卒業式(3月22日(木))3月20日(火)卒業生のみなさんが6年間で食べた給食の回数は1100回を超える程になりました。そして今日が最後の給食です。そこで今日の給食は、明後日22日に卒業を迎える6年生にお祝いの気持ちを込めて春いっぱいの「卒業おめでとう給食」を作りました。まず、主菜の「ぶりの利休焼き」。ぶりは出世魚といって大きくなるにつれて名前が変わる、おめでたい出世魚です。利休焼きとは、ごまをからめて焼いた料理のことを言い、有名な茶人の「千利休」が、ごまの料理をよく作ったことからこの名前が付きました。次は副菜の「菜の花のからし和え」。菜の花は、春の訪れを告げる花です。少しほろ苦さもありますが、この苦みが体にたまった悪いものを取り除くと言われています。それから「いちご」。春が旬のくだもの「いちご」は春を代表する果物。春の味を感じてください。最後に給食室からのメッセージです。「6年生の皆さんは、4月からいよいよ中学生ですね。中学校でも思う存分活躍するためには健康が大切!「自分のからだは、自分で作るんだ!」という気持ちで、これからも食べることを大切にしてください。「6年生のみなさんご卒業おめでとうございます。」 現在、雪…3月21日(水)天気も心も温かな卒業式になることを願っています。 校長 3月19日(月)「ジュリエンヌ」とは、フランス料理の言葉で、「千切」という切り方や、「千きりにした野菜」を使った料理のことを言います。もともと「ジュリエンヌ」は女の人の名前でした。そのジュリエンヌさんはとても美しい髪の持ち主でした。細長くきれいに切った野菜が、ジュリエンヌさんの髪の毛のようにみえるところからせん切りのことをジュリエンヌと呼ぶようになったそうです。今日の給食はせん切にした「人参」「キャベツ」「たまねぎ」を使って「ジュリエンヌスープ」を作りました。 3月16日(金)魚のあじは「あじのたたき」などの刺身、あじの干物、あじフライなどなど…誰でも知っている魚です。鯵は、とても栄養がある魚で、血液をサラサラにするEPA(イーピーエー)・頭の働きをよくするDHA(ディーエイチエー)がたくさん含まれることでも知られています。また、あじの名前の由来は、「味がとってもおいしい」から「あじ」という名前になった。というほどおいしい魚です。今日の給食は鯵を油でカラリと揚げ、野菜がたっぷり入ったマリネソースをからめた「鯵のマリネ」を作りました。 3月15日(木)今年度の給食もあと4回で終わりになります。そこで、今日は、「自分の『食生活』を見つめてみよう!」です。みなさんは、この1年間「食べることを考えたことがありますか?」・食べ物を大切にする。・みんなで協力して準備や後片付けをする。・食事のマナーを身につけるなど。「食生活」について考えたり学んだりすることができたでしょうか? 今年度の給食はもうすぐ終わりますが、4月になると1年生から5年生は進級、6年生は中学生になります。これからも「食生活」について考え、学び、食生活を大切にしていきましょう。また、今年度はできなかったけれど、来年度は「食べること」について、「食生活」について「気をつけたい」、「気をつけようと思ったこと」「大切にしたいこと」考え、実行できるといいですね。 3月14日(水)「ししじゅうし」は沖縄県の料理や食文化を取り入れた給食オリジナルの料理です。沖縄県の方言で、「しし」は「豚」「じゅうしー」は「混ぜご飯」のことで、この方言から豚肉の入った混ぜご飯ということで「ししじゅうし」という料理になりました。沖縄は日本で一番健康な県とも言われ、それは「沖縄料理を食べているから」と言われています。沖縄料理には「ゴーヤ」や「島豆腐」などたくさんの健康食材があり、昆布などを使った海藻料理もその一つです。しかし昆布は沖縄で収穫できる食材ではなく、大昔、沖縄が「琉球王国」と呼ばれていたころ、他の国や他の地域と食べ物や物を交換する交易によって昆布が名産品の北海道から沖縄にやってきました。それから沖縄料理に昆布がたくさん登場するようになったそうです。 3月13日(火)油で揚げた「さつま芋」にあまーい蜜がかかった「大学芋」。皆さんの大好きなメニューですが、なぜ「大学芋」というのでしょう。「大学芋」の名前の由来はいろいろな説があり、どの説が本当なのかは、わかっていませんが、一番正しいと言われているのが、今から100年ほど前の大正時代初期、当時の帝国大学(今の東京大学)の入り口である「赤門」前に、「三河屋」という、ふかし芋屋さんがありました。この三河屋さんがさつま芋を油で揚げて、蜜をかけて売り出したところ、大学生の間で大人気となりました。そこでこの三河屋さんが大学の前で売っているから「大学いも」と名付けたのが始まりといわれています。今日の給食は、揚げたさつま芋にとろーり蜜をかけ、黒ゴマを振った「大学芋」を作りました。 3月12日(月)千草焼は卵焼きの中の具に「とりにく・たまねぎ・ほうれんそう・にんじん」 などいろいろな具がたくさん入っている卵焼きのことです。では、どうして具がたくさん入っている卵焼きを、千草焼と呼ぶのでしょう。それは、「いろいろたくさんの具が入っていてまるで千種類もの食べ物が入っているような卵焼きだ!」というところからたくさんの食べ物が入っている卵焼きとして「千草焼」という名前が付いたそうです。同じようにたくさんの具が入ったお汁で「千草汁」という料理もあります。 3月9日(金)今日は「東日本(ひがしにほん)大震災」のお話です。今から7年前の平成23年3月11日にマグニチュード9.0、最大震度7の地震が起き、高さが10m以上の巨大な津波が発生しました。今の6年生がまだ5歳ぐらいのときです。覚えていますか?被害をうけたところは東北地方の中でも、岩手県、宮城県、福島県で大きな被害を受けました。亡くなった方、行方不明の方が18,457人もいます。たくさんの家や学校、道路、漁港、農地などが津波によって流されその中でも港に面したいわき市はたくさんの建物が津波に流されるな ど大きな被害がありました。今でもたくさんの方が避難生活を送っています。住宅や漁、農業など元通りにはまだ遠く、これからも復興をすすめていくことが必要です。私たちはこの東日本大震災のことを忘れずに復興支援、防災の準備など私たちにできることを考えていかなければいけません。今日の給食は震災復興を願って復興福島県いわき市の郷土料理献立を作りました。 3月8日(木)「チンゲン菜」は中国から伝わった野菜で、白菜の仲間になります。チンゲンサイの特徴は料理してもシャキシャキとした歯触りや加熱しても青々した色の残るところです。また、「チンゲン菜」は中国で生まれた野菜なので中国料理によく使われる野菜ですが、最近では「チンゲン菜のクリーム煮」など洋風の料理にも使われるようになり日本でも人気の野菜になってきました。チンゲン菜の旬の季節は、3〜5月の春と9月の秋の 年に二回あり、今から春の旬を迎える野菜です。チンゲン菜の栄養はβカロテン・カリウム・骨の成長に欠かせないカルシウムがたっぷり入っています。今日は旬を迎えたチンゲン菜を使った「卵のスープ」を作りました。 3月7日(水)ししゃもの語源は、北海道の原住民アイヌ族の言葉「アイヌ語」で「ししゃも」は「葉っぱ」という意味の言葉です。名前のとおり「ししゃも」は柳の葉っぱに似た形をしている体長10〜12センチメートルくらいの小さい魚です。「ししゃも」は世界中で、北海道の太平洋だけに生息している日本固有の魚です。本物の「ししゃも」は水揚げ量が少なくあまり流通されず、お店で「子持ちシシャモ」の名前で売られているのは、「樺太ししゃも」または「カぺリン」といって「ししゃも」の仲間ですが、「ししゃも」ではないのです。「ししゃも」の栄養はビタミン・ミネラルが多く、EPA(イーピーエー)・DHA(ディーエイチエー)も多く含まれているため、食べると頭の働きがよくなります。また、アレルギーの症状を軽くする働きもあるので、花粉症の人に特におすすめの食べ物です。 3月2日(金)明日3月3日は桃の節句「ひなまつり」です。ひなまつりは女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする行事で、桃の花が咲く季節なので別名「ももの節句」とも呼ばれます。ひなまつりに食べる行事食には、ちらしずし・ハマグリのお吸い物・ひしもち・ひなあられ などたくさんあります。その中で一番有名なのは「ひし餅」です。「ひし餅」は、みどり・白・ピンクの三色のお餅を重ねてひし形に切って作られています。この色はそれぞれに意味があり、「緑」は健康「白」は清らかできれいな気持ち、「ピンク」は温かい心を表し、健康に成長するようにとの願いが込められています。また、「ひなあられ」はピンク・みどり・きいろ・しろの四色の色が付けられていますがこれは、春夏秋冬の四季を表し、それぞれの、季節の、自然のエネルギーを体に入れて健やかに成長するようにとの願いが込められています。今日の給食では、ひし餅と同じ3色の白玉団子を入れた「ひなまつり白玉」を作りました。 3月6日(火)今日は「開化丼」のお話です。開化丼とは、豚肉や牛肉とたまねぎ、人参などの野菜を甘辛く煮て、卵でとじたものをご飯にかけた丼のことです。江戸時代まで一般には食べられなかった牛肉と、明治初期の文明開化で日本に入ってきた「たまねぎ」を用いたことから、その呼び名が付いたようです。この開化丼という名まえ 関西では「他人丼」と呼ぶそうです。そのわけは、鶏肉を煮て卵でとじるものを「卵と鶏肉」で親子丼といいますね。その鶏肉が豚肉や牛肉になるところから親子ではなく他人になるので「他人丼」となりました。その理由は、関西は文明開化とはあまり関係がないので「開化丼」でなく「他人丼」の名前でよばれるようになったそうです。今日の給食は豚肉を使った「開化丼」を作りました。 3月5日(月)みなさん「きなこ」は何からできているか知っていますか? そうです「きなこ」は豆腐や味噌を作る大豆からできています。大豆を炒って皮をむき、粉にしたものを「きなこ」といいます。大豆を炒っているためおいしそうな香ばしい香りがするので、それを楽しむ食べ物です。「きなこ」の名前は見た目のとおり黄色い色をしているので漢字で「黄色い粉」と書いて「黄粉」と呼ぶようになりました。「黄粉」にはこのほかに青い大豆を使って作る「黄粉」もあり、この黄粉は「うぐいす色」をしているので「うぐいす黄粉」と呼ばれます。今日の給食は「黄粉」を使った「きなこ揚げパン」を作りました。 あいさつ運動(2年生)3月2日(金)3月1日(木)福神漬けとは 大根・れんこん・なた豆・生姜・シソのみ・たけのこ などの野菜を細かく刻んでしょう油やみりんに漬け込んだ漬物のことですが、これが初めて作られたのは、江戸時代から明治の初めに「酒悦」という漬物屋の社長さんが作り始めたものです。福神漬けの名前の由来は、今から130年ほど前その酒悦という漬物屋さんが上野にあったことから上野不忍池に祭られている弁財天にちなみ、いろいろ入っている材料の野菜を七福神に見立て「福神漬け」という名前を付けたと言われています。カレーライスにあわせて食べる漬物として有名になり、カレーには欠かせないものとなりました。給食の福神漬も給食室で作った手作り福神漬です。 2月28日(水)今では、どこの家庭でも当たり前のように食べられているふりかけですが、一体ふりかけのいつ生まれたのでしょう。ふりかけの歴史は意外と浅く、約100年ほどとも言われています。大正の初期、熊本の薬剤師、吉丸末吉さんという人が、日本人のカルシウム不足を心配して、小魚を姿のまま乾燥させ粉末にしたらどうだろうと思いつきました。そしてその粉末に、調味料・煎りごま・ケシの実・海苔などを加え、魚臭さを消して魚ぎらいな人でもご飯にふりかけて食べられるよう考案し、瓶詰めで売り出したのが始まりだと言われています。しかし大正時代に考案された時は、「ふりかけ」という名称はありませんでした。その後、商品があっても「ふりかけ」という名前はないという時期が続き、「御飯の友」「食卓の友」「遠足の友」「旅行の友」といった『○○の友』がふりかけの名前のように使われていました。その後、昭和34年全国ふりかけ協会が設立されてからは、ふりかけ食品として定義づけられ、正式に名称として使われだしたのです。『○○の友』がふりかけの代名詞だった大正時代から昭和になるとネーミングも変化を見せ、「鮭ふりかけ」「しらす茶漬」「たらこふりかけ」といった、原料名を表したものが増えはじめました。今日の給食はアーモンド・胡麻・かつお節を使った「ふりかけ」を作りました。 2月27日(火)今日は「中学生バランス献立」です。これは八王子市内の中学生のみなさんが、家庭科の授業で勉強したことを活かし健康を考えた献立を立てます。その中で特に良い献立を八王子の小学校全校の給食で食べるというものです。毎年数名、中学生のみなさんが考えたメニューが採用されますがそのなかで、今回は『上柚木中学校の杉本陸さん が考えた献立がとても良い献立だったので今回の「中学生が考えたバランス給食献立」になりました。献立を考えた杉本さんからのメッセージです。「バランスのよい食事を考えました。みんなにおいしく食べてもらいたいです。」献立を立ててくれた杉本さんのメッセージを考えながら今日の給食を食べてください。 2月26日(月)「ホキ」は鍋などにしてよく食べられる魚「たら」の仲間です。ニュージーランド沖に住んでいる体長1メートルほどの白身の魚で、かまぼこの材料やムニエル、煮つけ、フライなどにしてよく食べられます。ふっくらとやわらかい食感とくせのない味の魚なので、特に「フライ」にするとおいしいと言われ、お弁当屋さんの「白身魚のフライ」にもよく使われています。今日の給食は「ホキ」にパンコの衣を付け、油でからりと揚げて作ったフィッシュフライをパンで挟んで食べる「フィッシュサンド」をつくりました。おいしい魚「ホキ」を使った「フィッシュサンド」ですが、魚なので骨があるかもしれません、よく噛んで食べないとのどに骨が刺さってしまうかもしれません。骨に気を付けてよく噛み、残さず食べてくださいね。 |