1.29 交換授業第3ステージこの取組で想定しているメリットとデメリットは、KIMIDA記「12.12 先生、合ってますか」でお伝えしております。 教員にとっては、今年度が始まる際には想定していなかった取組ですので、教員に休みが出た時、体育や理科で天候に恵まれなかった時、振替休日や祝日で時数が取れなかった時などは、試行錯誤しながらの対応となっていますので、なかなかの苦労をかけていることになっています。いわゆる、産みの苦しみというものでしょうか。 この苦しみは、変化があることには多少なりともついて回るものです。令和6年度には、年間を通して単元を交換する予定です。今年度の段階的な移行を通して明るみとなる困り感の対応策を整備して新年度を迎えたいと思います。 写真1→5の3社会を受けもつ5の2担任 写真2→3の1体育を受けもつ3の2担任 写真3→2の2を避難させる2の1担任 1.15 一部教科担任制の試行スタート!写真は3年生の様子です。 【写真1】3の2の社会も3の1担任が実施 小学校教員は、一日あたり5時間程度の授業を行います。子どもたちが理解しやすいように、関心をもてるようにとの思いから、授業準備をして臨みます。 この授業でも、映像資料を用意していました。 教員にとっては、交換授業により、この準備が2から3回生かされるようになりますので、他の教科の教材研究が軽減された分も活用して、よりよい授業準備ができるようになります。 【写真2】3の2の体育も3の2担任が実施 3年生では、3の2担任が両クラスの体育を指導します。 体育は教科書がない教科で、教員にとっては、初めて受け持つ学年、初めて扱う運動内容を指導するためには、何年経験しても多くの準備が必要であり、不安も大きいものです。 ここでも有効なのは交換授業。教員にとっては、同じ授業を各クラスで行うことを有効に活用します。授業準備を先輩教員と行い、1クラス目の授業を先輩教員との複数体制で行うことで、指導内容に見通しをもつことができます。このことで、2クラス目の授業では、自分の指導により自信をもつことができているのです。 交換授業の様子について、ご家庭でお子さんと話題にしてみてください。 |