朝会の話 4月20日(月)
「あいさつは魔法の接着剤」
昨日は、西日本では30度にもなったところがあったそうです。夏日です。 なんだか今年は夏が早くやってきそうですね。 今日は ○『あ』 あいさつ の あ のお話です。 「あいさつをしましょう。」と大人はよく言いますね。なぜあいさつをしなくてはならないのでしょう。昔、「うちの子にあいさつを強要しないでください。」って言ったお母さんがいました。あいさつなんてしなくても生きてられる・・・と言うのです。 本当でしょうか。 うーーーん。生きていけるかもしれませんね。誰とも関わらないで生きていくなら。一人で生きていけますか? 生きていけませんね。まず、おうちの人に面倒見てもらっているものね。おうちの方がいないとご飯も食べられないし、着るものも、学校のものも、一人では用意できないね。人は1人では生きていけないのです。そのお母さんは間違っています。人は人とかかわって、人として成長できるのです。そのことがおおもとの考え方です。 私は、「あいさつは魔法の接着剤」と思っています。あいさつには、魔法の力があるのです。人と人をくっつける接着剤です。 こんなことがありました。 引っ越しをして、毎朝、家の前で会う向かいの家のおじいさんがいます。ちょっと怖そうな気むずかしそうなおじいさんです。1日目、声をかけられませんでした。 2日目、向こうを向いていて、ダメでした。1週間くらいして、こちらを向いたところにちょうど出会って、「おはようございます!」って言ってみたら、にこっと笑って「おはようございます」と、返してくださいました。それから毎日、「おはようございます」と挨拶するようになりました。そのうち、「おはようございます。今日は暑いですね。」とか、「桜がきれいですね。」「ホントだね。」今では、ちょっと下向いて歩いていたら、「元気がないな。大丈夫かい?」と、心配までしてくれる先生のお父さんのような存在になっています。 「挨拶には魔法の力があるのです。」「人と人とをつなぐ接着剤なのです」そして、それは、『人が人として成長するのに大切な魔法の接着剤です。』 あいさつは自分からしてこそ意味があります。自分から魔法を使いましょう! ![]() ![]() |
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