2/17 雑感 「巣立ちも間近」長沼小の風景で
この時期、各教室から、「6年生を送る会」のだしものの音楽や言葉が聞こえてきます。
5年生は、6年生から一つのバトンを引き取り、中心となって縦割り給食後の縦割り遊びの準備と実施に活動してきました。今日本番を迎えます。お世話になった6年生に感謝を込めた言葉も5年生が用意しているようです。一つ一つ、6年生は5年生にバトンを渡していきます。5年生は、それを引き継ぐことで6年生としての自覚を高めていきます。 1階のひまわり学級では、2名の6年生が卒業文集の作成をしていました。1年生から5年生は、2つ離れた教室で6年生を送るための歌を歌っていました。元気に歌っていますが、歌詞も曲も結構胸にしみるものでした。立ち止まって聞きました。5年生が思い出の言葉を挟み、また元気に皆で歌っていきます。 そういえば、先日の大雪のとき、6年生が校舎北側の雪かきをしてくれました。教職員を代表してお礼をいいましたが、大変助かりました。 1年生は、雪を掻き分けて、(芽が出ている植木鉢は中リップでしょうか?)水をやっていました。 1年生は雨が降っても雪が降っても、植物に水をやります。愛しい行為です。 2年生の九九のテストを1日4〜6名やっています。今までに、69名中、47名を見てきました。一人に3分程度かけテストをします。合格すると喜んで帰っていく姿が嬉しいです。こんな言葉がありました。私:「はい、合格です」C:「やった、お父さんとの約束が果たせた」担任:「賞状を高々と掲げて、大喜びで教室に帰ってきます。」 家庭で、お風呂の中で、食事のときに、中にはトイレでも、練習して頑張ったという話を聞いています。不合格を言い渡すのは、とてもつらいのですが、心を鬼にして言い渡します。1週間後に再チャレンジ。頑張ってほしい。中には合格ですが、より確かな暗唱が必要と感じた場合は、2日〜1週間の宿題を出します。(家族の誰かに、九九を言う宿題・逆から言う九九もあり)2年生の一生懸命さが嬉しい日々です。 2/15 雑感 ある本から「関係する保護者の皆様へ」
余計なおせっかいだとお思いにならないで、小学校を巣立ち中学生になるお子さんのためにも是非参
考にしてください。 「中学生の心がほっとする、親からの言葉や親の行動」 ・愛されている、大切にされていると思う言葉や行動(存在の肯定) ・認め、褒めてくれる(承認・賞賛) ・困ったときに慰めてくれる、なだめてくれる ・話を真剣に聞いてくれる(傾聴) ・ありがとう等と感謝をしてくれる(感謝) ・おはよう・お帰り、と挨拶をしてくれる(挨拶) 「中学生が傷つく親の言葉や行動」 ・産まなければよかった・・・(存在否定) ・そんなこともできないの(能力否定) ・(今から)しようと思っていたのに、「早く○○しなさい」(強制)やつあたり ・友だちや兄弟姉妹と比べる(他者との比較) ・暴力をふるう ・大切なものを無断で捨てる ・(よくできた)と思っていても「もっと頑張れ」と言う(過剰な期待) ・期待にこたえないと見捨てられそう ・○○あげるから勉強しなさい(条件つき承認) こんな一覧がありました。参考にしてみてください。 *私毎ですが…言わなければやらない子供には何を言ったらいいのか、悩みます。 片付けのことですが、娘とよくけんかをしたものです。 *時にけんかも必要と思います。これを言うと嫌われるなどと弱い心でなく、言わなければいけないことは言うことです。要は、魂が入っているかどうかだと思います。 2/14 雑感「大きくなって戻って来て!」(さけ(鮭)の稚魚の放流)
3年生が(4年生も)さけの稚魚を育てていた。2月13日17組の親子の参加もあり、無事さけの稚魚を放流したという報告を担任の先生から聞きました。そういえば、テレビでも何回か報道していました。子供達の気持ちが通じて、少しでも多く戻ってきてくれればいいなあと思います。1学期の「雑感」に書いたものです。一部紹介しておきます。
*7/12 朝会 「命のバトン」(命を考えるシリーズ3) <以前、さけの稚魚を学校で育て、多摩川に放流したことがある。ところで、この さけが自然に生まれて、川を下り、海へ行き、海で数年間育って、生まれた川に戻ってくる。この、戻ってくる割合をさけの回帰率という。自然の状態では、さけの回帰率は0.3%から1%程度とか、人工孵化で丈夫に育てた稚魚の場合でも数パーセント。多くの稚魚は大きな魚の犠牲になる。自然のおきてのようなものがある。> 2月14日 朝会 「子供の言葉は乱暴になったか」
ある本を読んでいて、確かに子供の言葉、いや、大人の言葉も乱暴になったと思う。
公共の電波を使って、乱暴な言葉遣いが多いテレビ等の影響か? 心と言葉について考えたいと思います。 「一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り」(うなづく子供もかなりいる)言葉で人の心はおこったりうれしくなったりします。言葉は心を映しています。 こんなことが書いてありました。 乱暴な言葉遣いは、人を傷つけるばかりでなく、自分の運命をも左右する。 *以下の内容を分かりやすく話したつもりですが、2010年8月の「児童心理」(金子書房)から抜粋します。 1「考え方に気をつけて、考え方は言葉になるから」2「言葉に気をつけて、言葉は、行動になるから」3「行動に気をつけて、行動は習慣になるから」4「習慣に気をつけて、習慣は人格なるから」5「人格に気をつけて、人格は運命を作るから」 つまり乱暴な考えは乱暴な言葉に、行動に、そして乱暴な人につながる。 さて、皆さんにお願いがあります。乱暴な言葉の反対側に、うれしい心になる、元気になるいい言葉があります。ありがとうや挨拶です。 家庭で、お父さんお母さん、兄弟姉妹に朝の挨拶で、「お父さん、おはよう」とはじめに○○さん等と名前を入れて言うととてもいい。やってみてください。 2月8日 雑感 「3.4年生の挨拶」
朝、廊下のモップがけ兼子供達との挨拶をしています。3階の西の方に移ったとき、上がって来る子供達が全員自分から元気に挨拶してきます。4年?3年?と思って教室へ紀入る様子を見ていると、4年生、中央階段での挨拶は3年生でした。うれしいことでした。3年生は、教師に入るときに友だちに向かっておはようと言い、習慣化しているように感じました。
5.6年生になると何故か、声が出なくなり、挨拶ばかりか、授業中の発言も少なくなります。更に始業式等の歌声も弱くなります。 思春期の入り口の気恥ずかしさのようなものがありますが、高学年の手本・高学年の理性と知識・高学年としての心情のようなもので是非克服してほしいと思います。 3.4年生は高学年になってもその気持ちをもち続けてほしいと思います。 2月7日 朝会 「父母や家族に迷惑をかける、という心が、いけないことをやめさせる」
まず、インフルエンザ情報です。
1月20日前後の9名の感染者をピークにして、2月に入ってから2〜3名、そして今週も1名程度で推移しています。家族の方や皆さん自身の努力でこうしてインフルエンザ感染を食い止めています。 先日、都内は、インフルエンザ注意報が警報に変わりました。引き続き手洗いうがいをしっかりしましょう。 さて、本題に入ります。 人は時々悪いことをします。悪いことをする人がいます。物を盗んだ子供の父親が言っていたことが印象的でした。「多くの子供達はしないのにどうしてわが子が・・・」 いけないことをする気持ちを思いとどまらせるのは、頭(理性)と心情(特に親に迷惑をかけられない)があると思います。頭の方は、日々の学校の勉強でしっかり鍛えて、ものの善悪を学びましょう。学校は勉強するところですから。心情は、皆さんの心の中にあります。家族を大切にする、お父さんお母さんを大切に思う心があります。日々頑張り、お父さんやお母さんに褒めてもらうこともそうでしょう。 その気持ちが悪いことから自分を遠ざけてくれます。 時々思い出してください。考えてください。これをするとお父さんやお母さんは喜ぶかな?と。 |
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