引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

H.28.2.22 朝会講話から

H.28.2.22 朝会講話
 長沼小学校は、地域のいろいろな方をゲストに呼んで、どの学年・学級でもいろいろな授業や体験学習をしています。先週は1年生が、八王子保健所の方々に『いのちの教室』を、4年生が、総合的な学習の時間『広げよう やさしい町』で目の不自由な方々のための『点字』の体験学習をしたり『盲導犬のお話』を聞いたりしました。

 今日は、4年生の授業でみなさんに伝えたいことがあります。4年生は、総合的な学習の時間『広げよう やさしい町』で、目の見えない人がどのような思いで、どのような生活をしているのかを学習してきました。これまでには、アイマスクを付けて歩いてみたり、ボールのキャッチボールをしたり、ブラインドサッカーの体験もしました。そして、先週は目の見えない人のための『点字』で実際に文を書く学習をしました。・・・点字の紹介・・・・(電車の切符を買う機械についているぶつぶつとした字です。)
さらに、盲導犬と一緒に生活している目の見えない方のお話を聞きました。その中でみなさんに是非伝えたいと思ったことがあったので、今からお話します。

 今、八王子市には目の見えない人は、約1500人いるそうです。さて、その方々を助ける盲導犬は何匹いるでしょうか?・・・2匹だそうです。それくらい盲導犬を育てるには大変な訓練が必要だそうです。ですから、目の見えない人のほとんどの人々が盲導犬なしで、白い杖をついて危険と隣り合わせで生活しているそうです。ですから、目が見えなく白い杖をついている人が、信号を待っていたら、「あと少しで信号が変わりますよ、とか、道を横断するのに困っていたら、一緒にわたりましょうか、とか、声をかけてくれると目の見えない人は、大変助かる。」と言っていました。また、「それには話しかける『勇気』が必要です。」とも言っていました。長沼小学校みなさん、目の見えない人が困っていたら、是非、勇気を出して話しかけてあげたり、手助けしたりしてあげてください。よろしくお願いします。

 では、次に盲導犬のお話をします。
・・・・盲導犬の説明・・・・(目の見えない人と一緒に歩いて、危険なことから守ってくれる犬です。)先週長沼小に来た盲導犬は、3歳のラブラドールレトリバー、スージーという名前の犬でした。盲導犬は、目の見えない人と一緒に歩いている時は、背中にハーネスという器具を着けて仕事をしているのだそうです。その仕事は、目の見えない人をどこかに連れていくのではなく、安全な道路を選んだり、安全に道路を渡ったり、車や障害物などの危険から守る仕事だそうです。座ったり、立ったり、まっすぐ歩いたり、左右に曲がったり、・・・英語の指示を30個くらい理解しているそうです。もし盲導犬と目の見えない方が一緒にいたら、守ってほしいことが3つあると言っていました。その三つは、盲導犬に触らないこと、盲導犬に声をかけたり口笛を吹いたりしないこと、食べ物をあげたりしないことだそうです。盲導犬がかわいいと思って、触ったり、声をかけたり、食べ物をあげたりすることは、盲導犬のお仕事の邪魔になってしまうのだそうです。みなさん、この3つの約束をしっかり守ってあげてください。
 今日は4年生の学習から、白い杖をついて目の見えない人が困っていたら、勇気を出して声をかけて助けてあげること、盲導犬を見たら守ってほしいことの2つのお話をしました。

 最後に、2月15日・17日と都内で、登下校中の小学生が横断歩道でトラックに巻き込まれて、死亡するという交通事故が起きました。横断歩道を渡る時は、左右の安全をよく確かめて渡りましょう。特に絹ヶ丘から来る子供たちは、学校の前の信号を渡る時は、一度立ち止まって右左右、必ず安全を確認してから渡りましょう。

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