2月15日 朝会での言葉
「スポーツのよさ」
カナダで「冬のオリンピック」が始まった。 スノーモーグルでは、メダルが期待されていただけに、繰り返し放送されていた。 たった30秒の勝負に4年間全てをかける。各選手の一生懸命さが、見る人の心を打つ。 このとき、6年生の陸上記録会のことを思った。100メートル走は16秒前後のわずかの戦いです。そのために、早朝練習を続け、当日は、バスに乗って半日間、しかも見学時間が多い。 世の中には、一瞬のための努力、勝負をかけなくてはいけないときがある。その一瞬のための精一杯の努力が美しく、感動を与えてくれる。勝つことが最大の目標だが、でもそれはたったの1人で多くは負け組。人との競争に負けても、自分の目標に勝つことはできる。それが自分の満足にもつながっていくと思う。自分に勝ち・人に勝つ、難しいことです。 スポーツ観戦の見どころは、人に勝つことのすばらしさと自分に勝つ満足感を見分けながら、それに挑む選手の懸命さを感じるところにあるように思う。 始まったばかりのオリンピックです。感動の場面により多く出会いますように。 |
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