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分かりました!

3月2日(火)の電線の破損の件ですが、次のようなことが分かりましたので、ご報告いたします。
1 故意ではなく、過失であったとのことです。(よかった!ちょっと言葉が過ぎた部分、改めてお詫びします。)
2 何人かの生徒が後で情報を提供してくれました。(ありがとう!)
3 壊れたまま放置してしまったのはまずかったと思います。すぐに先生に連絡してほしかったです。そのままにしておくと大変に危険です。
4 校舎内外の老朽化によってすぐ壊れてしまったことも事実です。すぐに修理するとともに、改善を教育委員会にお願いします。(用務主事さんにお願いし、直してもらいました。)
5 教室のストーブにゴミを詰めてしまい、使用できなくなるようなケースが発生しています。トイレにも物をわざと詰めるような悪い人もいます。学校のものはきちんと使い、大切にしてほしいです。また、壊れた時、壊れた物を発見した時など、すぐに連絡をお願いします。 

学校公開中・合唱練習真っ盛り

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3月3日(水)
 中学生にとって「ひな祭り」は関係ないかもしれませんが、何となく春も近くなってきました。今日は「耳の日」でもあるそうです。城山中学校は、今合唱練習が中心です。なんと言っても、3月6日(土)に合唱祭と学習展示発表会があるからです。
 インフルエンザの影響で、10月の合唱祭が延期となり、3学期の今ごろになってやっとやることになりました。練習など盛り上がるかどうか心配していましたが、写真で見るように、上級生を中心に最後の行事である合唱祭をがんばろうという雰囲気が出てきました。
 今日から6日まで、城山中学校は学校公開をしていますので、よろしければちょっとご来校ください。生徒たちの生の姿が見られます。よくやっているクラスもあれば、遊んでしまっていて担任が苦労しているクラスもあります。果たしてどの学年やクラスが成果を上げることができるでしょうか。初めての体育館での合唱祭、ちょっと心配ではありますが、何とか乗り切りたいと思います。
 3月6日(土)当日にはぜひ、ぜひご来場ください。席が少ないので少し窮屈ですが、学習展示発表を見ながら、お時間を調整してご覧いただければと存じます。

なんでこんなことをしてしまうかな?

 本日、合唱祭の練習をしていた3時間目の後、急な放送で先生との打ち合わせを行いました。というのは、校舎の北東にある非常階段の付近で、きちんと設置されていた電線が誰かのいたずら(と思われる破損)で垂れ下がってしまっていたのを発見したからです。だれがやったかわからないので、とりあえず臨時に先生方を集め、その旨を話し、せっかく合唱練習や授業に取り掛かっていたのに、その活動を止め、学級担任から話をし、気づいたり、見ていたりした状況があるかどうか聞き取ることになりました。現在、いくらかの情報が入ったので、今後それを調べていく方向です。
 しかし、多分200ボルトを超えるであろう電線を手で引き剥がし、それを引っ張り垂れ下がるようにするには、かなりの力がいるはずです。こんな危険なことをよくやるな、と思うとともに、なぜ公共の学校施設を平気で破壊するのか、理解に苦しみ、ちょっと悲しい気持ちです。
 生徒の社会性を育てる取り組みを継続していますが、本当に一部だと思うけれど、このように愚かな行為をする生徒がいるのはなぜだろうと思わずにはいられません。
 何をやっていいか、いけないか、程度のことは小学生以上なら誰でも分かるはずなので、なぜそれができないのか、面白がってやったことの結果がどうなるのか、もう少しわかってもよい年頃だと思うと、ちょっと情けないです。このような事件が多いです。
 日本人のもっていたはずの「恥ずかしい・みっともない・かっこ悪い・みじめ・情けない」などの感覚は、今の生徒には通用しないのかなとも思います。でも、こんな生徒はほんの一部であることも確かなのです。きちんとした90パーセント以上の生徒が、不適切な行為を行うごく少数の生徒のために授業を止められたり、情報の提供を求められたり、集会で怒られたりしているのは本当に気の毒です。誰か分からないけれど、つまらないことを平気でできるような学校にはしたくないと、最近よく思います。
 「親の顔が見たい」という言葉は現在では禁句でしょうが、ついそう思ってしまうのはやはりいけないのでしょうね。
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都立入学者選抜試験、本日合格発表。合唱祭への取り組みが始まりました

 本日、3月1日(月)に、先日の2月23日(火)に行われた都立高校入学者選抜試験の合格発表がありました。69名の3年生が朝から各都立高校に出かけています。合否の連絡が入り、生徒が報告に来ています。
 3年生は少なかったのですが、本日朝礼を行い、最初に表彰を行いました。
 ・中体連八王子市選伐メンバーとして鈴木彬生くんが、第24回三多摩選伐ジュニアユースサッカー選手権大会Uー13の部に選ばれ、優勝しました。
 ・バトミントン部男子ダブルスで 門居くん・川崎くんの組が、八王子市中学校1年生大会で第3位となりました。
 ・陸上部を中心とするメンバーが、スパーアルプス第60回全関東東八王子夢街道駅伝競走大会で、男子(53分25秒)、女子(1時間4分26秒)でいずれも6位となりました。
 ・全国中学生人権作文コンテスト東京都大会に協力したことで、東京法務局長及び東京都人権擁護委員連合会会長から感謝状を戴きました。

 表彰に続き、成果について、次のような話をしました。
 このような表彰や賞状の伝達、本日終わる冬季オリンピックの3個の銀、2個の銅メダル、選手の入賞など、全て結果や成果として示されるけれど、その背後には結果や成果を出すための取り組みがプロセスとしてある。努力し頑張ることで成果が生まれることを忘れてはいけない。本日の都立入試の結果もそうであるが、努力しても結果が出ないこともあるけれど、努力し日々頑張ることなくして結果や成果はでないということを忘れないでほしい。授業中にふざけていて怒られた人もいるが、きちんとやるということを通して力は付くということを忘れないでほしい。1年生も2年生も、すぐに2年生や3年生となるのだから、しっかりと学校生活に取り組んでほしい。

 本日から3月6日(土)の合唱祭・学習展示発表会に向けての取り組みが始まります。すでに、集会の後、1時間目から合唱の練習になっていますが、まだまだの状態です。インフルエンザで延期してしまったことから、その気になるのが難しいでしょうが、どのクラスもしっかりと取り組んでほしいと思います。
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白井崇陽(しらいたかあき)氏によるヴァイオリンコンサート

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 25日(金)午後1時半から、城山中学校で白井崇陽(しらいたかあき)氏によるヴァイオリンコンサートがありました。今年度最後の全校道徳で、目が見えなくても音楽にもスポーツにも果敢に取り組む白井さんのトークと演奏により、豊かなひと時が過ごせました。地域の方もいつになく多かったように思います。ご参加戴き、会を盛り上げ、運営にご協力戴いた、保護者や地域の方々に御礼申し上げます。
 すばらしい演奏に魅了されましたが、曲の合間に行った生徒会役員(会長・副会長)とのインタビューやご自分の経験などのお話も、白井さんの生き方や人柄をよく表していました。
 これまでのゲスト以上に、生徒の反応もよく、校長室に握手やサインを求める人も来ていました。白井さんとともに、ピアノの永山裕尚(ながやまひろなお)さん、パーカッションの横溝あつし(よこみぞあつし)さんの演奏もすばらしかったと思います。
 これからも各界の多様な方をお招きして、様々なジャンルで「本物」を生徒たちに聞かせたり見せたりしたいと思っています。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
 

公(おおやけ)ということ 研究発表会に向けて

 校長講話 2月8日 吉田和夫
 
先日「『公』(パブリック・おおやけ)を成長の機会にする」という話をしました。

★ 人はどういうときに成長するか、家庭はどういうときにきれいになるか、学校はどういうときに次の発展をするかということについて考えてみました。すると「公」(おおやけ)の大切さが分かりました。

★ 例えば、私の家はどういうときに整理、整頓されるかですが、来客がある時、皆が集まる時、あるいは新年など改まった気持ちになるときなのです。少しでもよく見せたいという、見栄(みえ)もありますが、同時にそれは相手に対する「礼」でもあると思うのです。

★ 2月12日(金)には、城山中学校の研究発表会があります。
この研究発表会は八王子市から2年間の研究指定を受けた城山中学校が、地域運営学校として取り組んだことについて、報告・発表する場です。発表に伴い、大勢のお客様や地域の方々がいらっしゃいます。そこで、皆さんにお願いなのですが、午前中の授業や記念講演に際して、ぜひきちんと対応して欲しいと思うのです。午後は先生達が発表をしますが、午前は皆さん生徒が活躍する場となります。

★ 集会や授業の雰囲気や態度など、ずいぶんよくなってきましたし、今もとても静かに聞いてくれていますが、ぜひそれを、2月12日にも見せてください。一番よい状態で、お客さんや地域・保護者の方々を迎えるのは「礼儀」でもあり、それによって皆さん自身がよりよく変われるのではないかと思います。

★ ぜひ、この機会に自分の身だしなみや態度などをしっかりと整え、それによって自分たちを成長させる場としてほしいと思います。この研究発表会を、自分たちの学校を良くするための絶好の機会や場ととらえ、取り組んでいきたいと願っています。


学校生活の基本的な方針・考え方 2009.11.30

 <朝礼講話>    平成21年11月30日

○ 本日の朝礼の趣旨 
  学校生活についての基本的な方針(考え方)を説明します。

○ 学校生活の基本
1 学校は学ぶところ。 
  教科の勉強だけでなく、生徒会や委員会活動、部活動なども含め、全ての教育活動が「学ぶ」ためのものである。
 2 学校の役割は育てること。
  一人一人が個性や良いところをもち、それをお互いに伸ばしていくのが学校の役割である。
 3 学校は安全・安心・人権(人としての権利)が保障される場。
  傷つけられたり、いじめられたり、人として大切にされなかったりするところではない。

 ○ 現実に起こっていることについての対応の姿勢 
 1 学校も社会の一部であり、実社会への準備の場、それを学ぶ場である。
   社会のルールやマナー、モラルは学校でも同じ。人を傷つけたり、物を壊したり、法律に違反することは、学校でも当然許されないこと。
 2 人を傷つける行為(傷害・暴力・暴言)、わざと物を破損する行為(人の物や公共のもの)、喫煙や薬物乱用、暴行などの法律違反は指導される。
それなりの責任をとってもらう。(生徒本人と保護者の責任)
 3 だめなことはだめ、嫌なことは嫌と、お互いに言うことが大切。
   見て見ぬふりや知って知らんぷりでは、絶対に良い学校にはならない。

★ 一人一人にとって、楽しいことやうれしいこと、いいなと思うことが、多い学校にしたい。でも、自分だけが楽しければ人のことはかまわない、人を傷つけたりいじめたり、人の物をとったり、学校のものを壊したりしてもよい。何か気にいらないことがあるからといって、それらのことを行うことは、けっして許されない。これは、生徒一人一人と保護者の方々へのお願いであり、強いメッセージです。

★ 人を傷つけた場合には、治療費用や慰謝料、故意に物を壊した場合は弁償、法律を犯す行為(喫煙や万引き、放火、暴行、破損など)については、警察と連携して対応していきます。保護者に学校に来て戴き、一緒に考えて戴きます。それができなければ、学校で一緒に生活することはできません。

今日はみんなにそのことを是非伝えたいと思い、集まってもらいました。
一人一人が、自分たちを、お互いに高めあえるような学校にしたい。そのために、先生たちはがんばるつもりです。困ったことは相談に来てください。また、悪いことは見逃さず、その人のためにも情報の提供をお願いします。

学びの場であるということ 2010.2.1

  良い学校を創るために(2)      2月1日(月) 全校朝礼より


前回には、良い学校を創るために、最初の取り組みは「よき人間関係を作ること」であるという話をしました。
今回は、同じく「よい学校を創るために」ということで、今度は、学校について考えたいと思います。つまり、学校とは何なのかという話です。皆さんが毎日来ている学校は、いったい何のためにあるのでしょう。当然、勉強するためとか、友達と仲良くするため、とか部活動をするため、遊ぶため、その他いろいろ考えられると思います。でも、本当の目的は何なのか、そこを考えてみましょう。
昔は学校などなく、一部の特権をもつ人だけが学校に行くことができました。特権というのは一般の人とは異なる「特別な権利」ということです。例えば、父母が高い地位にあるとか、家系がいいとか、お金がすごくあるとかということです。では、学校に行かない人は何をしていたかと言えば、みんな遊んでいた、ということではなく、家の仕事やお金を稼ぐための仕事に携わっていたのです。働かなくては生きていけないから、学校に行かず、学習もできないままだったのです。すると、貧しい人は貧しいままの暮らしであり、より文化的で人間らしい暮らしができないということになるのです。貧しい人は貧しいまま、これでは階級社会と同じことになります。
今でこそ、法律で義務教育とされる小学校、中学校における日本の就学率は、はほぼ100%ですが、多くの開発途上国では、平均して小学校で85%、中学校で49.5%と低い状態のままです。
教育が受けられないとどうなるのでしょう。教育によって字が読めるようになるのですから、字が読めないために人にだまされたり、より安定した収入のある職業に付くことが難しくなったりします。3年生はよく分かるでしょうが、学校できちんと力をつけなければ、なりたい職業に就ける確立は低くなり、より自分らしい仕事で生きることができにくくなります。学力が上がれば、より進路選択の幅が広がりますが、それと同じことが、社会でもおきてしまうのです。
それから、学習することにより人は人らしくなるのであって、他から学ぶことがなければ、いつまでも動物と同じように、感覚や本能で生きるだけの人間になってしまいます。もし学校がないなら、教育を受けることができず、文化的な暮らしから遠くなることでしょう。
さて、このように考えると、学校とはやはり「学習する場」であるということです。より良い学校とは、つまり、よりよい「学習の場」が実現しているということです。一人では勉強できないけれど、友達や仲間と一緒ならやれる。それが学校の本質です。ですから、良い学校を創るためには、学校が友達や仲間とよりよく「学習できる場」となることが必要です。先生によって態度を変えたり、好きじゃないからといってやらなかったり、部活や遊びだけが好き、というわがままな態度では、良い学校を創ることにはつながりません。
部活動も含め、全ての教育活動が「学習すること」につながるような学校にしようではありませんか。

人の立場にたつ 夢をもつ プライドをもつ 終業式講話2009.12.25

   2学期 終業式講話 平成21年12月25日
                           校長 吉田 和夫

1 忘れられないこと・人の立場に立つということ
 2学期が無事に終わったことを感謝したいと思います。インフルエンザで学校や学年、学級の閉鎖があったり、修学旅行や合唱祭が延期になったり、けっこう大変でしたが、学校としては、大きな事件や怪我などがなく、概ね良かった2学期でした。
ただ、個人的には様々なことがあった人もいるでしょう。つらいことや嫌なことは、年末に忘れるというのが日本人の性質なのでしょうか。忘年会などが大人の世界にはありますが、嫌なことや辛いことは忘れ、新しい年を迎えるということで、それは一つの生きるための方策かもしれません。
  でも、そうはいかないこともあります。なぜなら、あまりに辛く苦しいことで忘れられないようなことが世の中にはたくさんあるからです。死や病気に関することがそうです。また、体の傷や心の傷も、なかなか直るものではありません。そして、そう簡単に忘れてはいけないこともあります。やった人に対する思いややられた人の痛みは、けっこう長く心に残るもので、あまり甘く考えないほうが良いです。教育目標にありますが、思いやること、人の身になって考えることを忘れないでほしいです。

2 夢をもつということ
  さて、3年生の皆さん、全員と面談をしています。単に推薦試験の面接ということではなく、自分を見つめ、自らのことをアピールできること、進路に対する思いや意識を高めることは、かけがえのないすばらしい人生を送る上で、大変に大切なことです。1分間で自分を語るという形式をとっていますが、なかなか良いですね。1・2年の皆さんもやってみてはどうでしょうか。
  その中で、「夢をもっていること・夢を大事にすること・夢に向かっていくこと」を語ってくれた人が多く、大変すばらしいなと思いました。ある人は、「夢を捨てなければそれに一歩ずつ近づいていくことができます」と言っていました。すばらしい言葉です。本当に、夢は捨てなければ、それに向かって歩むことで、少しずつ近づきます。決して遠ざかることがないのです。でも、あきらめて夢を捨ててしまったら、永遠に到達することはありません。新年に見た夢をいつまでももち続けてほしいと思います。

3 プライドをもつということ
   次に、これも面接の中mおつで、分かったことですが、自分の長所や短所をきちんと言える人は、優れた人ですね。なぜなら、自分を他の人からの視点で見て、どうなっているか分かることになるからです。また、1年や2年の時と比べて、何がどう変わったかを言える人もすばらしいです。できれば、長所や短所、自分が変ったことを、3つ言えると良いのではないかと思います。
   それで、このような面接を通して、自分にプライドや誇りをもつ人になってほしいと思うのです。人が見ていないからとか、分からないだろうからとか、そんな気持ちで、犯罪に走ったり、法律に背いたり、悪い行いをしたりする人が、芸能人なども含め、今年はけっこういました。自分だけがよければとか、誰も見てないからいいやとか言う人は、本当に情けない人です。なぜなら、誰も見ていなくても、自分だけはそのことを知っているからです。自分自身に誇りやプライドがあれば、悪いことはできないものです。そんなことをする自分が許せないというプライド、誇り、矜持、これこそが、自分を悪の道から守ることなのだと思います。
それから、自分のプライドを汚すような人は友人ではありません。自分を高めてくれる人だけが、真の友人です。自分自身にプライドをもち、悪の道、悪い行為に誘う人に負けないでほしいと思います。どうぞ、有意義な冬休みを過ごし、すばらしい新年や3学期を迎えてください。

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