４月２８日（金）、５組の校外学習が行われました。今年度は来年が市制１００周年を迎えることもあり、郷土を学ぶ学習として日本１００名城にも認定された八王子城を訪れました。当日は前日までの雨も上がり、絶好の天気の中、学校から徒歩で八王子城へ向かいました。途中、薄紅色のハナミズキと菜の花が私たちを迎えてくれました。全行程（往復約１２キロ）を生徒全員、元気に完歩できました。
　八王子城は戦国時代のおわりに、北条氏照が築いた城です。戦国時代の城は山の地形を活かして築かれることが多く、天守閣のような建物もありません。八王子城は、敵の攻撃を防ぎやすいようにかなり険しい山に築かれました。古道を通り抜けた御主殿（氏照の館）の近くに、土塁や曳橋（ひきはし）など攻められにくい工夫がほどこされているのが、実際に歩いてみるとよくわかりました。
　午後は、ガイダンス施設で学習しました。忍者になって八王子城を探るゲームをしましたが、なかなか難しかったです。ボランティアガイドさんに生徒全員で一人ずつ次のような質問をしました。
（質問１）ベネチア（現在のイタリア）産のレースガラスが、なぜ八王子城で見つかったのですか？
（質問２）曳橋（ひきはし）を戦で負けた時こわすそうですが、どうやってこわしたのですか？
（質問３）八王子城が攻撃された時、なぜ、氏照はいなかったのですか？
　事前学習で一生懸命に考えてきた生徒たちの質問に対して、ボランティアガイドさんに一つ一つとても丁寧に応えていただき、大変勉強になりました。八王子城の散策を通して、その歴史を学ぶとともに緑あふれる豊かな自然に触れることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

　春の香りが満ち溢れる満開の桜の中、あいにく早朝から雨となりましたが、長房中学校第４３回入学式が本校体育館で行われました。８９名の新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。　新入生の呼名では、学級担任の呼びかけに全員がしっかりとした応答ができ、立派でした。在校生の皆さんも式歌合唱「ＣＯＳＭＯＳ」を全員で歓迎の気持ちを込めて温かく歌ってくれました。
　保護者の皆様、本日はお子様の御入学おめでとうございます。本校の教職員全員で一致団結し、皆様の期待に添うように努力するとともに、家庭、地域、学校が連携を密にして、一人一人の生徒を心豊かに育てていきたいと思います。
今後とも御支援、御協力のほどよろしくお願いいたします。