1月18日 全校朝会
「人の気持ちや心をかんがえたり感じたりしましょう」
普段何気なく生活していますが、その中でも悲しいことや嬉しいことがあります。多くは人の心を感じて、悲しかったり嬉しかったりするようです。 2年間長沼小学校にいますが、この間に、たびたびすばらしいと思うことがあります。朝会の話の聞き方もそうですが、給食も残さずよく食べていることです。 私は、以前の学校では、給食を作る工場のようなところで作って各学校にトラックで運んでいました。好き嫌いの多くある私は、1日の給食を全部食べることは非常にまれでした。嫌いな物は、食べない、そういう気持ちが強かったです。ところが、長沼小に来たら、作っている人の顔や苦労を直接感じます。感謝の気持ちもありますが、それよりも、「これを食べないとあの人たちに申し訳ない」そんな気持ちになって、少しずつ嫌いなものも食べるようになりました。この年になってです。人の心や顔が直接見える、感じるということは、こういうことにもつながっていると思います。 皆さんも、家族や友達や先生や目には見えない人々の気持ちを時には感じたり考えたりするしてほしいと思います。 1月8日 3学期始業式
「疑問や不思議を見つめてみよう」
世の中には、びっくりさせられるほどすばらしいものに出会うことがあります。感動することがあります。そういうものに多く出会う人は幸せです。四季折々の景色・星・草花・いきもの・友達とのかかわりから、多くの体験をしはて、感動を得てほしい。そういう年にしてほしい。 今日は、更に、体験から不思議を見つけることを話します。 私が子供の頃、海辺で育ったので、いやというほど魚釣りをしました。 そして、水溜りの水が凍っているのを見たときに、魚のいる池が凍ると、魚がいっぺんに取れるだろうな。水は0度で凍る。ならば池の魚は氷の上に押し出されて、手づかみでとれる。池の近くの人はいいなあ、と思いました。ところが、そういう話は聞いたことがありません。氷に穴を開けて、釣り糸をたらして魚を釣る。ここで疑問です。池の氷はどのようにして凍っていくのか? 具体的は、池の底から凍るのか、上からか? 水の不思議という本に、ありました。 水は4度Cが一番重たいのだそうです。だから空気で冷やされた水は、凍る前に下に行く。4度より冷たい水は上に行く、そして凍る。凍ると体積が増えるため、水に浮く。 更に、水は4度より温度が高くなると、軽くなる。お風呂の水(湯)が、上の方は熱く底の方がぬるいのはそういうわけです。だからかき混ぜて入ります。 ものには決まりがあります。不思議なことを見つけたら、調べてみると分かることがあります。分かると嬉しいです。 いろいろな不思議を発見し、解決してみてください。 1月1日 雑感
「初日に思う」
いつもと違う一日が始まりました。今日は元旦です。気持ちがそう思っています。初日を見ようと、近くの丘のようなところへ行こうと思いましたが、寒くて、家の窓から見ることにしました。夜明けの時刻より20分ばかり送れて、東の方角から元旦の太陽の陽がさしてきました。そして、今年の目標のようなことを心に誓いました。 健康生活に心がけることは基本として、対人関係について、「人前で、不機嫌な顔をしない」「不平や文句を言わない」こんなことを心に誓いました。人と人とのいい関係作りを自分から壊してはいけないと思います。心は安らかにしていたいと思います。 今日もいい天気です。しかも満月です。月にも誓うつもりです。 長沼小学校の関係の全ての人にとっても良い年になるよう、初日と満月に祈ります。 12月25日 雑感
2学期終業式 「めあてをはっきりもつことが大切」
人は、頭で考えていることしか実行できない。 心に、強く思い描いていると夢が実現できる。こんなことが言われています。 スケートや陸上・ゴルフ・体操・・・多くのスポーツ選手は、試合の前に、自分の演技をはっきりと心に描いて、演技に入ります。つまり考える、イメージすることで体がそのように動くのです。 このことはこれまでに話してきたことです。 さて、間もなく新しい年が始まります。 自分は何に向かって何をするのか、はっきりと心に描く練習をしましょう。 特に大切なことは、寝るときに「明日はこうしよう」と、めあてをはっきり持って、寝ることが大切だそうです。私もやってみようと思います。皆さんも、自分の夢をかなえるため、明日の生活をよりよいものにするために、取り組んでみましょう。きっといい1日が過ごせると思います。 来年は、2010年、平成22年、健康で家族仲良く、いい年を迎えてください。 12月22日 雑感
「子供はやっぱり褒めてほしいのです」
「叱るより褒めろ」分かっていてもなかなかできないのがこのことです。特に、家庭の中では難しいし、子供が大きくなればなるほど難しくなる。 難しいというよりも、相手の欠点ばかりが目に入り、褒める材料が不足している状態のためもある。相手の良さは意図的に見つけていかねばならない。つまり意識が必要になる。 今日も、こんなことがあった。 2年生が2学級とも校庭で体育の時間に縄跳びをしている。その時間が終わって校舎に入ってくるときに、ある女の子の縄跳びカードを見せてもらった。難しい技のところまで、合格シールが張ってある。「すごいじゃないの。すばらしい。」と言うと、どこからか、カードがぬっと出てきた。男の子が、これも見てよ、と言わんばかりに差し出したものだった。このカードもすばらしかった。「すごいね」と声をかけた。 褒める・叱るは意識とタイミングが必要です。校舎内をぐるぐる回って、目ざとく子供たちの良さを見つけ、褒めていきたい。そう感じた瞬間だった。 |
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