H.24.11.5 朝会講話「紅葉のしくみ」
H.24.11.5
朝会講話 先週は読書の秋の話をしましたが、今週は、芸術の秋の最大のイベント「創立40周年記念音楽会」があります。各学年どんな素晴らしい合奏や合唱を聞かせてくれるか、今から楽しみです。「伝えよう心に響く音楽を」音楽会のテーマです。どうしたら「心に響く音楽」が伝わるでしょう。一人一人考えてみてください。そして、残り1週間の練習をがんばってください。校長先生は、聞いている人の心に響く合奏や合唱を期待しています。 さて、みなさんの後ろの長沼公園と校庭の桜の木を見てください。赤や黄色に色づいてきたことが分かりますか。 そこで、みなさん、葉っぱは、どうして赤や黄色に色づくのでしょう。今日は、「どうして葉っぱが赤や黄色に色づくのか。」についてお話します。 もともと葉っぱは何色ですか。緑ですね。どうして緑色なのかを説明します。葉っぱには葉緑体という緑のつぶがたくさんあり、それで緑色をしているのです。この緑色のつぶは、木にたくさんの栄養を送ります。 黄色に色づく葉っぱと赤く色づく葉っぱがありますね。黄色になる葉っぱのしくみと赤になる葉っぱの仕組みが少し違うので、別々に話します。 まず、黄色になる葉っぱでは、気温が低くなる秋になると、緑色の葉緑体が壊れてしまうのです。すると葉緑体になくなり、もともとあった黄色のつぶ(カロチノイド)が目立つようになり、黄色くなるのです。 次に、赤色になる葉っぱでは、やはり気温が低くなる秋になると、葉緑体が壊れて、緑色のつぶが壊れて、赤色のつぶ(アントシアン)ができてくるのです。だから赤色になるのです。 これが、緑の葉っぱが黄色や赤色になる仕組みです。 黄色の葉っぱと赤色の葉っぱでは、少し仕組みが違いましたね。 緑の葉っぱは、木に栄養をたくさん送れるのですが、黄色や赤色の葉っぱは、栄養を送れません。木にとって役立たなくなるので、冬になると全部落ちてしまいます。春に新しい葉っぱや花を咲かせるために冬の間は栄養をいっぱいためているのです。 つまり黄色や赤色の葉っぱは、最後の力を振り絞って一生懸命生きています。 だから紅葉はきれいなのかもしれませんね。 さて、高学年のみなさんに宿題です。空はどうして青いのでしょうか。難しい宿題ですが、調べてみましょう。副校長先生が答えを知っています。分かった人は、副校長先生に答えを確かめてみてください。 H.24.11.2. 体育科授業よりきょうのこんだて 11月2日(金)ごはん 茎わかめの生姜炒め 鰆のみそ焼き じゃがいものそぼろ煮 牛乳 鰆(さわら)は、漢字で魚へんに春と書くように、春を代表とする魚として知られますが、真夏を除いて1年中獲れる魚でもあります。瀬戸内地方では「春告げ魚」とよばれ、春の鰆が好まれますが、関東では「寒鰆」とよばれる、寒さの厳しい季節の脂ののった鰆が好まれるようです。季節により変化する味わいを、おいしくいただきたいですね。 きょうのこんだて 11月1日(木)中華丼 卵スープ ポップビーンズ 牛乳 みなさんは、1回の食事でどのくらい噛んで食べていますか?よく噛んで食べると、体にとっていろいろなよい効果があります。また、よく噛んで食べると食べ物をよく味わって食べられるようになるので、食事がもっとおいしくなります。今日のポップビーンズも「かみかみ献立」のひとつです。ぜひ、しっかり噛んで食べる習慣をつけましょう。 H.24.11.1. 図画工作科の授業より子供たちは、思考をリラックスさせて、生き生きと取り組んでいました。図工専科の萱原教諭は、「いつもの授業よりおもしろかったと子供に言われてしまいました。・・・」と子供たちが本当に楽しく取り組めたことを笑顔で話していました。 きょうのこんだて 10月31日(水)ミニ食パン(ホウレンソウ・キャロット) パンプキングラタン ビーンズサラダ オニオンスープ りんごジョア 今日は、ハロウィンにちなみ、かぼちゃ(パンプキン)がたくさん入ったグラタンを作りました。かぼちゃは緑黄色野菜のひとつで、カロリーが高く、ビタミン、ミネラルも豊富な栄養価の高い食材です。ビタミンはA、C、Eなどが多く、体に害のある活性酵素を抑えて生活習慣病を予防してくれます。かぼちゃは夏野菜ですが保存がきくので、これからの季節にも大活躍の野菜です。 「動物村は大騒ぎ」〜野菜を食べよう〜委員会の児童が、劇「動物村は大騒ぎ」を演じて、野菜を食べることの必要性を全校児童に伝えました。 【劇のあらすじ】 とらさんとらいおんさんが畑を荒らしてしまいました。2人は反省して、2人だけで新たに村のために野菜作りを始めました。しかし、村の動物たちは野菜を食べることができなくなり、さらに畑仕事で体を動かすことをしなくなり、病気になってしまいます。村の動物たちは、2人の野菜作りを手伝い、収穫した野菜を食べることができ、病気が治るというお話です。 1年生から6年生まで分かる内容で、委員会児童の劇を楽しく観ることができました。野菜をしっかりとり、体を動かすことの大切さがよく伝わりました。「健康な体づくり」につながる大変よい食育の発表でした。 きょうのこんだて 10月30日(火)わかめごはん さばのごまみそ煮 こんにゃくの土佐煮 きりたんぽ汁 牛乳 今日は、秋田県の郷土食「きりたんぽ」を使ってみました。秋田のきりたんぽ鍋には、地鶏、ごぼう、せり、まいたけ、きりたんぽが入るのが定番だそうです。給食では、にんじん、大根、里芋を追加して、給食風にアレンジした「きりたんぽ汁」を作りました。だんだんと寒くなってきたので、温かい汁物がおいしくなってきましたね。今日も残さずにおいしく食べましょう。 きょうのこんだて 10月29日(月)ジャンバラヤ タンドリーチキン ジャーマンポテト 隠元豆のクリーム煮 牛乳 タンドリーチキンの作り方は、鶏肉の切り身に、にんにく・根生姜・ヨーグルト・トマトケチャップ・塩・こしょう・カレー粉をすりこんで200度のオーブンで13分焼きます。おうちなら、気軽にフライパンで焼いてもいいですね。子どもたちに大人気の一品です。 H.24.朝会講話 「読書の秋」
今日は読書の秋にちなんで、読書の話をします。
みなさん本を読んでいますか?お家の人や長沼小学校の先生は、みなさんに本を読むことを薦めます。何故、読書を薦めるのでしょうか。本を読むとみなさんの頭・脳にとってもよいことが起こるからです。 まずは、今まで知らなかったいろいろなことを知ることができます。みなさんの知っていることがたくさん増えます。知っていることを知識と言います。知っていること、知識が多いとみなさんは、よりよく生活することができます。 次に、想像する力がつきます。たとえばお話の中に、「庭には、チューリップの花がたくさん咲いています。」という文があったとします。みなさん想像してみてください。・・・・・校長先生は、緑の芝の庭があって、その庭の花壇に赤いチューリップがたくさん咲いている様子が目に浮かびました。でも、みなさんの中には、庭一面、庭全部にいろいろな色のチューリップが咲いている様子を目に浮かべた人もいるのではないでしょうか。それでいいのです。そうやって自分の頭で考えることで想像する力、想像力が付くのです。 知識と想像力の話をしましたが、読書をすると知識と想像力のほかにも、もっともっとみなさんを豊かにする力が身に付きます。だからお家の人も学校の先生も本を読むこと、読書を薦めるのです。 さて、みなさんはどれくらい本を読んでいますか。調べてみると、日本の小学生の一ヶ月に読む本の冊数は、平均6冊ということが分かりました。1年生は平均10冊、6年生は平均4冊ということも書いてありました。校長先生はみなさんになるべくたくさん本を読んでほしいなと思っています。 ちなみに校長先生は、10月に入って、本を3冊読みました。今、4冊目に入っています。 さて、小学生に人気のある本も調べました。読んだことのある人は黙って手を挙げてください。エルマーのぼうけん、おまえうまそうだな、シートン動物紀、ファーブル昆虫紀、怪談レストラン、かいけつゾロリシリーズ、黒魔女さんが通る、若おかみは小学生、ズッコケ三人組シリーズ、マジックツリーハウスシリーズ、怪人二十面相、バッテリー、ダレン・シャン、ボーイズ・ビー、ぼくらシリーズ、ハリーポッターシリーズ、何回手が挙がったかな?全部挙げられた人はいますか? さあ、まだまだ読書の秋です。本をたくさん読みましょう。 きょうのこんだて 10月26日(金)いちごジャムサンド ポークビーンズ パリパリアーモンドサラダ 牛乳 ポークビーンズには大豆がたくさん入っていますね。大豆は「畑の肉」とよばれるほど、たんぱく質が豊富で栄養価の高い食材です。よくかんで食べることで消化吸収もよくなります。「ポークビーンズは苦手」という人が多いようですが、残さずにしっかり食べましょう。 H.24.10.25 連合運動会きょうのこんだて 10月25日(木)さつまいもごはん きゃべつのメンチカツ おろしソース 青菜ともやしのナムル 果物(みかん) 牛乳 今日は、きゃべつをたくさん入れてヘルシーなメンチカツを作りました。大根のおろしソースをたっぷりかけて食べましょう。 きょうのこんだて 10月24日(水)古代ごはん のりの佃煮 赤魚の塩焼き 豚汁 果物(姫りんご) 牛乳 今日は、刻みのりと茎わかめでのりの佃煮を作ってみました。磯の香りが食欲をそそりますね。果物は、今が旬の姫りんごです。長野産のアルプス乙女という品種です。 きょうのこんだて 10月23日(火)スープスパゲティ コールスローサラダ ミニトマトつき ミニマロンケーキ 牛乳 みんなの好きなスパゲティを、今日はスープ仕立てにしました。昆布でだしをとったスープで材料を煮込み、仕上げに生クリームと粉チーズで味を調えました。「今日のスパゲティはボンゴレだったの?」という質問がたくさんありましたが、秘密は昆布のだしにありました。残菜も3%とよく食べていました。 創立40周年記念集会本日、創立40周年記念集会を行いました。初代PTA会長の矢島重男様から「ふるさと長沼の昔の様子」〜長沼の地域のこと〜、第4代PTA会長の田島雄一様から「長沼小学校40歳」〜長沼小学校のこと〜のお話がありました。学校の節目の年に、全校児童が地域の人から貴重なお話を聞くことができました。 また、PTAを代表して副会長から子供たちに記念品の贈呈があり、全校児童が40周年ロゴ入りハンドルコップ(本日配布)と航空写真・集合写真掲載の下敷き(後日配布)をいただきました。 そして、縦割り班活動や5分前行動など、長沼小のよいところや放課後子供教室や登下校の見守りなど、地域の人への感謝の気持ちを述べた6年代表児童の言葉がありました。 最後に「今日から明日へ」の全校合唱があり、明るく元気な歌声で集会が終わりました。 きょうのこんだて 10月22日(月)梅じゃこごはん 豆鯵の南蛮漬け 茎わかめのきんぴら かぶと厚揚げのみそ汁 牛乳 今が旬のかぶは、地場野菜を使用しています。今日も青々とした立派な葉やどろがついたまま、畑から給食室に届きました。新鮮で栄養豊富な地場野菜を、たくさん食べていきたいですね。 H.24.10.22 朝会講話 「ノーベル賞 山中教授」
みなさんノーベル賞を知っていますか。
最近日本人でもノーベル賞を受賞した人がいますね誰だか知っていますか。 そうです。ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんです。 はじめにノーベル賞についてお話します。昔スウエーデン人のノーベルという科学者がいました。その頃重要な燃料である石炭を掘ったり、土地を切り開いて道を作ったりするのにニトログリセリンという爆薬を使っていました。非常に危険な爆薬で、取り扱いが悪いと爆発してしまい、大きな事故が起きてしまいました。ノーベルは、ダイナマイトという持ち運びが簡単で使いやすい爆薬を発明したのです。ノーベルはダイナマイトがたくさん売れて大金持ちになりました。 ノーベルはお金持ちになって、年をとって、死ぬ前に遺言というお手紙を残しました。「私が残す財産(お金)をしっかり管理して(銀行に預けて)、その利子を、前の年に人類のために大きく貢献した人々に分けてあげてください。」こんな手紙でした。つまりノーベルは「持っていたお金を社会のためにがんばった人に賞金としてあげてください。」という手紙を残したのです。 これがノーベル賞の始まりです。 次に山中伸弥さんについてお話します。山中さんはお医者さんです。今は病気を治す医学ということを研究している京都大学の研究者です。山中さんは世界で初めて「iPS」細胞という体を作っている小さなつぶをつくりました。 「iPS」細胞というものは何か。簡単に説明すると、病気で体の一部が悪くなったときに、人の皮膚から小さなつぶである細胞をとって、それを「iPS」細胞にして、悪くなったからだの一部に成長させることができるのです。そして「iPS」細胞が成長しからだの一部に生まれ変わったら、悪くなったからだの一部と取り替え、病気が治せるというものなのです。ねずみを使っての実験までは成功しているようです。「iPS」細胞は、今まで治せなかった病気が治せるようになる素晴らしい発見だったのですね。 でも山中さんは、簡単にノーベル賞をとるような人になったのではありません。お医者になったばかりで、簡単にできる手術が上手くできなくて、手術に邪魔だと言われて挫折したり、ねずみの世話ばかりしなくてはいけなくて、なかなか研究が進まなくうつ病になったりしました。しかし、そんなことにも負けずに必死に研究を続けた山中さんは、ついにノーベル賞を取るような研究の成果である「iPS」細胞を発見したのです。校長先生は、「iPS」細胞もすごいけど、山中さんの努力もすごいなと思いました。 今日は、ノーベル賞、山中伸弥先生、「iPS」細胞の話をしました。 H.24.10.20 道徳授業地区公開講座元世田谷区立山崎小学校校長 安達 勉 先生が、「マジックを通して子どもの心をとらえる」〜子どもの心を育てる家庭の役割〜というテーマで講演をしてくださいました。手品を使って聞き手をひきつけながら、「家庭ですべきしつけ」「子どもの心をいかに豊かに育てるか」等、分かりやすくお話してくださいました。93名の方に出席していただきました。 きょうのこんだて 10月19日(金)吹き寄せおこわ いかの松笠焼き 鶏肉と里芋の煮物 ゆばのすまし汁 牛乳 今日は、秋らしい炊き込みごはんを作りました。「吹き寄せおこわ」の名前は、お皿の中のにんじんや栗を、紅葉した葉が風で吹き寄せられている様子に見立ててつけられました。おこわの栗やしめじ、煮物の里芋など、秋の味覚を存分に味わいましょう。 |