湯滝を見学ののち、ハイキングを開始します。
ハイキングエリアのゲートには、熊に注意の看板があります。でも、ゲートの手前もこの周辺全てに熊はいるそうです。
フェンスの対象は熊より鹿とのことです。

ネイチャーガイドさんと挨拶し、注意を聞き、スタートします。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚により自然を感じます。

　

　

湯滝駐車場で昼食を摂りました。
おにぎりを食べていると、上から落ち葉が舞い降りてきました。
これから、ネイチャーガイドさんと戦場ヶ原に向かいます。
風が冷たくなってきました。秋の湿原を堪能できそうです。

自然、歴史、文化等のジャンル別に見学します。

華厳の滝近くにある日光自然博物館で見学します。
日光の自然についての映画を観たあと、班別に展示物を見学します。

船尾からの眺めは、紅葉の準備をする山の木々です。
男体山が霧の上に見えます。

山から下って湖を覆う霧の中に突入します。

向かい風は強く、少し冷たいです。

　

乗船し、中禅寺湖を横断しています。
湖の上は思った以上に風があり、寒いとも感じます。

菖蒲が浜から立木観音まで中禅寺湖を遊覧船で横断します。
船の出発時刻まで、桟橋で待機しています。

色付き始めた木々を眺めながら、宿舎へ戻りました。身体を目覚めさせるには、ラジオ体操より石投げの方が効果があったようです。
朝食をいただきます。
７０度の源泉で茹でた温泉卵、切り干し大根、ニラと油揚げの味噌汁、サラダ他です。

湯の湖畔を散策します。
なぜ人は水面を見ると、石を投げたくなるのでしょうか。

おはようございます。
第２日がスタートしました。
さほど寒くもない朝を迎えています。
所々に薄く青空が透ける程度の薄曇です。

昨夜、熱発者が１名出て、家庭と連絡を取り合っています。本日の行動を共にできるか、家庭にお迎えに来ていただくか、再度検温、健康観察し、判断します。

さて、朝の会を湯の湖畔で行いました。ラジオ体操はまだ寝ている身体でのものだからか、キレはありません。
朝食を摂り、気持ち、身体をしっかり起こす必要がありそうです。

宿舎の若旦那さんに、日光奥湯元温泉について語っていただきました。
日光奥湯元温泉の効能、奥湯元温泉や日光の歴史、鹿や猿と人の生活圏が重なってきた変化とその原因、またそれが昨年の鬼怒川決壊に繋がった状況、鹿害防止ネットの意味、明日のハイキングで注意して観察すべきことなど、難しい歴史や環境問題を易しく、時にユーモアを交えお聞かせいただきました。
詳しくは帰宅後にお子様からお聞きください。

今、児童は入浴中です。歴史ある温泉に浸かり、さぞや気持ちよく寝ることができるでしょう。

緊急時を除き、第１日の報告は以上とします。
明朝午前６時４０分、湯の湖畔での朝の会から、第２日を報告します。

大切な報告を忘れていました。
皆、大きな体調の変化もなく、元気です。

野菜や、ニジマスを骨ごと食べることが苦手な人が若干います。でも、家庭では好き嫌いを言い、食べないようなものも、頑張って食べています。
集団で生活し、我が儘を言わず我慢することは大切な経験です。

待ちに待った夕食です。
女将さんからメニューの説明がありました。
ニジマスの唐揚げ、ゼンマイ、湯葉、チーズ入り鶏肉、高原野菜のキャベツ、大根の漬物、栃木名産のニラの卵とじ汁、アイコという山菜、ご飯。
残さずに食べれば、デザートです。食欲の秋。皆、全て食べるでしょう。

散策の最後は温泉神社です。
行基が開いたと言われる神社です。
奥日光の歴史を感じます。
このあと、宿舎に帰り、ひと息ついたら、夕食です。
皆、空腹のようです。最高の調味料です。