引き続き早寝、早起き、朝ごはんを、お願いします。

H.27.5.11 朝会講話から

H.27.5.11 朝会講話
 5月の連休が終わりました。皆さんにとってどんな連休でしたでしょうか。校長先生は、普段会えない友達に会ったり、映画を観たり、あまり遠くに出かけなくゆっくりお家で過ごした連休でした。体重計に乗ると、少し数字が高くなり、少し運動しないといけないなと今思っています。
 皆さんも今週から週5日間の学校生活が始まります。早寝、早起き、朝ご飯、家庭学習・・・生活のリズムを整えて、2週間後に迫っている運動会に準備しましょう。今週から運動会の練習が始まります。太陽の高さも高くなり、真夏のような日差しが照りつけます。練習中は、水を飲んでしっかり水分補給したり、具合が悪くなったら先生にことわって少し休んだりなど、自分の体調に気を付けながら運動してください。
 4月に校長先生は、皆さんに「温かくなってきて、植物、動物、昆虫など生き物の観察をしましょう。」という話をしました。長沼小学校で校長先生は、たくさんの春や夏のはじめの発見をたくさんしました。その中で今日は、ツバメの話をします。長沼駅のツバメは、冬も長沼駅で過ごす。1年中日本で過ごすツバメですが、長沼小学校にこの時期に巣を作るツバメは、渡り鳥です。春から夏の間日本で巣作りをして、たくさんの赤ちゃんを作り、子育てが終わると秋には、南の国に飛び立っていき、冬の間は温かい南の国で過ごします。つまり、今の長沼小学校のツバメは、秋や冬は台湾、フィリッピン、マレーシアなどの南の国で過ごします。何千キロも旅をして生きているのですね。ここまでは、以前もお話しました。
 もう少し、校長先生は調べてみました。分かったことを三つ皆さんに紹介します。
 一つ目は、なんでツバメたちは、日本に来て子育てをするのでしょうか?ツバメは、泥にわらや枯れ草を混ぜて巣作りをします。お米を作るのに田んぼがたくさんある日本は、巣作りをするのにツバメにとってとても都合がよいのですね。だからツバメは日本にやってきて子育てをするのですね。でも最近は、日本で田んぼが減ってきて、ツバメが40年前に比べて3分の1に減ってきているということです。
 二つ目は、ツバメの餌である小さな虫は、南の国いれば一年中いるのに何で、わざわざ日本に来るのでしょうか。南の国では、本当に暑くなる時期には、他の鳥たちも子作りに入り、たくさんの鳥が餌である小さな虫が必要になり、春や夏に爆発的に虫が増える日本に餌を求めてくるのです。だから何千キロも旅をして、ツバメは日本に来るのですね。
 最後に、もう一つだけお話します。普通の鳥は、人間を怖がりあまり人間の近くで、巣作りや子育てをしません。しかし、ツバメは人間の住む家や建物の近くで巣作りや子育てをします。どうしてでしょうか?それは、米作りをしていた日本人にとってツバメは昔から、米作りで困ってしまう害虫を食べてくれるツバメは、ありがたい鳥だったのです。だから家の軒先など身近な場所に巣作りをしても、快く迎えてきたのです。昔の日本人とって、米作りの害虫を食べてくれるツバメは、大切な鳥だったのです。ツバメと日本人は何千年もの昔からなかよく生きてきたのですね。
 ツバメと日本人は昔から本当になかよく生きてきたのですね。ツバメのことをいろいろ調べて、校長先生は、何だかとてもツバメが大切な鳥のように思えてきました。ツバメを大切に見守って行きましょう。いろいろかんさつしてみてください。
 今日は、この後運動会に向けて、石拾いをする予定です。運動会や練習でけがをしないようにしっかり石拾いをしてください。

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