引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

離任式より

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H.24.4.27
 泉 直樹 校長先生をはじめご転任・ご退職なさった教職員方々がご来校され、2〜6年生とのお別れの会がありました。一人一人の方々に子供たちから言葉と花束が贈られました。
 子供たちは、お世話になった教職員の方々の話をしっかり聞き、泉校長先生から「やっぱり長沼小の子供たちは、話の聞き方がよい。」と褒めてもらいました。感謝の気持ちをもって話が聞けたのだと思います。
 また、お話の中で「命を大切にすること」の講話がありました。「自分のお父さん・お母さんより長生きすること」を子供たちと約束していました。しっかり守ってほしいと思います。
 お別れの会だったので、少しさびしさを感じましたが、子供たち一人一人がそれぞれの思いで、気持ちのよいお別れの会ができました。
 

よき校風

 委員会の紹介集会で、委員長となった8人の子供たちが、委員会の仕事やお願いしたいことなどを全校児童の前で、メモや原稿なしで立派に話していました。集会が終わると緊張していたのか、ほっと息をついていました。本番では見なかった手のひらに直接書いたメモを友達に見せながら、笑顔いっぱいで集会を振り返っている子もいました。
 高学年の子供がメモや原稿を見ないで話をするのは、長沼小の校風だと近くの教員が教えてくれました。この校風は、子供たちの表現力を育てます。自分の思いや考えを相手にしっかり伝えられる子供たちを育てるために、このような実践は、今後も継承していきたいと思います。
 

H.24.4.23 児童朝会講話より

 校長先生は、この学校に来て嬉しいことが、またできました。それは給食です。校長先生は、とても美味しいと思います。みなさんはどうですか。特に1年生のみなさん小学校の給食はどうですか。きっととっても美味しいと思います。
 栄養士の井澤さんや調理士の人達は、みなさんが登校する前から、給食室で、みなさんに美味しい給食を届けようと、準備を始めます。そして、12時頃には、子供と大人合わせて、450食近くの給食を作っています。
 美味しくて安全な給食をみなさんに届けようと、一生懸命給食を作っています。
 
 さて、みなさん。給食前に「いただきます。」を言っていますか。校長先生は、長沼小学校の子供たちには、「いただきます。」を心から言ってほしいと思っています。
 なぜ「いただきます。」を言うのでしょうか。海外にも同じようなことを言ってから、食べ物をいただく習慣はあります。
 日本でも、海外でも、食べる前に「いただきます。」・・・感謝の言葉を言うのです。私たちが食べる、野菜、米、パン、肉、魚、・・・全ての食べものには命があります。人はそう言った小さな命を、「いただきながら」自分の命をつないでいるのです。命を食べなくては、生きていけません。だから、その小さな命に感謝の気持を伝えるためにも、「いただきます。」と言っているのです。ですから、給食前の「いただきます。」は、心をこめて言ってください。
 先週栄養士の井澤さんから、長沼小学校は、給食の食べ残しが少ないです。と報告を受けました。とってもいいことだと思います。これは長沼小学校の給食が美味しいからでしょうか。みなさんが、「残さないようにしよう。」と思っているからでしょうか。分かりません。
 ただ、校長先生は、大切な命を調理した給食の残りが少ないことは、とってもよいことだと思います。給食は、食べられることに感謝し、なるべく食べ残しを少なくしたいですね。
 食べる命に感謝して。「いただきます。」が大きな声で言える子になってください。そして、食べ物に感謝して、食べ残しを少なくする子になってください。
 これで、お話を終わります。

H.24.4.16 児童朝会より

 始業式と入学式に「あいさつ」の話をしました。朝、正門に立っていると、ほとんどの子が元気な声であいさつしてくれるので、校長先生は、今、とってもうれしい気持ちです。ずうっと、ずうっと元気なあいさつを続けてください。
 また、始業式・入学式の後、桜も満開になり、地域の人や校門まで来た君たちのおうちの人も、桜の写真をとって、「校長先生、きれいですね。」といってくれました。校長先生は、ますます気持ちよくなりました。

 しかし、満開の日に、「校長先生、桜の花を傘でつついている人がいます。」と教えに来てくれた子がいました。その子は、すでにいなくなっていました。どうしてそんなことするんだろうね。

 みなさんに一つお話があります。
  「ひまわりのお話」です。
 地域の人が道ばたで大切にひまわりを育てていました。ある時いたずらされて、ひまわりは傷つけられました。地域の人は、「ひまわりを大切にしてね。」という看板をつけました。
 すると翌日、その看板引きちぎられ、ひまわりはなぎ倒され、命を失いました。育てていた地域の人の気持ちは?・・・考えてみてください。
 ひまわりを失った悲しさ。・・・これももちろんあるでしょう。しかし、地域の人にとっては、命を失った悲しさだけでは、すまされません。誰かが、ひまわりをなぎ倒そうとしてやったこと。看板を引きちぎろうとしてやったこと。そのことに対して許せないでしょう。校長先生も絶対許せません。
 みなさんは、どうですか。許せますか? 決して許さない心をもってください。
 
 ひまわりも、桜も、私たちと同じ 「命」 をもっています。だから、みんなが、きれいに思ったり、大切に思ったりします。長沼小の子どもたちにもお願いします。大きな生き物の命だけでなく、ひまわりや桜のような小さな命も大切にする子どもたちでいてください。
 命の話は、またお話します。今日は、ひまわりと桜の話をしました。お話を終わります。

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