9.22 低学年から図工、音楽専科写真は、図工専科教員による2年生との学習の様子です。 【写真1】図工などこの活動が多い学習では、作業進度が異なります。そこで大切なのが、明瞭、簡潔な指示を視覚化することです。「光」って漢字は習った?などと確認しながらTODOリストを分かりやすく示しています。 【写真2】前の週にお休みしていた子など、困っているかも知れない子のそばに寄り添い、必要に応じて助言をしています。 【写真3】炭と光のコントラストが美しいです。この白の光にカラフルな色が加わります。完成が楽しみです! 音楽は、専門性の高い講師の先生に来ていただくことで、1年生から通年で専科教員による学習が進められています。 図工は、運動会ごろまでの上半期は2年生、その後下半期は1年生に専科教員授業が行われます。 9.20 教員の長所を活かし合う「オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、言葉そのまま、「仕事しながら訓練する」という意味です。みなみ野君田小学校では、このOJTをとても大切にしています。仕事上かかわりの深い教諭でペア(トリオ)を組み、経験の多い教員が即時的にその場や翌日のこと、そして少し先のことに「〇〇してみるといいよ」と助言をすることで、一人だと0.8の力をペアの1.3の力とかけ合わせて、1.04にまで高めようという感じです。 学校単位で見ると、とりわけ得意とする教科や分野をもつ教員がいます。この力を使わない手はないとのことで、君田小学校では、火曜日の夕方に拡大OJTの時間を設け、教員一人一人がもつ長所を他の教員に広めています。 【写真1.2.3】昨日の夕方は、理科の分野に造詣の深いH山教諭に、理科の指導と評価、また、理科室の教材教具について皆で教わりました。 H山「評価してよいのは指導したこと」 H山「各学年で身に付けさせたい力を明確に」 H山「観察しましょうはダメ。大きさ、色、形、数…観察の視点を伝えることが大事」 他の教員は、メモをとり、質問をしていました。今週の自分の授業にすぐに活かせる学びです。 君田小学校では、どのクラスにも「1」以上の効果を還元できるよう、20名の教員(校長、副校長含む)がもつ20通りの力をかけ合わせて教育活動を進めてまいります。 9.14 2学期相互授業観察スタート!【写真1】系統生を意識した授業(高学年外国語) 小中連携に力を入れている本校では、中学校英語指導の実践をもつ外国語専門に授業を行う教員が、みなみ野小学校と同じ授業を行っています。 「話す、聞く」こと中心の中学年外国語活動と、中学校英語の接続を意識した授業展開を学ぶことができます。 【写真2】観察の観点を明確に(中学年理科) 理科の学習は3年生から始まります。中学年では観察技能をしっかり高め、高学年になるにつれて、正確な観察や実験結果の記録をもとに考察をする力を高めていきます。 皆に観察機会を十分にとるために、一人一セットずつ観察できるようにする工夫の大切さを学びました。 【写真3】ねらいを明確に!(中学年理科) 「どうしてそう予想したのか、これまでの学習や生活経験を根拠として考える力を高めましょう」 一時間ごと、単元ごと、教科ごとに、どのような力を子どもたちに身に付けさせる必要があるのかを明確にし、それを子どもたちにしっかりと意識をさせることは、どの授業でも大切なことです。 根拠となる経験等が少ないと捉えた教員は、その経験を授業内でできるよう展開を工夫しました。 ねらい、児童の実態を合わせて考える授業準備の大切さを学びました。 君田小学校では、教員一人ひとりの長所を学び合う体制構築を行っています、、 9.5 個に寄り添うとともに集団を伸ばす先週のはじめには、重要な教育課題である「合理的配慮」「インクルーシブ教育」について、学校心理士を講師に招いて校内研修を行いました。 個に寄り添う「合理的配慮」と、多様性を認め合いながら集団を伸ばす「インクルーシブ教育」を両立させていくことについて、方向性を示され、ともに考える時間となりました。 これら二つは車の両輪です。どちらかに大きく偏るとバランスを崩し、どちらかがなくなると、学級経営の結果としてはかけ算のように「0」となってしまいます。 写真3は、研修後の教員の感想です。よりよい学級経営ができるように、絶えず学び続け、資質能力を高めてまいります。 |