7月2日(月)・たこめし ・五目煮豆 ・具だくさんみそ汁 ・冷凍みかん ・牛乳 今日は半夏生の習慣にならって「たこめし」を作りました。半夏生とは夏至から数えて11日目にあたる日のことです。今年の半夏生は、7月2日になります。この「半夏生」という言葉はあまり聞きなれない言葉ですが、農業をする人にとってはとても大切な日です。それは「半夏生」のころになると梅雨が明け、田んぼに「カラスビシャク」またの名前を「半夏」という花が咲きます。そして、昔から「この半夏という花が咲くのを目安に田植えを終わりにする」とされてきました。そして、この「半夏生」の日に豊作を祈って「たこ」を食べる習慣がありました。ではなぜ、「たこ」を食べるのでしょうか。それは、田んぼに植えた稲がたこの足のようにしっかりと根を張り、たくさん収穫できるようにとの願いをこめて食べるようになったそうです。 6月29日(金)・ごはん ・さばのみそ煮 ・梅おかかキャベツ ・けんちん汁 ・牛乳 今日の【梅おかかキャベツ】の うめぼしですが、うめぼしは日本で食べられている伝統的な漬物です。梅干しの作り方は、黄色く熟した梅の実を塩で漬けた後、太陽の日に当てて干して作ります。うめぼしというと酸っぱい食べ物の代表ですが、この酸っぱい成分は 「クエン酸」といいます。このクエン酸の働きは、体の疲れをとったり、酸っぱい味が刺激になり食欲がわいてきます。また、うめぼしは殺菌効果といって、バイキンやウィルスを殺す働きもあるため、食べ物が悪くなるのを防ぐ効果があります。ですから、お弁当やおにぎりにぴったりです。今日の給食は、茹でた野菜にうめぼしペーストとこんぶとかつお節を混ぜてあえた「梅おかかキャベツ」を作りました。 6月28日(木)・ガーリックライス ・コトレト ・フレンチサラダ ・グジボヴァ ・オレンジジュース 今月は、ワールドカップの開催にちなんで、日本と対戦する国の料理が登場しています。その第三弾として、今日は、ポーランドの料理を給食で食べました。【コトレト】は、ポーランド風トンカツです。日本のトンカツとの大きな違いは、肉をたたいて薄くしてから使うことです。衣に小麦粉を使わず、卵とパン粉をつけて、少量の油で揚げ焼きにします。味付けは塩とこしょうです。今日は、たまごをつけてからパン粉に油をまぶしたものをつけて、オーブンで焼きました。【グジボヴァ】は、きのこがたっぷり入ったスープで、ポーランドでは定番の料理です。特に新鮮なきのこがとれる夏の終わりから秋の初めにかけてよく作られるそうです。今日は、マッシュルームやしめじが入った手作りのホワイトルーのクリームスープです。いよいよ決勝リーグ進出をかけた試合が、今夜行われます。サッカー日本代表の勝利をみんなで祈り、応援しましょう。 |