12/16雑感 「子供たちの生活についての要望や相談ごと」
道路に小石を投げている。車に当たったら大変、学校で注意してほしい。1ヶ月前と最近との2件。
子供たちの遊びの中で、順番を守らないばかりか困らせて笑っている子がいる。指導してほしい。 持ち物を壊された。(防犯ブザーや傘等)指導してほしい。いじめではないか? 保護者の方や地域の方々からこんな相談やお知らせが来ることがあります。(火遊びの通報もありました。) ありがたい通報や、そういう子がいて教師も苦労していますと言いたい場合や、様々感じることはあります。 学校として 一つ一つに対応することを大切にし、まず事実関係を調べます。その事実関係を踏まえて、やってはいけないことですぐ指導を入れる場合と、子供の発達途上に見られる言動等で指導しながら見守る場合と大きく2つに分けて考え、指導したいと思っています。 A まずやってはいけないことで、厳しく指導する事項(保護者の方に連絡することもあります) 1 人の心をもてあそぶような言動。心や体を傷つける言動(いじめ・差別偏見等) 2 命を粗末にする行為や犯罪と考えられる行為 3 努力している人に対する迷惑行為(学校は、勉強するところ、その勉強を妨害する行為) 等々 事実関係を調査し、該当者に厳しく注意します。必要に応じて、保護者の方にも何らかの方法で連絡します。厳しく注意するということは、厳しく叱ることです。子供の人格ではなく、した行為や言った言葉等に改善を求める指導をします。指導の方法としては、いけないことはいけないことと、きっぱり言い切る場合と、心のもちようや意欲的なものに関する場合とに分けて指導します。 B 児童の発達途上の行為で、指導すると共に見守ることにも重点をおくもの 1 ルールが守れない。指導がなかなか入らず、時間が必要な場合。 2 その年齢にふさわしい社会性やしつけが身に付いていなくて、学校で指導する必要がある場合。 3 感情的なその場の言動で人に迷惑をかけた場合。 等々 道徳の授業や特別活動、学習活動の中で、子供たちの心の育成を図ります。時に個別の指導にも入ります。 Cお願いです 子供は体験を通して学びます。失敗もよくします。言ったことがすぐ改善されるよりも時間がかかって改善されることが多くあります。家庭と学校の両方で同じような思いや理念で指導することが大切です。わが子だけでなく、学級の子供たち、地域の子供たちという大きな心で見守ることも大切なことと思います。 ・子供の言動で問題と感じた場合は、担任等に連絡してください。 ・学級内の親御さん同士が話し合える関係作りに努力してください。相談し合える関係づくり。 ・しつける部分と言い切って指導する部分をわきまえて子供を育てていきましょう。 ・時々、子供のストレスを察知することに心がけてください。(子供は、親に心配かけまいと努力します。) D教師として 保護者の皆様の信頼を得ることが教師として大切と思います。 1 公平な立場で、子供たちの生きる力を育む教育(授業)活動を進める。 2 子供たちの成長の様子や課題となっているところを知らせ、課題は解決する見通しを示すこと。 3 愛情を注ぐとともに、子供たちを認め褒め、時に叱る教師であること。 教師として、努力することはたくさんあります。 ★保護者・学校の目的は共通の「子供の心身の成長」ですから互いに手を携えていきたいと思います。 |
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