H.24.4.16 児童朝会より
始業式と入学式に「あいさつ」の話をしました。朝、正門に立っていると、ほとんどの子が元気な声であいさつしてくれるので、校長先生は、今、とってもうれしい気持ちです。ずうっと、ずうっと元気なあいさつを続けてください。
また、始業式・入学式の後、桜も満開になり、地域の人や校門まで来た君たちのおうちの人も、桜の写真をとって、「校長先生、きれいですね。」といってくれました。校長先生は、ますます気持ちよくなりました。 しかし、満開の日に、「校長先生、桜の花を傘でつついている人がいます。」と教えに来てくれた子がいました。その子は、すでにいなくなっていました。どうしてそんなことするんだろうね。 みなさんに一つお話があります。 「ひまわりのお話」です。 地域の人が道ばたで大切にひまわりを育てていました。ある時いたずらされて、ひまわりは傷つけられました。地域の人は、「ひまわりを大切にしてね。」という看板をつけました。 すると翌日、その看板引きちぎられ、ひまわりはなぎ倒され、命を失いました。育てていた地域の人の気持ちは?・・・考えてみてください。 ひまわりを失った悲しさ。・・・これももちろんあるでしょう。しかし、地域の人にとっては、命を失った悲しさだけでは、すまされません。誰かが、ひまわりをなぎ倒そうとしてやったこと。看板を引きちぎろうとしてやったこと。そのことに対して許せないでしょう。校長先生も絶対許せません。 みなさんは、どうですか。許せますか? 決して許さない心をもってください。 ひまわりも、桜も、私たちと同じ 「命」 をもっています。だから、みんなが、きれいに思ったり、大切に思ったりします。長沼小の子どもたちにもお願いします。大きな生き物の命だけでなく、ひまわりや桜のような小さな命も大切にする子どもたちでいてください。 命の話は、またお話します。今日は、ひまわりと桜の話をしました。お話を終わります。 |