引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

H.29.5.1 朝会講話から

H.29.5.1 朝会講話
 いよいよ今日から5月です。早いですね、もう一か月が過ぎました。季節は、春から夏に変わろうとしています。みなさんの服装もだんだん薄着になってきましたね。半袖の服装の子供たちも増えてきました。季節は、夏の始めから初夏へと移っていきます。

 以前も話しましたが、今日はツバメのお話をします。長沼小学校にもそろそろツバメがやってきます。ツバメは、渡り鳥で日本の冬には餌となる虫たちがあまりいないので、冬の間は、えさを求めて南の暖かい地方で過ごしています。この前の児童朝会で話したように、春になって日本でも生き物が変化して動き出し、たくさん見られるようになってきました。ですからツバメもえさを求めて日本に戻ってきます。

毎年長沼小学校の玄関に巣を作って、子育てをしています。先週は、ツバメの姿を見ることができました。巣作りが始まるのではないでしょうか?

 ツバメは、他の鳥に比べて人をあまり恐れません。人の家に巣作りをすることが多いのです。昔の農家では、この季節にわざと玄関の戸を開けっぱなしにして、家の中に巣を作らせてツバメを可愛がってきたようです。ツバメは、農家が作る稲などの作物につく虫を食べてくれるので、昔から農家の人たちにとって大切な生き物だったのですね。ですから、お家の中にまで巣を作らせてツバメと一緒に生活してきたのです。

 また、京王線の新宿より都心では、ツバメは見られなくなったといわれます。それはビルに囲まれた都心には、ツバメのえさとなる虫や巣を作るための泥がないからです。長沼の地域では、まだ田んぼや畑があって、ツバメにとって子育てしやすい土地なのです。ビルが立ち並ぶ都心の子供たちは、ツバメの子育ての様子は観察できません。ツバメがやってくる町長沼、生き物が子育てできるとてもよい地域なのですね。みなさんにとって都心の子供たちにはできない自然の観察ができます。よいチャンスです。ツバメの子育ての様子を観察してみてください。

 さらにツバメという鳥の特徴なども観察たり調べたりしてください。ツバメは、歩くのが得意でしょうか?カラスや他の鳥が地面を歩いている姿は、よく見かけると思います。ツバメが地面を歩いている姿を見たことはありますか?あまり見かけない光景だと思います。ツバメは、巣作りのための泥をどのようにとってくるのでしょうか?着陸して立ち止まって泥をとってくるのでしょうか?ツバメの飛ぶスピードは?是非、調べたり観察したりしてみてください。

 長沼小学校だから観察できる学習です。この長沼小で育つ子供たちだからできる特別な学習だと思います。夏までの間、みなさんも昔の農家の人たちと同じように、つばめとなかよく生活し、観察していきましょう。

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