3月5日(月)みなさん「きなこ」は何からできているか知っていますか? そうです「きなこ」は豆腐や味噌を作る大豆からできています。大豆を炒って皮をむき、粉にしたものを「きなこ」といいます。大豆を炒っているためおいしそうな香ばしい香りがするので、それを楽しむ食べ物です。「きなこ」の名前は見た目のとおり黄色い色をしているので漢字で「黄色い粉」と書いて「黄粉」と呼ぶようになりました。「黄粉」にはこのほかに青い大豆を使って作る「黄粉」もあり、この黄粉は「うぐいす色」をしているので「うぐいす黄粉」と呼ばれます。今日の給食は「黄粉」を使った「きなこ揚げパン」を作りました。 あいさつ運動(2年生)3月2日(金)3月1日(木)福神漬けとは 大根・れんこん・なた豆・生姜・シソのみ・たけのこ などの野菜を細かく刻んでしょう油やみりんに漬け込んだ漬物のことですが、これが初めて作られたのは、江戸時代から明治の初めに「酒悦」という漬物屋の社長さんが作り始めたものです。福神漬けの名前の由来は、今から130年ほど前その酒悦という漬物屋さんが上野にあったことから上野不忍池に祭られている弁財天にちなみ、いろいろ入っている材料の野菜を七福神に見立て「福神漬け」という名前を付けたと言われています。カレーライスにあわせて食べる漬物として有名になり、カレーには欠かせないものとなりました。給食の福神漬も給食室で作った手作り福神漬です。 2月28日(水)今では、どこの家庭でも当たり前のように食べられているふりかけですが、一体ふりかけのいつ生まれたのでしょう。ふりかけの歴史は意外と浅く、約100年ほどとも言われています。大正の初期、熊本の薬剤師、吉丸末吉さんという人が、日本人のカルシウム不足を心配して、小魚を姿のまま乾燥させ粉末にしたらどうだろうと思いつきました。そしてその粉末に、調味料・煎りごま・ケシの実・海苔などを加え、魚臭さを消して魚ぎらいな人でもご飯にふりかけて食べられるよう考案し、瓶詰めで売り出したのが始まりだと言われています。しかし大正時代に考案された時は、「ふりかけ」という名称はありませんでした。その後、商品があっても「ふりかけ」という名前はないという時期が続き、「御飯の友」「食卓の友」「遠足の友」「旅行の友」といった『○○の友』がふりかけの名前のように使われていました。その後、昭和34年全国ふりかけ協会が設立されてからは、ふりかけ食品として定義づけられ、正式に名称として使われだしたのです。『○○の友』がふりかけの代名詞だった大正時代から昭和になるとネーミングも変化を見せ、「鮭ふりかけ」「しらす茶漬」「たらこふりかけ」といった、原料名を表したものが増えはじめました。今日の給食はアーモンド・胡麻・かつお節を使った「ふりかけ」を作りました。 2月27日(火)今日は「中学生バランス献立」です。これは八王子市内の中学生のみなさんが、家庭科の授業で勉強したことを活かし健康を考えた献立を立てます。その中で特に良い献立を八王子の小学校全校の給食で食べるというものです。毎年数名、中学生のみなさんが考えたメニューが採用されますがそのなかで、今回は『上柚木中学校の杉本陸さん が考えた献立がとても良い献立だったので今回の「中学生が考えたバランス給食献立」になりました。献立を考えた杉本さんからのメッセージです。「バランスのよい食事を考えました。みんなにおいしく食べてもらいたいです。」献立を立ててくれた杉本さんのメッセージを考えながら今日の給食を食べてください。 |