2月7日(水)ナムルはもうすぐ始まる平昌オリンピックが開催される。お隣の国「韓国」の家庭料理ひとつです。野菜、山菜、野草を塩ゆでし、調味料とごま油で味付けをしたものです。日本ではピビンパの具として使われることで有名ですが、韓国では毎日の食事のおかずに欠かせない料理です。韓国では「ナムルの味を見ればその家の料理が上手かよくわかる」ということわざもあるほど、どこの家でもよく作られる料理です。ナムルは野菜がたくさん食べられるようにくふうされていて、体の調子を整えてくれる、体にとっても良い料理です。ですから、ナムルを食べる韓国では野菜の消費量が世界1位になっています。今日の給食は、もやし・にんじん・きくらげ でナムルを作りました。 2月6日(火)寒い日に食べたくなる料理に「おでん」があります。でもよく考えると「おでん」って面白い名前ですね。どうして「おでん」という名前なのでしょう? 「おでん」は、蒟蒻・大根・竹輪・昆布などをしょう油味のつゆで煮込んだ料理のことです。「おでん」の歴史は古く、今から500年ほど前の室町時代に「田楽」と言って豆腐を串に刺し、みそを塗って焼いた料理がありました。その当時、宮中(今でいう皇室)に仕えていた女性が「田楽」のことを丁寧に「お」をつけて「おでん」と呼んでいたところから「おでん」と呼ぶようになりました。その頃の田楽には「焼き田楽」とみそで味付けした「煮込み田楽」がありましたが、江戸時代になって「みそ煮込み田楽」を「おでん」と呼び、「田楽」は豆腐を焼いたもののことを言うようになりました。その後、昭和の時代になると今のようなしょうゆ味の煮込みおでんとなり、具もたまごや竹輪・さつま揚げなどが加わり現在のようになりました。 2月5日(月)キャベツは1年を通して食べられる野菜ですが、キャベツの種類は季節にわけて大きく3つあります。寒玉という「冬キャベツ」、春玉という「春キャベツ」、高原で栽培されることが多いので、「高原キャベツ」と呼ばれる、「夏キャベツ」の3つです。今の季節に食べられる「冬キャベツ」は球がよく締まり、葉っぱは厚く、葉っぱと葉っぱが隙間なくつまっていて加熱すると甘くておいしいので、茹でてサラダにしたり、煮込み料理や汁物の具にもむいています。また、キャベツの栄養は、体を病気から守ってくれる「ビタミンC」や「ビタミンU」またの名前を「キャベジン」と言って胃の調子をととのえる働きのある成分が含まれています。今日の給食は茹でると甘くておいしい冬キャベツを使って「フレンチサラダ」を作りました。 【オリンピック教育】アスリートによる運動の学習(2月6日(火))1月31日(水)みそ汁・牛乳】 「かぶ」は、春の七草のひとつで、別名「すずな」といいます。色の白いもの・赤いもの、小さいもの・大きいものなど、種類がたくさんあります。根っこの白い部分だけでなく、葉っぱも食べることができるので、捨てる部分がありません。寒い時期に甘みが増しておいしくなります。「かぶ」は 大昔からある野菜で、弥生時代(今から約2000年前)から食べられていました。今日のきゅうしょくは、「みそ汁」の中に旬のかぶを入れて作りました。 2月2日(金)明日2月3日は節分です。節分とは漢字で季節を分けると書き、暦の上での季節の変わり目とされ日本は一年に四つの季節があるので,年に四回あります。特に冬と春の変わり目になる2月の節分は一番大切にされていて、豆をまいて悪いことを追い払い、福を呼ぶという昔からの習わしです。節分には「豆まき」をしますが、これは豆には悪いものを追い払う力があるとされ、豆を撒き年の数だけ食べてその一年を無事に過ごせるようにと願います。また「恵方巻き」と言ってその年の縁起の良い方角【恵方】を向いて(ちなみに、今年は南南東です)福を巻き込む「巻きずし」を無言で食べ、今年一年の健康や願いごとをを祈ります。 2月1日(木)皆さんがふつう「みかん」と呼んでいる果物は、正式な名前は「うんしゅうミカン」といいます。日本の伝統的な果物で、手で簡単に?いて食べることができるので、旬の秋から冬にかけて一番多く食べる機会が多い果物です。主な品種だけでも20種類以上あり、栄養もビタミンAやビタミンCなどがたくさん入っているので、風邪などの病気予防に効果があります。風邪の流行るこの時期に食べる果物としてとても良い食べ物です。今日に給食のみかんは温州ミカンの「はれひめ」を使いました。 |