活動がストップしている現状ですが、できる限り、卒業生の思いを皆さんに伝えていきたいと思います。 在校生には何かを感じ取ってもらいたいと考えています。 ●卒業生からのメッセージ その1 私は中学校生活の中でも特に部活動が思い出深いです。部活動に取り組んだことで、心身ともに大きな成長があったと強く感じています。 私が所属した部活では人が身につけるべき礼儀作法を先生方、先輩方から教わります。挨拶、返事、心配り。部活動で身につけた礼儀は、引退後も私の体に染みついていました。人としてのあり方を教えていただいたと思います。 活動を通し、仲間や友達の存在の素晴らしさを学びました。小学生の頃の私は、人間関係を築くことが下手で、友達は息が詰まる存在のように感じていました。しかし、チームワークが欠かせない部活動に入部したことで、考え方ががらりと変わりました。 何度も悔し涙を流したけれど、隣に仲間がいたことで、また一緒に前を向くことができました。 七国中学校で学び、自分を高め、自分のいたい場所、なりたい自分を見つけてください。 伝えたい思いの詰まったメッセージはまだたくさんあります。 楽しみにしていてください。 今日はひな祭り
3月3日は桃の節句。職員玄関や職員室前階段にいるお雛様たちです。
学校到着 移動教室報告終了
学校に到着しました。
保護者の皆様には、移動教室の間、心配し続けたことと思います。残念ながら、最後まで参加できず、保護者にお迎えにお越しいただくことになった生徒が4名いました。 帰宅後、疲れが出るかもしれません。体調不良、特にインフルエンザによる高熱などにはご注意くださるようお願いします。 これにて、移動教室の報告を終了します。 トイレ休憩 双葉SAトイレ休憩のために寄った双葉サービスエリアには冷たい風が吹いていました。遠くに富士山、甲斐駒ケ岳を望みます。 帰路につきました
スキー場近くの町営体育館で着替え、レンタルウェア等を返却し、バスに乗り込みました。
体調不良の報告はありません。 食後この後、バスに乗車し、一路、八王子を目指します。 昼食メニューは昨日と同じです。 スキー実習5 修了式全員揃って八王子に向かうことができそうです。 スキー実習4スキー実習3スキー実習2 |
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