1月19日(木)の給食「春巻」とは漢字で季節の春に、巻物の巻と書きます。この名前の由来は昔、中国では作物の豊作や健康を願う春のお祭りの時に春に旬を迎える食材を小麦粉の皮で巻いて食べるという習慣がありました。そこから春巻きという名前の料理になったといわれています。ですから、春の食材を巻いて作る春巻きには春が来るのを喜ぶ気持ちや、幸せや健康・豊作を願うなどたくさんの気持ちが込められています。今日の春巻は調理員さんが一つ一つ丁寧に「みなさんが健康に過ごせますように!」と気持ちを込めて、春の食材を小麦粉の皮で巻いて作りました。皆さんも春巻きを食べてみんなの健康や幸せを願(ねが)ってください。 1月18日(水)の給食岐阜県は本州のほぼ中央にあり、山が多く、海のない県です。標高3000メートルを超える高い山が連なり、「日本の名水百選」に選ばれていて美しい川も流れています。今日の給食で紹介するのは「鶏ちゃん」「じんだじる」「みたらしだんご」です。「鶏ちゃん」は、タレに漬け込んだ鶏肉を、キャベツなどと一緒に焼いて食べる家庭料理です。タレには、醤油味やみそ味があり、鶏肉の切り方もさまざまで、家庭ごとに違います。今では手軽な家庭料理ですが、かつてはお盆やお正月に作られた料理です。「じんだ汁」は、具だくさんの汁に、すりつぶした大豆の入ったものです。この汁を作るときには、大豆を一升使うため、一升を一生とかけて「一生まめ(この「まめ」とは健康で働き者のこと)で無事終わった」ということで、法事などで食べられてきました。 大豆は保存がきくため、昔は雪深い岐阜県地域の貴重なたんぱく源でした。そして「みたらしだんご」です。「みたらし」というと、とろっとした甘辛い醤油味のタレをからめた団子思い浮かべますが、岐阜県では、醤油だれを塗って、こんがりと焼いたものを「みたらし」といいます。 1月17日(火)の給食6年生のみなさんは、あと3か月で小学校を卒業します。小学校を卒業と一緒に給食も卒業です。中学校でのお昼ご飯は、お家から持っていくお弁当、または中学校給食となります。中学校給食は小学校給食と形が変わり、お弁当箱に詰められた給食が学校に毎日届きます。中学校給食は小学校の給食にないメニューもたくさんありおいしいものがたくさんあります。そこで今日の給食では中学校給食で人気のメニューを紹介します。メニューは「ポテトカルボナーラ」です。「ポテトカルボナーラ」は、蒸したじゃがいもをパスタで有名なチーズと生クリームで作った「カルボナーラソース」で味付けしたメニューです。小学校の給食でも何度か作りましたがとても人気のメニューです。中学校給食にはこのほかにも人気のメニューがたくさんあります。6年生のみなさん楽しみにしていてください。 1月16日(月)の給食中華料理は四大中華料理と言って大きく4つの種類に分かれます。その4つとは、北京・広東・上海・そして四川料理です。四川料理の特徴、それはズバリ!「からい」です。四川料理は唐辛子などの香辛料をきかせた料理が多く、その代表的なものは皆さんもよく知っている「マーボーどうふ」です。マーボー豆腐の名前は昔、中国の四川省というところに陳さんという人の奥さんがいました。この奥さんは家が貧しく食材がないところ、お客さんのために「何かおいしいものを作りたい」とあり合せの材料で作ったのが「マーボー豆腐」の始まりです。「麻婆豆腐」の名前はこの奥さん顔に「あばた」と言う「にきび」の跡があり、中国語で「あばた」を「マー」。奥さんのことを「ボー」。というところから「あばたのある奥さん」が作った豆腐料理なので「麻婆豆腐」という名前になりました。今日の給食、はマーボー豆腐をごはんにかけた「マーボー丼」を作りました 1月13日(金)の給食「サルサソース」とはメキシコの有名な料理です。主にアメリカ南西部や、南米・メキシコで食べられていて、トマト、たまねぎ、ピーマン、コリアンダーという香草などの材料をみじんきりにして、唐辛子や塩などの調味料で味付けしたピリ辛のソースです。サルサソースにはいろいろな味付けや生のまま食べるもの、加熱して食べるものなど、様々な作り方があり、生のソースはタコスやタコライスに、加熱したものは魚や肉にかけたり、パンにはさんで食べるなどたくさんの種類や食べ方があります。今日の給食は煮込んだサルサソースにウィンナーを加え、ケチャップとチリパウダーで味を付けたピリカラソースをパンにはさんで食べる「サルサドッグ」を作りました。 1月12日(木)の給食東京オリンピック開催が近づいてきました。去年の夏リオオリンピックの閉会式で小池都知事が引き継いだオリンピックの旗が今月から東京と東北3県をめぐる「オリンピックフラッグツアー」が始まりました。そのフラッグが1月9日から13日まで八王子にやってきました。給食ではフラッグに描かれているオリンピックの五つの輪にちなんだ「オリンピックフラッグツアー五つの種類オリンピック給食」を作ることになりました。その内容は五つの輪にちなみ五つの種類「主食・主菜・副菜・乳製品・くだもの」を食べるという献立です。ちなみに今日の給食では(主食-ごはん・主菜-いかの香味焼き・副菜-ちくぜん煮、煮びたし・乳製品-ぎゅうにゅう・くだもの-みかん)です。この五つ種類を食べることでバランスの良い食事となり、元気な体を作ることができます。児童のみなさんもご飯を食べるときこの「五つの栄養 主食・主菜・副菜・乳製品・くだもの」がそろっている食事かどうか考えながら食べるようになれるといいですね。 1月11日(水)の給食1月11日は「鏡開き」です。鏡開きとは、お正月の間 年神様にお供えしていた「鏡餅」を下げて食べる行事で、鏡餅を開き(割って)食べることで「年神様をお送りし、お正月に一区切りつける」そんな意味を込めて行なう行事です。年神様に供えた鏡餅をいただいて、一年間の無病息災を祈ります。では、どうして餅を「切る」とは言わないで「開く」というのでしょう? それは、刃物でお餅を切るのは「切腹」を連想させるので、縁起をかつぐため、包丁などの刃物では切らず、木づちなどで割って、おしるこやぜんざい、お雑煮に入れていただいたのです。今日の給食はあんこに白玉もちを入れた「白玉小豆」を作りました。 12月20日(火)の給食12月24日はクリスマスイブです。クリスマスとはイエスキリストの誕生を祝うお祭りです。世界中の人々がクリスマスパーティーを開きお祝いをします。皆さんも、クリスマスケーキを食べる人が多いと思います。日本では、ふわふわしたスポンジケーキに生クリーム、いちご、サンタの人形にチョコレートのプレートなどきれいに飾ったケーキが有名ですが、世界各地では様々なケーキが食べられています。イギリスではクリスマスプディングというドライフルーツがたっぷり入った、しっとりとしたケーキです。ドイツでは、ドライフルーツがたっぷり入り真っ白な粉砂糖がたっぷりかかったシュトーレンというケーキを12月の初めから毎日少しずつ切り取りクリスマスまで食べるそうです。また、フランスではブッシュ・ド・ノエルと言って暖炉にくべるまきの形をしたケーキを食べるそうです。今日の給食はクリスマスカラーの緑色をイメージしたグリーンケーキを焼きました。 3学期 始まる 2年生
1月10日(火)
いよいよ3学期になりました。子供たちは楽しい冬休みの生活をおしゃべりしつつ教室に集まってきました。ちょっと心配なのは、インフルエンザです。流行りだしています。 学校が始まるとすぐに授業です。生活科では、「冬探し」をしました。枯れ木に目を向ける児童がたくさにました。でも、梅の枝先には、もうつぼみがふくらみはじめていました。 2学期 終業式 2年生
12月22日(木)
2学期、終業式でした。校長先生が、一人一人の通知表を読んで、成長したことを褒めてくださいました。1年生は、2学期がんばったことを発表してくれました。遠足・ハッピーフェスティバル・作品展・縄跳び練習・九九などたくさんのことが思い出されました。今年度は、少し長い冬休みです。みんなが元気に年を越し、笑顔で教室に戻ってこられるように願っています。 12月5日(月)の給食今日の給食の「ホキの香草パン粉焼き」に使った白身魚は「ホキ」という魚です。この「ホキ」という魚、鍋などでよく食べられる魚「たら」の仲間で、南半球のニュージーランドという国の沖に住んでいる体長(たいちょう)1メートルほどの魚です。さっぱりとしたくせのない味なので、かまぼこの材料やムニエル、煮つけ、フライにして食べられることが多い魚です。ふっくらとやわらかい身は、「フライ」にするとおいしいと言われ、お弁当屋さんの「白身魚のフライ」にもよく使われています。 12月6日(火)の給食「ほうとう」は山梨県の郷土料理です。もともとは中国から伝わった食べ物ですが、戦国時代に「甲斐の国」と言って今の山梨県周辺の武将だった武田信玄という人が知り合いのお坊さんに教えてもらい、戦の時に食べるものとして作り始めたのがその土地に広まり、郷土料理となりました。「ほうとう」の特徴はみそ味で、野菜がたくさん入り、必ずかぼちゃが入っているところです。それは、「ほうとう」の名前に関係があります。「ほうとう」は漢字で「宝の刀」と書きますが「ほうとううどん」に入っている細長く切った南瓜の形がその「宝刀」という刀の形に似ているところから「ほうとう」という名前になった。また、武田信玄が自分の宝物の刀で野菜を切って作ったから「ほうとう」という名前になった。などいろいろな説があります。「ほうとううどん」は体を暖かくする働きのある根菜がたくさん入り、体の芯から温まる食べ物として、特に寒いこの時期においしい料理です。 12月7日(水)の給食「根菜」は、漢字で根っこの野菜と書き、土の中にできる部分を食べる野菜のことです。では、どのような野菜が根菜というのでしょう。「根菜」とは、ごぼう・にんじん・だいこん・かぶ・じゃがいも・さつまいも・さといも・れんこん・しょうが・など、たくさんあります。では、根菜は体にどのような働きがあるのでしょうか? 根菜は疲れた体を元気にする働きやおなかの調子を整えたり、のどや胃腸の働きをよくしてくれるものなどがあります。12月も半分過ぎ、クリスマスや年末に向かいこれからどんどん寒くなります。寒い日が続くと体が疲れ、風邪をひいたり、インフルエンザにかかってしまいます。寒い冬になる前に、根菜をしっかり食べて寒さに負けない元気な体で過ごせる準備をしましょう。 12月12日(月)の給食韓国といえばキムチ、キムチといえば韓国というほどキムチは韓国料理を代表する食べ物です。韓国ではキムチはその家庭によって味が違い、韓国では昔から「おいしいキムチを作れる女性はよい奥さんになれる」という言葉がある ほどです。韓国では毎年秋から冬に向けて、それからの一年間に食べる大量のキムチを漬けますが、このことを「キムジャン」といい、この行事は女の人を中心に行っていたので、昔は女性のお祭りとされてきました。今でも会社によってはキムチの材料を買うためのお金としてキムチボーナスが出たり、学校や仕事がお休みになることもあるそうです。現在ではこの「キムジャン文化」はユネスコの無形文化遺産に登録され、韓国の人はキムチを国の大切なものとしています。今日はこのキムチを使って「キムチチャーハン」を作りました。 12月9日(金)の給食れんこんは、別名の名前で「はす」とも呼ばれ、池や沼などに咲く「ハスの花」の地面に潜った茎の部分を食べる野菜のことです。レンコンは内側に穴が開いていて、輪切りにするとその穴から先が見えるところから、先の見通しが立つという縁起ものとされ、お正月に食べる「おせち料理」には必ず入っている野菜です。そのほかにも煮物やきんぴら、お寿司の具としても使われシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。旬の時期は10月から3月の冬の時期なので、今の時期がおいしい旬の季節になります。 今日の給食は、「レンコンフィッシュバーグ」です。レンコンを薄く切ってハンバーグの上に飾り付けました。もちろんハンバーグの中にも入っています。シャキシャキとしたおいしい歯触りを楽しんでください。 12月2日(金)の給食寒い日に食べたくなる料理に「おでん」があります。でもよく考えると「おでん」って面白い名前ですね。どうして「おでん」という名前なのでしょう?「おでん」は、こんにゃく・だいこん・ちくわ・こんぶなどをしょう油味のつゆで煮込んだ料理のことです。「おでん」の歴史は古く、今から500年ほど前の室町時代に「田楽」と言って豆腐を串に刺し、みそを塗って焼いた料理がありました。その当時、宮中(今でいう皇室)に仕えていた女性が「田楽」のことを丁寧に「お」をつけて「おでん」と呼んでいたところから「おでん」と呼ぶようになりました。その頃の田楽には「焼き田楽」とみそで味付けした「煮込み田楽」がありましたが、江戸時代になって「みそ煮込み田楽」を「おでん」と呼び、「田楽」は豆腐を焼いたもののことを言うようになりました。その後、昭和の時代になると今のようなしょうゆ味の煮込みおでんとなり、具もたまごやちくわ・さつまあげなどが加わり現在のようになりました。 12月1日(木)の給食12月になりました。本格的な冬のはじまりです。そして、冬の味覚も出そろいました。では、12月に旬を迎える食べ物には、どのような食べ物があるでしょう。 さといも・チンゲンサイ・はくさい・かぶ・こまつな・だいこん・れんこん・ほうれんそう・ながねぎ・みかん・ゆず・りんご・レモン・さば・たら・ししゃもなどたくさんあります。風邪やインフルエンザも流行り始めました。冬に旬を迎える食べ物は風邪などの病気から体を守ってくれる働きや体を温め寒さから守ってくれる働きがある食べ物がたくさんあります。冬の食べ物をしっかり食べて、寒さや病気に負けない体を作りましょう。今月の給食も旬の食べ物をたくさん使います。 11月30日(水)の給食ビーフンとは、中国の福建省というところで生まれた食べ物です。漢字で米の粉と書き、中国語や台湾語でビーフンと読むので日本でも「ビーフン」と呼ぶようになりました。ビーフンの生まれた福建省周辺は、米作りが盛んで、小麦があまり作られないため、小麦で作る麺はあまり食べられず、それにかわって、たくさん作られている米で作った麺がよく食べられるようになりました。日本では炒めたり、スープの具として食べることが多いのですが、中国・台湾・ベトナム・タイなどではラーメンのように主食として食べられることが多いそうです。今日の給食はビーフンを使って、「ビーフンスープ」を作りました。 11月29日(火)の給食「さば」は「青魚の王様」と呼ばれ、背中が青い青魚にたくさん入っているDHAやEPAが、どの魚よりたくさん入っています。頭がよくなるDHAや、EPAは血液をサラサラにしてくれるなどの働きがある成分です。このDHAやEPAは最近「オメガスリー脂肪酸」などと呼ばれ注目を集めている成分です。そのほかに、目によい成分のビタミンAがたくさん入っているなど、「さば」は体にとっても良い食べ物です。とても体に良い魚なので、給食では毎月のように登場する魚です。今日に給食はこの「さば」を使って「さばのみそ煮」を作りました。 11月25日(金)の給食今日の給食は白いご飯を食べる日です。八王子産のお米を八王子市内の保育園、幼稚園、都立学校、小学校、中学校に通う人たち全員でいっせいに!食べます。この八王子産のお米は市内の高月町、長沼町、元八王子町で収穫されたのお米です。このうち、ほとんどが高月町で作られています。高月町は水に恵まれた地域で、都内でも一番大きい田園が広がります。お米を作ってくださった「石川 研さん」からメッセージが届いているので紹介します。「私たちが作った地元のお米をみんなに食べてもらえることが最高にうれしくて、張りきって作りました!お米の銘柄はキヌヒカリ、コシヒカリ、アサヒノユメ、アキニシキのブレンドです!田んぼのまわりにはいろんな虫が住み、美しい鳥が飛んできます。私はこの豊かな自然が好きなので、田んぼを絶やさないようにしたいと思っています。みんなは、これからも八王子のお米を食べて、元気にすごしてください!! |