うごくうごく おもちゃ その1「かさぶくろロケット」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() かさぶくろに、空気を入れてとばすおもちゃです。 とっても単純な作りですが、「(空気を入れた後)結べない。」「空気がぬけちゃう。」と、なかなかすぐにはできません。しかし、生活科の学習では困った時こそ、コツを考えたり工夫したりするチャンスです。 先にうまく作れた子供から、「15回くらいねじってから結ぶと、むすびやすいよ。」「(空気が抜けて)ペコペコになっちゃったら、手で押しながら持つと空気がパンパンに戻ってよくとぶよ。」など、アドバイスが。アドバイス通りに作ったり、友達に手伝ってもらったりしながら、なんとか完成です。 途中で穴が開いてしまった子供は、セロハンテープで穴をふさいだり、それだと空気がどうしても抜けてしまうとわかると、穴のところから短くしてミニロケットを作ったりと、いろいろ工夫して作っていました。 遊びだすと「遠くまでとんだ。」「高くとばして天井までとんだ。」「教室の上の窓を通り抜けて遊べた。」などなどたくさんの遊び方が出てきました。中には、服でこすって静電気を発生して壁にくっついたと遊んでいる子供もいました。 次の日には、「もっと〜したい」というテーマで、「もっと遠くまでとばすために、羽を付けたい。」「もっとかっこよくするために、絵を描きたい。」など、さらに工夫を重ねました。 子供たちの予想に反して、飾りをつければつけるほど、重くなってとばなくなってしまったロケットも続出しましたが、それも良い発見・気づきになりました。おもちゃ作りを通して、楽しそうに自然の法則を気付きを見つけていっています。 |