全国健康づくり推進学校優良学校受賞
このたび家庭・地域社会との連携と優れた健康づくりの推進を高く評価され、日本学校保健会から全国健康づくり推進学校優良校として表彰して頂きました。
平成27年度 3学期始業式今日は、新しい年の初め、3学期の始めに当たり、東京ディズニーリゾートで働く人たちのことを 話したいと思います。 皆さんも知っている東京ディズニーリゾートには、年間3千万以上の人が訪れるそうです。 そこで働く人たちは「キャスト」と呼ばれ、多くの来園者(ここでは「ゲスト」と呼ばれる) たちに楽しい思い出を作ってもらおうと、日々厳しい訓練にも耐え、頑張っているそうです。 そんなキャストになりたいと思っている人たちが大変多く、先月、東京ディズニーリゾートは 採用面接試験を実施しました。 東京ディズニーリゾートの担当者によると、会場には衣装の製作、ステージ出演者の送迎など 裏方の仕事を紹介するパネルも置かれ、面接を受けに来た人たちは約3000人もいて、会場 は熱気で溢れていたそうです。 面接を受けにきた人たちの志望理由は「人を笑顔にできる仕事に関わりたい」、「人の楽しい思い出作りのお手伝いがしたい」「入り口ゲートのキャストをやりたい。来園者のその日一日が楽しくなるよう、一番に笑顔を届けたい」など。ある大学生は言いました。「私は、将来、福祉の道に進みたいが、キャストの気遣いなどはとても勉強になる」 面接担当者によると、たった2日間で面接に集まった3000人の人たちの目的意識や志は高かったという。そして、採用のポイントは、ずばり「チームワークとコミュニケーション能力」とのことでした。東京ディズニーリゾートには27に上るキャストの種類があり、その中には、直接、来園者(ゲスト)の対応をする仕事も多い。例えば、パレードの際に通路の整理をする「ゲストコントロールキャスト」は、来園者の誘導をしたり、待ち時間に振り付けを指導して、一緒に盛り上げたりします。面接担当者は「そうした中で、来園者を大切にし、同じ仲間であるキャストを思いやる気持ちが大切です」と話していました。 「チームワークとコミュニケーション能力」 人を思いやり、協力できること。より良い人間関係を築けること、コミュニケーション能力があること。これらは、東京ディズニーリゾートに限らず、多くの企業や実社会で求められる力でしょう。 学校は学ぶ場です。同時に失敗する場でもあります。 人間関係で悩んだり、失敗したり。でもそこから学ぶべきことがたくさんあります。 今学期も、一年間最後の学期です。失敗を恐れず、自分の人間性を豊かにするために頑張ってほしい と期待しています。 校長 福山 隆彦 平成27年度 2学期終業式君たちにとって、この一年間はどんな年だったでしょうか。 ぜひ今年、自分のよかった点、努力すべき点をしっかり整理することが大切です。目標、計画、実行してみてどうだったか。自分の課題は何なのか。それを明確にすることが次の目標につながります。 さて、2学期の終わりに当たり、「偉業を成し遂げるのは強い信念」との題で話をします。 最近、日本の技術力のレベルの高さが世界に示されるニュースがありました。 皆さんも知っていると思いますが、「金星に向かうあかつき」のニュースです。 探査機あかつきは、5年前に金星に向かう途中、メインエンジンの故障で金星に行けませんでした。そして、あれから5年。機械の故障という、普通なら、もう無理!とあきらめてしまうようなことなのに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のあかつきチームの人たちはあきらめませんでした。 この5年間、金星への再突入目指して取り組んできたのです。それは世界のどの国も考えもしなかったことです。まず、この探査機「あかつき」の部品の寿命は3年。もうそれを2年も超えています。 しかも、太陽の周りをずっと飛び続けています。そして、今年の夏、あかつきは太陽に再接近しました。その距離、たったの9千万キロ。あかつきの耐えられる温度は180度で、実際に140度まで温度が上がり、予想を大幅に超える太陽熱にさらされました。まさに、機械も限界を超え、温度も限界点ギリギリでした。 もちろん、あかつきチームの人たちの疲れもピークで限界でした。 JAXAのあかつきチームは、探査機が無事に金星のコースに突入できるように、何度も何度も計算ばかりしていたそうです。あかつきチームの女性が言いました。「私たちは2年半、寝ても覚めても計算したのが大変だった」 しかし、太陽熱にさらされても飛び続けているあかつきへの熱い思いと、必ず成功させるとの強い信念が、ついに金星の周回軌道投入という大変な偉業を成し遂げることにつながったのです。 今回、この成功で、世界中が驚いたことは言うまでもありません。過去の歴史で、アメリカもロシアも多くの探査機を打ち上げていますが、機械の故障した探査機が、再挑戦で成功した例はなく、世界であかつきが初めてということです。そして、世界が驚いたもう一つの理由。それは、日本のものづくりの力のすごさです。たしかにメインエンジンは故障しましたが、その他の部分は、5年間、太陽の熱にさらされても、部品の寿命を過ぎていても、どこもほとんど壊れなかったのは大変なことで、日本の技術力の高さが世界中から注目されました。 どんなに困難に直面しても、決してあきらめないという強い気持ちが成し遂げたあかつきの偉業。 ぜひ、みなさんも、勉強、部活、3年生は目前の進路で大きく高い壁にぶつかっても決してあきらめない、自分に負けない強い心、我慢する心をもってほしいと思います。 最後に、来る新年がみなさんにとって明るくて良い年となることを祈っています。健康に十分気をつけて新年を迎えてください。1月8日に元気な姿で会えることを楽しみにしています。 校長 福山 隆彦 健康づくり表彰受賞のお知らせ
八王子市立別所中学校は、平成27年12月21日付で、公益財団法人日本学校保健会より、平成27年度全国健康づくり推進学校表彰「優良校」を受賞いたしました。
これからも変わりなく子供たちの健康づくりを推進してまいります。 11月 学校朝礼「読書の秋」というイメージの元になったのは、古代中国の「灯火親しむべし」(「秋の夜長は明かりをつけての読書に適している」という意味)という詩だと言われています。また、日本語の文章でこの詩に触れている例は、夏目漱石『三四郎』(1908年・明治41年)が最も古いそうです。 本校でも読書活動として「朝読書」を実施しています。朝読書は、「本を読んでいるうちに心が落ちつく」「集中力が高まる」「教養を身に付けることができる」など、多くの効果を秘めています。 しかし、読書で身に付くもう一つの効果があります。それは『想像・創造』です。 今、テレビドラマで「下町ロケット」を放映しています。このドラマは、作家、池井戸 潤氏の小説「下町ロケット」をドラマ化したものです。昨年、二学期の始業式で、私が夏休みに読んだ小説として「下町ロケット」を生徒のみなさんに紹介しました。講話の中で、佃製作所の佃社長や社員たちが次から次へと襲いかかる苦難にも負けないで、プライドや気概をもった生き方を最後まで貫き通した姿について話しました。その本をドラマにしてテレビ放映しています。 第一回の放送を見た時に違和感を感じました。あれ?なんかイメージが違うなぁ・・と。自分が本で読んだ時のイメージと、テレビで見た時のイメージが違っていました。 実は、それが読書とテレビや映画などのビジュアル化されたものを視ることの違いなんです。 本は、ストーリーを読み進めていくうちに、登場人物や情景について自分なりのイメージを浮かべます。例えば、同じ下町ロケットを読んでいても、私と他の人が頭に浮かべる「佃社長」の人物像が違うのです。それに、街並みや工場の風景も、人それぞれ違います。 このように本は、私とあなたと同じではない、人それぞれ違う想像・イマジネーションを働かせてくれるのです。皆さん、本を読んでいてワクワクしたことありますよね。それは、自分の想像を十分、働かせている証拠なのです。でも、テレビや映画は違います。描かれている景色も登場人物もすべて目に入ってきます。自分で想像を働かせる必要はありません。登場人物の着ている服の色は、形は、髪型は、顔は、表情は、すべて見えてしまいます。 みなさんは自分で自由に想像するのと、決まった姿や風景を一方的に見せられてしまうのとどちらが良いですか。そして、思考力や想像力を高めるには、どちらが大切なのでしょうか。 本の中は自由です。何の束縛もありません。本の中に入れば、自分で空想し、自分で想像し、自由に物思いに耽ることもできます。ぜひ、みなさんもテレビに釘付けではなく、本の活字を読む楽しさ、習慣を身に付けてほしいと思います。 校長 福山 隆彦 10月 学校朝礼「秋」といえば、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋とか言われますが、それは、この季節が 過ごしやすくいろいろなことに落ち着いて取り組めることを言っているのだと思います。 そこで、皆さんもぜひ、中間考査の近い今、勉強に集中してほしいと思います。 最近、授業中の勉強の様子で気にかかることがあります。それは、背中を丸め座る「猫背」の人が多いことです。教室を見学すると、背筋を伸ばして座っている生徒がいる一方、イスに浅く座り、背もたれにだらりと体重をあずけたり、背中を丸めてノートを書いたり・・・。座り姿勢が乱れている生徒の足は、つま先立ちをしていたり、上履きを脱いだり、足を組んだり・・・・で、床にきちんと足を置いている生徒が少ない。 よく「成績の良い子は、姿勢の良い子が多い」という話を聞きます。実は、姿勢と成績には深い関係があるということです。机とお腹の間ににぎりこぶし一つ入れて、足を地に着け、骨盤を立てた姿勢を保つことが集中力にも関係しているのです。 私たちの脳の重さは、平均1400グラム。とても重いのです。この大変重い頭をいつも支えてくれているのが細い首です。だから首はいつも大変なのです。そして、背筋や腰が曲がった場合、頭の重みで首や肩の筋肉が凝ることで血管が細くなって血流量が減り、脳へ行く酸素やブドウ糖の量が減り、脳の活動が低下してきます。また、背筋や腰が曲がっていると自然に呼吸が浅くなります。なぜかというと胸が圧迫されているからです。逆に腰が伸びることで、呼吸が深くなり、血液循環が正常になり、酸素もブドウ糖も十分体内に行き渡ります。特に胸を圧迫していないので血液循環が良くなり、脳へ行き渡る酸素の量が増え、集中力が向上するのです。腰が伸びていれば疲れにくいのです。ぴんとまっすぐに伸びていると、腰回りに入れる力が小さくて済み、長時間姿勢と集中力を維持することができるからです。授業や家庭学習時は、自分の姿勢を意識して、背筋を伸ばして勉強に取り組んでほしいものです。 校長 福山 隆彦 平成27年度 2学期始業式
おはようございます。
6週間にわたる夏休みが終わりました。いよいよ2学期が始まります。2学期は期間が長いですから、落ち着いて学習するように心がけてください。中弛みすることなく、しっかり頑張りましょう。自分たちの主体性ある取組を期待しています。 さて、今日は、2学期のスタートに際して2点話します。 一つは、「防災意識と行動を」というテーマで話します。 9月1日。何の日か分かりますか。 「防災の日」です。防災の日とは、地震や台風、津波などの災害に対する認識を深めて、日常の備えについて確認する日です。そこで、いくつか確認しましょう。 自分の頭の中で、○、△、×を出してみてください。分からなければ帰ってから確認を。 ○確かめよう、あなたの家の危険物 家具、テレビが倒れないように転倒防止の金具を取り付けたりしていますか。 ○食料、水、医薬品、懐中電灯、ラジオなど避難グッズは用意していますか。 ○広域避難場所はどこでしょうか。(中央大学、首都大学東京) 災害時に家族の連絡方法は。 実は、先生たちも、この夏休みに防災訓練(図上訓練)を行いました。図上訓練とは、様々な状況を想定して、どういう行動が適切かを考える訓練です。あらゆるシチュエーションを想定して準備しておくことは災害の被害を最小限にくい止める、「減災」のためにはとても必要なことです。 みなさんは、登校途中に大地震に遭遇したらどうしますか。あるいは友達と遠くに遊びに行っていて大地震が発生したらどうしますか。学校の昼休みに、校舎の階段付近で大地震に遭遇したらどうしますか。自宅で「緊急地震速報、緊急地震速報!」が鳴ったら、どうしますか。 すぐに「落ちてこない」「倒れてこない」場所に身を置くことです。頭では理解していても、実際に大地震が発生したら、恐怖で足がすくんでしまうかもしれません。 だからこそ、日常の何もない時に、常に「こうなった時は、こうしよう」と頭に描いておくことが必要なのです。「自分の命は自分で守る」ということが大切です。人任せではいけない。一瞬でも自分の命に関わる出来事に際しては、自分の的確な判断が全てです。 来週、9月2日(水)、避難訓練【引き取り訓練】を予定しています。ただ、学校から帰るのではなく、時には上を見ながら、「あの看板が落ちてきたら・・」「あの電線がバチバチして垂れ下がっていたら・・」 とか、想定しながら帰ってください。 二つ目は、「本気で取り組む自分になろう」ということです。 ここで、詩人 相田みつをさんの詩を紹介します。 一つは「本気」 「なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやれば楽しいから本気でやれば つかれないから つかれても つかれが さわやかだから」 もう一つは「エンジン」 「あのねぇ 自分に エンジンをかけるのは 自分自身だからね」 ぜひ、この二つの詩を心のどこかに留めて、これから始まる二学期の生活の糧にしてください。 校長 福山 隆彦 6月 学校朝礼おはようございます。 今日は「自転車」について話をします。 先日、先生はとても怖い思いをしました。ある街の歩道を歩いていた時に、私の身体の 直近スレスレを後方から自転車がものすごい勢いで走っていったのです。 「あっ!」と思った瞬間、その自転車は右に左にクネクネと人を避けながら走っていきました。どうも自転車に乗っている人は、自分の運転がうまいと思っているようでした。 でも、誰の目にも明らかなのは、「うまい」のではなく「乱暴」ということでした。 しかも、もし、人にぶつかったらどうなるか・・そんな簡単なイメージも頭に浮かばないの?と思ってしまいます。 さて、以前、自転車で人にぶつかった大事故を報道していました。 内容は、次のとおりです。 『小学校5年生の少年が、自転車に乗り走っていた時に、歩道で歩いていた女性にぶつかりました。被害に遭った女性は、事故から5年近く経った今でも寝たきりで意識が戻らない状態が続いています。裁判所は、少年の母親に約9500万円という賠償を命じました』 この報道を聞いて、どう思いますか。自転車でぶつかられた女性の人生はどうなるのでしょう。今も意識不明の重体です。 自転車は十分、歩行者にとっては「凶器」になりうる乗り物だと自覚してください。 6月1日 道路交通法が改正されて、自転車の信号無視や歩道での徐行違反の取り締まりが強化されることになりました。 大切なポイントは次のとおりです。 自転車で「危険行為」を3年以内に2回以上検挙された場合、自転車の安全講習を受けなければならないというものです。自転車の危険な行為とは・・・ ○道路の右側を通行するのは× (道路の左側を通行しなくてはならない○) ○原則、車道を走らなくてはならない。やむを得ず歩道を通行する場合は、徐行しなくてはならない。 ○信号無視は× ○一時停止の標識「止まれ」では、一旦止まって足を地面につけなければならない。 ○携帯電話やイヤホンで音楽を聞く等のいわゆる「ながら運転」は×。 ○夜、無灯火での走行は×。 もう、「知らなかった」では済まされません。今一度、自分の自転車の乗り方をしっかり 振り返り、自転車は「凶器」になりうると思って、安全運転を心がけてください。 校長 福山 隆彦 5月 全校朝礼今日からいよいよ体育大会の全体練習が始まります。その関係で、今日は校庭での朝礼です。 今日は『体育大会で大切なこと』について話をします。 体育大会で大切なこと 一つ目。「自分に負けない」ということです。 テニスで世界ランキング4位の錦織(にしこり)選手が次のように話しました。 「あきらめないようになった。勝ちたいという気持ちが強くなった」 「過去のことを振り返ってばかりいたのですが、ふと目の前の目標に集中したら嫌なことは消えていきました。」 「勝てたのは精神的なものがいちばん大きい。今日は最後まで自分でもあきらめなかった。」 このように、自分との闘いに負けない。弱い自分を克服することを目指してほしいと思います。 そのためには具体的な自分の目標をもってください。「持久力をつける」「責任感や協調性をもつ」「我慢強さ」など自分だけの目標です。その目標に向かって、最後までやり遂げてください。 二つ目。「仲間を大切にした体育大会を目指そう」ということです。 「一人はみんなのために みんなは一人のために」という言葉があります。 自分のことよりみんなのことを真っ先に考えよう。みんなのために全力を尽くそう。 そしてみんなは頑張ったその人に温かく優しい言葉をかけよう。 大切なことはレースの勝ち負けや一番二番の点数ではありません。 自分のこと・・どれだけ自分の目標を達成することができたか。 全員のこと・・どれだけ温かいチームワークで団結することができたか。 近隣にお住まいの皆様。本日より体育大会の全体練習が始まります。 騒音等で大変、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 5月30日(土)が体育大会の本番です。ぜひ、お越しいただき、ご参観の上、生徒たちに激励の お言葉をかけていただけますと、大変有り難く存じます。 どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、本番に向かって頑張っていきましょう。 以上で話を終わります。 校長 福山 隆彦 本日から、教育実習生が3名いらしています。一緒に頑張りましょう! 平成27年度 始業式いよいよ平成27年度の幕開けとなりました。 新学期を迎え、気分も一新、進級した新しいクラスでよいスタートを切ってほしいと思います。 2年生は、先月まで1年生でしたね。まだ1年生気分の人はいませんか。 明日は新入生が入ってきます。 つまり2年生の君たちは、先輩となります。そして、2年生は中学校の中堅学年として柱の役目。 生徒会でも委員会でも学校行事でも学校を支えるのだとの高い意識と深い自覚をもって行動してほしいです。 3年生は、「進路の年」ですね。自分の将来の姿はイメージできているでしょうか。まずは「自分を知る」ことが大切です。自分の長所は?短所は?自分の適性は? そして将来はどんな仕事に就きたいか。 そのために、今、何をしなければならないか。そして、自分の力で情報を探し、入手し、自分の意志で 自分の進むべき道を決断する。そういうことが求められている年です。ぜひ、自分に負けないで頑張ってほしいと思います。 平成27年度の始めに当たり、先生から3点、話をします。 一つ目は、「あいさつをしっかりやろう」ということです。 昨年から朝礼等でみなさんのあいさつの素晴らしさについては話していますが、あらためて今年度も 頑張ってほしいと思います。あいさつは、人間関係の基本、社会人の基本です。「元気に 明るく 爽やかに」あいさつをしていきましょう。 なかなかあいさつができない人は、とにかく勇気を出してやってみてください。 二つ目は「自分の心を鍛えよう」ということです。 オリンピックやワールドカップなどの高いレベルのスポーツ大会において、選手たちの勝敗を決する要因の一つはメンタルと言われています。技術的にはそれほど相手と差がないのに、緊張してしまい体がカチコチに硬くなってしまったり、臆病になってしまい思いっきりプレーができなかったり・・・。 私たちの心はとても複雑だし、弱いものです。誰でもそうなのです。だからこそ、自分の心を鍛えるのです。飽きやすい心から我慢強い、粘り強い心へ。臆病な心から勇気ある心へ、チャレンジできる心へ 。人の心の痛みが分からなかった心から思いやりのある優しい心へ。 そのように自分の心を鍛えるということなのです。 自分の弱い心に打ち勝った人は、格段に成長します。人の心の痛みが分かれば自然に優しくなります。 そうすれば良い友達にも恵まれます。我慢強い人になれば、コツコツ努力してきっと偉大な何かを成し遂げることでしょう。チャレンジ精神をもった人は、失敗しながらも挑戦し続け、世の中にはない新たな世界を作り出すかもしれません。 この一年間、ぜひ、自分の弱い心に打ち勝ったと思えること、自分の成長が実感できたということを 目標に頑張ってほしいと思います。 では、今年度、今学期の成長を期待して、話を終わります。 校長 福山 隆彦 |
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