12.22 服務事故を起こさない人の体に触れること、また、自分の体に触れさせることについては、相手が友達か、家族か、教職員かにかかわらず、お互いの同意が必要であることについて、校長講話と講師にお招きした藤野早織さんの講演を通して、子どもたちに伝えました。 「スキンシップ」という軽い気持ちで行った行動に抱くなんとなくの違和感が、中学校以降におかしなことだったんだと気付き、苦しむ子が出ないとも限りません。 そうならないよう、同意なく体に触れることが不適切であり、断ったり大人に相談したりしてよいことを小学校段階からしっかりと子どもたちに伝えることが大切だと捉えています。 【写真3】12/22 教職員服務事故防止研修 上記の子ども向け講話は、教職員にとっても気持ちを引き締めるべき内容です。性暴力や体罰は、子どもたちの心を深く傷つけるもので、絶対にあってはならないことです。 子どもたちの下校後、性暴力や体罰に重点をおいた服務事故防止研修を行いました。 教職員と子どもたちの意識を高めること、また、教職員間で、不適切な言動になってしまっていないかを相互にチェックし合うことが未然防止のために大切だと考えています。 12.12 先生、合ってますか?2枚の写真に共通している違和感にお気付きでしょうか。 ヒントは、授業者と学級の関係です。 答えは、「担任以外が授業をしている」です。 【写真1】学年内交換授業 5年2組の理科を3組の担任が行っています。 《メリット》 ⚪︎子どもにとって、話しやすい教員の選択肢が増える。 ⚪︎子どもにとって、受ける授業の質が上がる(教員が同じ授業を2枚のから3回行うため)。 ⚪︎教員の経験値や専門性による学級間の学びの質の差異が少なくなる。 ⚪︎担任とは違う目線から、子どもの新しいよさが発見でき、学年担任内での児童理解が深まる。 ⚪︎教員にとって、授業研究に費す時間が減少して、子どもと向き合う時間を多くもてる。 ⚪︎完全教科担任制の中学校に進学時の段差(中1ギャップ)が少なくなる。 ⚪︎子どもを深く理解する教員が増えることで、児童把握や評価の客観性が増す。 《デメリット▲とその捉え方→》 ▲担任との相性がピカイチの子にとっては、担任と過ごせる時間が減る。 →好きな先生をお隣さんにもお裾分け。学年が変われば、好きな先生が来てくれることもあります。 ▲時間割作成が煩雑 →職員室の工夫と努力でなんとかしましょう。 小中一貫校グループのみなみ野小学校では、高学年は教科担任制です。中学校進学時の条件を近付ける上でも、推進しなければならない実践だと捉えています。 【写真2】校長先生が授業 お休みした先生のクラスの授業は、可能であれば学年の教員が、難しい場合は他の教員が受け持ちます。 必要とあらば、写真のように校長先生が入るレアケースも… 先生たちも体調をくずすことがあります。そのような時には、教員同士も助け合いです。 令和の学校には、組織で児童指導にあたる力が求められています。 君田クイズの要素の少ない投稿となりました… |