朝顔の間引きをしました。6/8, 9本当に生長の速さに驚かされます。そろそろ、間引きのタイミングです。 本葉の観察をした後、生長のよい2〜3本を残して間引きをしました。 根っこを切らないよう、指で慎重に周りをほります。みんな、こわごわ「根っこが切れちゃった。」「かわいそう。」などと言いながら、間引きをしていました。 間引いた朝顔は、とても弱っているので、また根がつくか分かりませんが、学校のプランターと畑に植え替えました。 「お家に持って帰ってみる。」という子供もいます。 間引きした朝顔も、根がはるといいな。また、お世話の続き頑張ろうね。 (ここからは担任のひとりごと↓) ちなみに、1年生と朝顔を植えるたびに、どうせ間引きをするのなら、最初から種を3粒しか撒かなければ間引きをしなくて済むのに、と思ってしまいます。 間引きをする時、子供たちはどれを残すかどれを間引くか真剣に悩んでいました。間引かなければ栄養が足りず、うまく花が咲きません。説明を聞いて納得した子供たちでしたが、「かわいそう。」「かわいそう。」と言いながら間引きをする声が合唱のように重なる瞬間は、私も辛いです。どの朝顔も大きくなってきれいな花を咲かせて欲しいと、大事に育ててきたのですから。 でも、2年生の授業で、農家の畑見学に行った時、間引きの大切さを痛感しました。農家の方にとって、決まった作付面積に、作物の一定の収穫量を確実にするには、やはり何粒か撒いて、生育のよい株を残すやり方がベストなのです。もし、畑に撒いた種の10分の1でも、芽が出なかったり、生育が悪ければ、その分出荷数は減ってしまいます。 小学校は、ただ花を咲かせるだけでなく、学びの場なんだと、改めて思います。 だから、朝顔の間引きは、学びとして大切なことなんだと自分に言い聞かせています。 でも、やっぱり間引いた朝顔も元気に育って欲しいと、思っている私なのでした。 |