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2年生読み聞かせ

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今日は音楽室で読み聞かせをしていただきました。

題名は「スーホの白い馬」
モンゴルの草原に、スーホという心の優しい少年が、おぱあさんと二人で住んでいました。羊を追って暮らしていましたが、ある春の夜、生まれたぱかりの白い子馬を見つけて持ち帰り、大事に育てました。
朝起きてから夜寝るまでスーホと白馬はいつも一緒です。 人間と馬というより、きょうだいのようにそれはそれは大変仲の良いスーホと白馬に、まわりの人々もびっくりするほどでした。
やがて月日がたち、自い子馬は立派な、たくましい馬に成長しました。そんなある日、モンゴルの殿様の前で馬の競争が行われることになりました。モンゴルの各地から、脚に自身のある馬たちが集まって来ました。もちろん、スーホも白馬に乗って参加しました。

「用意、ドン!!」家来の合図でスタートです。でもスーホの白馬にかなう馬はありません。スーホは見事に一着になり、殿様が約束したとおり、段様の娘、オノン様と結婚し素晴らしい商品をもらうはずだったのですが、何かと理由をつけて、約束を破り、白馬をむりやりスーホか ら奪いとってしまったのです。
 白馬と別れたスーホは、毎日まいにち白馬のことを思い出しては、悲しみの涙にくれていました。友達も心配して、いろいろと元気づけるのですが、スーホの悲しみは深くなるぱかりです。カタカタと戸を鳴らす秋風にも、「白馬!白馬が帰って来たんだ」と表に飛び出して、さがし廻るスーホの姿に、おぱあさんも涙が止まりませんでした。
 その頃、スーホから奪った白馬を、殿様はお客様を呼んで自慢することにしました。しかし、スーホに会いたい気持ちは白馬も同じです.白馬は殿様を振り落とし、家来を地面にたたきつけて、スーホに会いたくて逃げ出しました。
 怒った殿様は、家来に命じて弓矢で白馬をうってしまったのです。体に何本もの矢傷を受けながら、それでも白馬はスーホの家に帰って来ました。「白馬!!逃げて来たんだね。ぼくに会うために、矢でうたれながら・・・こんな遠くまで走って来てくれたんだね」・・・スーホに抱かれながら白馬は死んでしまいました。
 ある日、悲しむスーホの夢に、白馬が出てきました。「スーホ、元気を出して下さい、そして、わたしの尾やすじを使って楽器をつくって下さい。そうすれぱスーホがうたをう たう時は、私も一緒にうたえますし、スーホが休む時は、あなたのそぱにいられます」と話かけて消えていきました。
 スーホは、いわれた通りに白馬の体から楽器をつくりました.この楽器が現在でもモンゴルにつたわっている、馬頭琴という楽器です。
 やがて冬が去り、モンゴルの草原に再び、光り揮く春がやってきました。
 
お話の所々で、馬頭琴で奏でられた音楽を流していただき、子供たちもじっとお話に耳を傾けていました。

12月1日(木)の給食

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ご飯
鮭の幽庵焼き
きんぴら
みそ汁
牛乳
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