2019年 4月8日(月) 始業式物事を始めるときにこうしようと思った最初の心は、ぜひ忘れないようにすべきである。そして、いろいろなときに新たにこうしようと思った心も忘れてはいけない、ということです。 新しいことに向かうときには、人間はだれでも今後はこうしてみようとか、こんなことをしてみたいと思うものです。ぜひ君たちも、新たな初心をもってください。 それと同時に、希望をもってこのひよどり山中学校に入学してきたときに抱いていた初心を思い出して欲しいのです。人間は憤れてしまうと、つい環境に流されやすくなります。昨日があったから今日があり、今日があるから明日があるのですが、昨日と同じ今日があり、今日と同じ明日があるのではないのです。人間は、日々少しずつ身体も心も成長していきます。昨日の上に今日があり、今日の上に明日があるのです。一日ずつ向上をしていくことが、人間らしい生き方です。 入学のとき抱いていた、あの新鮮な気持ちと、初心を思い出し、初心に返って、今度こそ、新二年生として、新三年生として、決心をもって生活を始めてください。 |