引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

3/10 「3年生の縄跳び」

昨日、3年生の担任が、「5分間に400回以上跳べたんですよ!」「ホームページに載せてください」と強く訴えてきました。子供達の努力を校内だけでなく、全国、世界中に知らせたい、そう思ってのことでしょう。担任の喜びと子供達の努力を、ここに紹介します。
 内容は、3年生1組2組それぞれが、3学期になって休み時間・放課後等を使って、クラス全員が順番に、長縄一回転につき一人が跳ぶ。これを5分間で何回できるかということに挑戦しています。その成果が、ようやく出てきて、担任としても誇らしいのだと感じました。1組と2組が競い合ってやっています。
 1組は399回 2組は409回。1秒間に1人以上が跳ばなくてはなりません。休み時間や放課後に担任の大きな掛け声「ハイ・ハイ」というテンポが速くなってきたことは感じていました。
 これらの取り組みのほかに、鉄棒もやっています。
 そして、担任のこんな言葉もありました。
 「子供達は強くなりました。転んでも泣かなくなりました。」みんなで一つの目標に向かって努力する姿はいいものですし、子供も担任も達成感を感じて取り組んでいることも素晴らしいと思いました。

3/9 インフルエンザ情報とそしてスギ花粉について

 先週は1年生の発症が多く、心配していましたが、今週に入って少しずつ減ってきました。
 今週の全校児童の欠席状況は以下の通りです。
3/7(月)インフルエンザ(9名)・風邪の症状(5名)・腹痛関係(4名)・その他(6名)計(24名)
3/8(火)インフルエンザ(8名)・風邪の症状(3名)・腹痛関係(2名)・その他(4名)計(17名)
3/9(水)インフルエンザ(7名)・風邪の症状(2名)・腹痛関係(2名)・その他(5名)計(16名)
 依然として、市内の小中学校では、学級閉鎖や学年閉鎖もあります。
 保護者の皆様の懸命な子供達の健康管理に感謝申し上げますとともに、引き続き警戒をお願いいたします。

*校内で、スギ花粉対策(メガネ・マスク等)をしている子供を多く見かけます。
 私も30年以上スギ花粉症にかかっています。子供の頃は、スギ玉鉄砲(紙鉄砲の小型で、スギ花粉を出すあのスギの実を玉にしたもの)で遊んでいたものですが、東京に来て、5年目の教職に就いた途端、スギ花粉症になりました。最初の3年間は大変でしたが、今は比較的軽い症状で済んでいます。小さい子供達はかわいそうに、と思います。いろいろな薬があり、医者と相談しながら自分に合う薬に出会うと、花粉がそんなに気にならなくなり、症状もずいぶん軽くてすみます。お大事に。

3/7 朝会 「三寒四温」「人命救助、消防体験」

昨日は暖かくて良い天気。オオイヌノフグリやフキノトウを見つけました。春がすぐそこまで来ています。しかし、今日は、雪。凍えるような寒さです。
 このように、春を目の前にして、寒暖が交互にやってきながらも少しずつ春になっていく、このことを「三寒四温」と言う。(全校でこの言葉を知っている子は20名もいなかった)
 こういう季節は健康に気を付けましょう。
 さて、2日前のサタデースクールのときに、消防車(関係車両)が8台も学校に来ていてびっくりしました。東京消防庁八王子消防署長 横山 正巳 消防監 の子供達への挨拶が印象的でした。
 内容は、防災関係以外に「子供は、将来があり、みなさんが地域・日本を背負っていく人たち・・・体験を通して学んでほしい・・・。」子供達への熱いメッセージをいただきました。そうです。子供は、将来の日本を背負って立つ人材です。大切に育てられなくてはいけない。しかし、甘やかしでは困る。
 一人前の大人になるよう、時には厳しく育てなくてはならない。学校は日本を背負う人材を育成するところだと思います。(もちろん家庭が第一義的な責任場所だとは思いますが)消防署の方たちも子供をその様に考えられていることに新鮮な喜びを感じました。
 大人が皆、そのように考えて、子供達の育成意識が高まれば、もっといい社会になると思いました。
 さまざまな火災・災害体験(起震車・煙体験・119番通報体験・消火器使用・放水体験・はしご車心肺蘇生法・等々)をさせてもらいました。当日は、消防署員と消防団員の方々役25名程度でしょうか。大勢の方に大変お世話になりました。

3/4 雑感「6年生を送る会」

各学年の出し物で、在校生は、「6年生ありがとう。中学校でも活躍してください。そして、私達のことも思い出してください。」そんな気持ちを強く表現していました。
 5.6年生の地区班の班旗の引き渡し式。さらに在校生からの6年生への感謝の思い出の色紙の贈呈もあり、会を引き締めたり和やかなものにしたり、いい感じでした。
 みんなの態度も立派で大変素晴らしい会になりました。長沼小の児童はますます集団行動についての規範意識がしっかりしてきたように思います。

2/28 朝会 「長沼小の看板を背負っています」

22年度も終わろうとしていますが、毎週皆さんに話をしてきました。そのときの姿勢や話の聞き方は大変素晴らしく私は誇りに思います。長沼小の子供の一つの大きな特徴です。
 長沼小らしさの中から少し、先週の6年生の委員会発表は、どの発表者も司会も、姿勢も言葉も内容もしっかしりしていて、また、はっきりとした口調で、まさしく低学年へのお手本となっていました。低学年が、こういう6年生になりたいと思う姿でした。学校便りにも載せました。6年生の言動を代表として5年生が作文を書いていました。それを紹介しています。見てください。
 4年生も、先日お年寄りの方が困っている姿を見て快く手を貸した女子2人がました。そのお年寄りから、電話があり、「涙が出るほどうれしかった。ありがとうの感謝を伝えてほしい・・・」という内容の電話が入りました。
 2年生です、先日京王バスの営業所に生活科見学に行きました。そのときの係の方が「長沼小の子供は、話をしっかり聞きますね・・・。話している私も、話しやすい・・・。」こんなことを言って2年生はほめられました。
 時に、地域で悪ふざけをしたり、いたずらやマナーの悪さで地域の方に叱られたりして電話が入ってくることもあります。
 いずれにしても、個人の問題に終わらずに、「長沼小」という看板を背負います。相手に感謝される言動に心掛けたいと思います。
 最後に、
 「自分の嫌なことは、相手も嫌なことです」そう考えて、行動していきましょう。

23年2月22日 「インフルエンザ情報」

 先週末には2年生のインフルエンザでの欠席も落ち着き、今日2月22日現在は、全校で1名となっています。ただ、1年生にウィルス性胃腸炎(ノロウィルス)が疑われる状況の児童1〜2名がいます。市内では、21日に8校13学級がインフルエンザでの学級閉鎖になっています。引き続き警戒してください。

2/21 朝会 「さすが6年生」そして頑張る「2年生」

今朝、昇降口で2名の6年生女子に会った。結構雨がふっていたので、1人の女子は、靴下が濡れたらしく、脱いでいた。様子を聞くと、こういうこともあると思い、替えの靴下も用意しているということだった。さらにもう1人の女子は、こんな雨なのに、運動靴で来ていたので、わけを聞くと、「今日体育があり、雨も朝のうちだけで、体育は外でできるようだから運動靴で来た。」・・・素晴らしい。
 先を見通して対策を立て、行動する。素晴らしい力があることに感心した。そしてうれしく思った。
 2年生のことです。2年生の学級だよりの中にこんなことが書いてありました。
 2年生のある子供が、家庭学習をしっかりやってくるようになり、それを担任の先生がみんなに紹介し、ほめたところ、次の日には何人もの子供たちが家庭学習を自主的にやってきた。こんな内容でした。友達の頑張りに対して、自分も頑張ろうとする態度がいい。友達と学びあうことや集団の持ついいところだと思います。できれば、長続きする家庭学習であればいいと思います。2年生頑張れ。

2/17 雑感 「巣立ちも間近」長沼小の風景で

この時期、各教室から、「6年生を送る会」のだしものの音楽や言葉が聞こえてきます。
 5年生は、6年生から一つのバトンを引き取り、中心となって縦割り給食後の縦割り遊びの準備と実施に活動してきました。今日本番を迎えます。お世話になった6年生に感謝を込めた言葉も5年生が用意しているようです。一つ一つ、6年生は5年生にバトンを渡していきます。5年生は、それを引き継ぐことで6年生としての自覚を高めていきます。
 1階のひまわり学級では、2名の6年生が卒業文集の作成をしていました。1年生から5年生は、2つ離れた教室で6年生を送るための歌を歌っていました。元気に歌っていますが、歌詞も曲も結構胸にしみるものでした。立ち止まって聞きました。5年生が思い出の言葉を挟み、また元気に皆で歌っていきます。
 そういえば、先日の大雪のとき、6年生が校舎北側の雪かきをしてくれました。教職員を代表してお礼をいいましたが、大変助かりました。
 1年生は、雪を掻き分けて、(芽が出ている植木鉢は中リップでしょうか?)水をやっていました。
 1年生は雨が降っても雪が降っても、植物に水をやります。愛しい行為です。
 2年生の九九のテストを1日4〜6名やっています。今までに、69名中、47名を見てきました。一人に3分程度かけテストをします。合格すると喜んで帰っていく姿が嬉しいです。こんな言葉がありました。私:「はい、合格です」C:「やった、お父さんとの約束が果たせた」担任:「賞状を高々と掲げて、大喜びで教室に帰ってきます。」
 家庭で、お風呂の中で、食事のときに、中にはトイレでも、練習して頑張ったという話を聞いています。不合格を言い渡すのは、とてもつらいのですが、心を鬼にして言い渡します。1週間後に再チャレンジ。頑張ってほしい。中には合格ですが、より確かな暗唱が必要と感じた場合は、2日〜1週間の宿題を出します。(家族の誰かに、九九を言う宿題・逆から言う九九もあり)2年生の一生懸命さが嬉しい日々です。
 

2/15 雑感 ある本から「関係する保護者の皆様へ」

余計なおせっかいだとお思いにならないで、小学校を巣立ち中学生になるお子さんのためにも是非参
考にしてください。
 「中学生の心がほっとする、親からの言葉や親の行動」
・愛されている、大切にされていると思う言葉や行動(存在の肯定)
・認め、褒めてくれる(承認・賞賛)
・困ったときに慰めてくれる、なだめてくれる
・話を真剣に聞いてくれる(傾聴)
・ありがとう等と感謝をしてくれる(感謝)
・おはよう・お帰り、と挨拶をしてくれる(挨拶)

「中学生が傷つく親の言葉や行動」
・産まなければよかった・・・(存在否定)
・そんなこともできないの(能力否定)
・(今から)しようと思っていたのに、「早く○○しなさい」(強制)やつあたり
・友だちや兄弟姉妹と比べる(他者との比較)
・暴力をふるう
・大切なものを無断で捨てる
・(よくできた)と思っていても「もっと頑張れ」と言う(過剰な期待)
・期待にこたえないと見捨てられそう
・○○あげるから勉強しなさい(条件つき承認)
こんな一覧がありました。参考にしてみてください。

*私毎ですが…言わなければやらない子供には何を言ったらいいのか、悩みます。
片付けのことですが、娘とよくけんかをしたものです。
*時にけんかも必要と思います。これを言うと嫌われるなどと弱い心でなく、言わなければいけないことは言うことです。要は、魂が入っているかどうかだと思います。

2/14 雑感「大きくなって戻って来て!」(さけ(鮭)の稚魚の放流)

3年生が(4年生も)さけの稚魚を育てていた。2月13日17組の親子の参加もあり、無事さけの稚魚を放流したという報告を担任の先生から聞きました。そういえば、テレビでも何回か報道していました。子供達の気持ちが通じて、少しでも多く戻ってきてくれればいいなあと思います。1学期の「雑感」に書いたものです。一部紹介しておきます。
 *7/12 朝会 「命のバトン」(命を考えるシリーズ3)
 <以前、さけの稚魚を学校で育て、多摩川に放流したことがある。ところで、この さけが自然に生まれて、川を下り、海へ行き、海で数年間育って、生まれた川に戻ってくる。この、戻ってくる割合をさけの回帰率という。自然の状態では、さけの回帰率は0.3%から1%程度とか、人工孵化で丈夫に育てた稚魚の場合でも数パーセント。多くの稚魚は大きな魚の犠牲になる。自然のおきてのようなものがある。>

2月14日 朝会 「子供の言葉は乱暴になったか」

ある本を読んでいて、確かに子供の言葉、いや、大人の言葉も乱暴になったと思う。
 公共の電波を使って、乱暴な言葉遣いが多いテレビ等の影響か?
 心と言葉について考えたいと思います。
 「一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り」(うなづく子供もかなりいる)言葉で人の心はおこったりうれしくなったりします。言葉は心を映しています。
 こんなことが書いてありました。
 乱暴な言葉遣いは、人を傷つけるばかりでなく、自分の運命をも左右する。
*以下の内容を分かりやすく話したつもりですが、2010年8月の「児童心理」(金子書房)から抜粋します。
1「考え方に気をつけて、考え方は言葉になるから」2「言葉に気をつけて、言葉は、行動になるから」3「行動に気をつけて、行動は習慣になるから」4「習慣に気をつけて、習慣は人格なるから」5「人格に気をつけて、人格は運命を作るから」
 つまり乱暴な考えは乱暴な言葉に、行動に、そして乱暴な人につながる。
 さて、皆さんにお願いがあります。乱暴な言葉の反対側に、うれしい心になる、元気になるいい言葉があります。ありがとうや挨拶です。
 家庭で、お父さんお母さん、兄弟姉妹に朝の挨拶で、「お父さん、おはよう」とはじめに○○さん等と名前を入れて言うととてもいい。やってみてください。


2月8日 雑感 「3.4年生の挨拶」

朝、廊下のモップがけ兼子供達との挨拶をしています。3階の西の方に移ったとき、上がって来る子供達が全員自分から元気に挨拶してきます。4年?3年?と思って教室へ紀入る様子を見ていると、4年生、中央階段での挨拶は3年生でした。うれしいことでした。3年生は、教師に入るときに友だちに向かっておはようと言い、習慣化しているように感じました。
 5.6年生になると何故か、声が出なくなり、挨拶ばかりか、授業中の発言も少なくなります。更に始業式等の歌声も弱くなります。
 思春期の入り口の気恥ずかしさのようなものがありますが、高学年の手本・高学年の理性と知識・高学年としての心情のようなもので是非克服してほしいと思います。
 3.4年生は高学年になってもその気持ちをもち続けてほしいと思います。

2月7日 朝会 「父母や家族に迷惑をかける、という心が、いけないことをやめさせる」

まず、インフルエンザ情報です。
 1月20日前後の9名の感染者をピークにして、2月に入ってから2〜3名、そして今週も1名程度で推移しています。家族の方や皆さん自身の努力でこうしてインフルエンザ感染を食い止めています。
 先日、都内は、インフルエンザ注意報が警報に変わりました。引き続き手洗いうがいをしっかりしましょう。

さて、本題に入ります。
 人は時々悪いことをします。悪いことをする人がいます。物を盗んだ子供の父親が言っていたことが印象的でした。「多くの子供達はしないのにどうしてわが子が・・・」
 いけないことをする気持ちを思いとどまらせるのは、頭(理性)と心情(特に親に迷惑をかけられない)があると思います。頭の方は、日々の学校の勉強でしっかり鍛えて、ものの善悪を学びましょう。学校は勉強するところですから。心情は、皆さんの心の中にあります。家族を大切にする、お父さんお母さんを大切に思う心があります。日々頑張り、お父さんやお母さんに褒めてもらうこともそうでしょう。
 その気持ちが悪いことから自分を遠ざけてくれます。
 時々思い出してください。考えてください。これをするとお父さんやお母さんは喜ぶかな?と。

1/24 雑感「親と子」

 学生のときに年に1回は帰省した。東京に戻る前夜、決まって父が泣いていた。時に風呂場で大きな声を出して泣いていた。弟が帰るときはもっと大きな声だったらしい。母は、それを「そんなに悲しかったら一緒に行けば」と言っていたらしい。
 私も結婚をして子供ができ、田舎に連れて帰ることも毎年の行事だった。東京に戻る前夜は、父は、以前同様に大きな声を上げて泣いていた。
 やがて父は癌で亡くなった。母が一人、田舎で帰省の私や私の子供達を迎え、そして見送る。今度は母が泣くようになった。
 その母も昨年突然亡くなった。
 私の長男が、仕事で家を離れ、広島へ行くことになった。
昨年の6月中頃、最初の広島へ行く日、荷物が多かったので、橋本駅まで送ってやった。帰りの車の中でなぜか、泣けてしょうがなかった。そして半年後、久々の休暇で帰って来ていた長男が明日帰る。亡き父母のように、涙が出てしょうがない。妻は気丈にしているようだが?
 親と子はこんなものなのだろうか? 一つ一つ親の後を追って体験している感じがする。
 教育に携わっている者として、更に、こんなことも考えます。
長沼小(世の中)の子供達のお父さんお母さん、子別れする時期が来ます。それまでの間、一緒に笑って、食事して会話して、ごく当たり前の日々の小さな幸せを感じてほしいと思います。家族の温かい心に見守られ子供達が安定した心で生活できることを心から願います。子供をなんとか一人前にして手放すことは、うれしくもあり、悲しくもあります。それが親の努めだと分かってはいるのですが。
 校庭で泥んこになって活動している子供達に、「幸せでありますように」と突然祈ってしまいました。

1/24 朝会 「優しい心はどこから」

 朝、挨拶をもらった。うれしかった。さわやかな感じがした。挨拶をした。きっと相手もうれしいと思う。
 挨拶ができない、しない子供もいる。挨拶をした・してもらった、そのときにいい感じがしたという体験が少なかったのだろうか? いい体験が必要です。
 昨日、近所の公園を散歩していた。保育園児らしい兄弟2人が、近くにいた両親に、「この子(子犬)がウンチしたんだよ。」と言うと、お父さんが「どこ?連れて行きなさい。」こうして一家は、すぐ近くのウンチの場所へ。そしてお父さんが始末をしていました。
 子犬を連れて、一家で公園に来て、子供達だけで散歩をさせていたのでしょう。ウンチが気になる子供と、そのウンチを片付けなくては、と思うお父さんです。きっとこの兄弟は、公園をきれいにすることやごみを捨てたり、散らかしたりすることは無いと思います。親の思いをしっかりと受け止めたと思います。
その場から更に進んで行くと、今度は、片手に大きなゴミ袋を下げ、ごみ拾いをしている人に会いました。こういう人の大きな心や優しい心が分かる人は、きっと心の優しい人で、子供なら、優しい人に育っていくのだと思いました。
 各家庭や地域で、大人が配慮して子供達をしつけていけば、体験させていけば、きっと心の優しい子に育っていくものと思います。学校では、計画的にこういう心の育成に取り組みます。

1/17 朝会 「言語環境」

 心を表すのに、目・表情・言葉が有効で、多くはこの3つから人の内面を理解します。教室でも皆さんの目や表情から、担任の先生が、手も挙げていないのに、指名することがあります。皆さんの表情を読み取って「子の子はわかっている・意見を持っている」指名します。
 人と人が楽しく良い関係を築くには、楽しい気持ちを表す、笑顔が大切です。今年も笑顔です。
 今回は、言葉を取り上げます。
自分と相手を表す言葉に「俺、お前」があります。東京八王子の男子達は、この「俺とお前」を使うことが多いように感じています。(手を挙げてもらったら、俺が多く僕は少なかった)
 私は関西で育ったので、「僕・君」でした。1年生が「俺ねえ・・・」と話してくるのには違和感(1年生なのに大人びた一人前の感じや少々突っ張った感じ)を感じていました。何かの話し合いで、自分のことを私といえば相手はあなた、僕と呼べば相手は君、俺と呼べば相手はお前・・・対応するようだと納得したことがありました。とにかく、相手を大切に思う気持ちで呼ぶには、学校や学級では、「○○さん」「○○君」と呼ぶようにしましょう。思いやる気持ちが相手にも伝わり、穏やかな関係作りの始まりになります。努力しましょう。優しい言葉の中で育てば、いじめだってなくなると思います。

重要 1/11 3学期始業式 「本を読んで教養を身に付けよう」

若い人に仕事が無い、引きこもりの若者も多数、子供たちの学力や体力の低下が言われる・・・ 
 難しい時代です。また、テレビで放映されれば、国民全体がすぐに右へならえとり、子供たちもよく考えもしないで真似をする傾向が見られます。特に言葉の悪さはそうだと思います。物事を多面的に見、考えることが必要です。
ピンチはチャンスといわれますが、こういう時代だからこそ、「物事をよく知り、考え、課題を自分で解決していく力」が必要です。そのためには、読書が最適です。テレビ時間やゲームの時間を削り、読書の時間をもちましょう。読書は、知識をもたらし、心を豊かにしてくれます。今年1年間読書に頑張ろう。

12/24 2学期終業式「変わるきっかけがある」

多くの児童の皆さんの成長を(こんなことが分かった、できるようになった等)通知表で見ました。皆さんの成長を大変うれしく思います。
 子供は、成長する。真実です。成長するときに、大きく成長する子とほんの少し、まだたまだという子もいます。しかし、やがて成長するのです。そのきっかけの1つは、
 物事を知ることです。知りたいと考え気にしていることです。
 私のことを話します。
 子供の頃、雷が怖かった。蒸し暑い日に、ピカピカゴロゴロ。布団をかぶって、耳をふさいで、汗びっしょりなっていたことを思い出します。しかし、やがて、5年生の頃に雷の仕組みを知りました。それからは、怖くなくなり、ピカピカが美しいと思うようになりました。
 もう一つ、刑事もののテレビが怖く、特に人が刺されたり、死体が画面に出てくることが怖くて、その番組になると2階にあがって寝ました。それも、テレビは人が作っているもの、面白おかしく作っていることを理解し知るようになると、怖さもどこかへ行きました。
 何か気にしていると、ものの仕組みがわかり、新たな自分に変わることができるように思います。
 通知表に、もう少しがある人は、なぜそうなのかを気にして、わけを考えて見ましょう。きっと何をすればよいかが分かってきて、新しい自分に変身することができるようになると思います。
 気にして、考えるのにちょうどいい冬休みです。節目の一つです。 
よい年をご家族で迎えてください。1月11日元気に会いましょう。

12/23 雑感 「テレビの罪悪が本になっていた」

時々、テレビ番組の内容に腹が立つことがあり、こんなくだらない番組やっていると、日本中がダメになる。子供たちがダメになる…。そんなこと思っていた。年末年始に読もうと考えて本屋に本探しに行ったら、ありました。こんなものが。
 医師・親・教育者の立場から、テレビの長所を指摘しつつも、大きな罪となっているところを鋭く指摘していた。情報は一方的、しかも作られている場合や大きく誇張されていることもある。見る側はよく選び見る、他にも見方があると多面的な考え方を持たなくてはいけないと思いました。発信する側は、「見なけりゃいいでしょ!」そう言うかもしれない。しかし、子供たちのことを考えると、発信する側は、慎重であってほしいと思う。全部読んだら、また感想を書きたいと思います。
 とにかく、テレビに流されない冬休みを子供たちには過ごしてほしいと思います。 

12/20  朝会「指は5本、どうして」

 時々、すごく基本的なことに、疑問がわきます。
・どうして空は青いの?
・どうして植物の葉は緑色なの?
・どうして、指は5本なの?・・・このことについてある本を読んでいたらありました。
 その話をします。
 数億年前、魚類の中から、四足になったものがやがて陸上に這い上がり、今の爬虫類やほ乳類や鳥類の祖先となった。その四足動物は、「イクチオステガ」と考えられている動物です。
 その動物の指が、5本だったということです。疑問を持った学者が、本当に5本だったのか調べました。6本・77本のものもいたそうですが、5本のものが、陸上に上がってきたということでした。
 不思議ですね。この5本指が元で、10を基本とする数の計算方法が考えられたのでしょうか?
 不思議なことは一杯あります。いろいろ調べてみましょう。

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